民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

目の包容・・・

2008-11-13 23:04:21 | Weblog
昨夜のうちに朝食を済ませたら小樽の町を散策しょうと約束をし
AM9:00にホテルを後にする。

タクシで何処に行こうかと話していたら運転手さんが小樽に来た
ら鰊御殿の青山家の別邸を見なければ何の価値も無いよと言われ
それではと行って見る、私は小樽に来る機会は何度と無くあり何
時も外観だけは仰ぎ見る事が多かったが、中が見れると言う事が
解らなかった、11年前から拝観で切る様に成ったと言う事である

瓦葺のとても重厚間のある建物で、門の入り口に大きな赤松を植
え、女の主を意味した作りに成っていた、庭もとても手入れの行
き届いており、青山家のお嬢さんの好きな花ボタンを沢山植え冬
囲いをして雪に備える準備をしてあった。
中に入ると今の主の方の写真が額に納まり、建物そのものの歴史
と風格が伝わる造りになっており、とても素晴らしい価値のある
物であり、今のお金にして何十億掛かるか得体の知れないほどの
金額であろう素晴らしい物であった。

玄関の上がり台から漆練の磨かれ方に、常陸宮殿下が「こんな建
物は本州にも無い」とおしゃったと言い伝えられている、本当に
目を見張るばかりである。

書の数々、器の類、建物そのものの梁と言い、彫りと言い、本当
に当時の贅を尽くした建物と価値は優れた技術と歳月の固まりで
お金に糸目をつけない優れた物が、其処にはあった。

良い物を見る機会に恵まれた事に感謝し、北海道が誇れる文化財
に誇りを感じる瞬間でした。

次に祝津にある鰊番屋を見て沢山の番屋で働いたヤン衆の方々の
お陰で、当時の小樽の栄華が解りますが、建物の頑丈さ、一枚も
のの梁の太さ、商談をしに来た仲買さんの控えの間など、本当に
凄い造りだな~~~~と思えるところが沢山である。
建物の中に隠れ部屋があり、色々な事に使われた節がある。

外へ出てみると羅臼にいるような錯覚に襲われた、向かいに国後
のような島が見える、案内してくださった運転手さん「向かいは
石狩湾、石狩ですか??」と尋ねると「そう、アレは石狩湾だよ」
と答えが返ってくる。
此処が高島岬だよね~~~色々沢山研修できた、次は日銀と日本
郵船、どちらも本当に小樽が栄えた時に出来た物で、本当に歴史
が感じられ、日銀にはお金の歴史と一億円の束が置かれていたが
本当にほんの少しの料と重量でしかない、貨幣価値が無いような
思い出見たり持ったり、複雑な気持ちである。

夜は皆さんと一緒に懐石料理の研修に当てた。
ホテルの中で一緒にゆっくり懐石料理に舌包み、前菜から始まり
吸い椀は松茸と甘鯛の土瓶蒸し、御造里、九州産太刀魚の炙り造
里と赤貝の盛り合わせ、等や着物、煮物、進肴、飯物にぎり寿司
止椀、フル-ツ水菓子になっている。とても趣向が良く、美味し
い、茶懐石は良く頂いたまた趣が違い目がとても楽しめ味もとて
も結構でした、皆さんもとても喜び美味しく頂く事がでいました
五十嵐さんの同級生の顔も五十嵐さんの顔も立てることが出来、
本当に良い研修になったことに感謝いたします。