どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

久しぶりの日笠鉱山 松側

2019-10-07 09:22:37 | 鉱物採集 岡山
時間があったので松側歩きに行って来ました。
去年くらいに相方を向側に案内したのが最後の日笠訪問でした。

松側の火薬庫が雨で水没していて、未だに見た事がなかったので期待。

松側は長盛と共有している部分が多いので、ズリをみて判断していくと良い。
と言っても下流域はほとんど長盛の鉱区だ。

碍子や電柱跡がいくつも見られる。
こちら側から電線を向側に引き込んでいたので当然と言えば当然である。


こちらはズリからして日笠の試掘だと思われるが、この様な試掘跡が沢山ある。


こちらが主のズリ広場。そこそこズリの量がある。


主要坑の松2だ。
これが向側まで貫通しているが、水没してダイビングしないと向側にはいけない。
どんどん埋まっているので入れなくなるのも時間の問題の様だ。


こちらは試掘ではなく採掘していたようだ。
芋ヒと言われるのが日笠での採掘対象だ。


この電柱はまだ元気そうだ。


この辺りは桜や竹の真下を掘っていた坑口だが殆ど埋まってしまっている。


今回無事に松側の火薬庫に入る事ができた。
中には基礎があり小屋が建っていた様だ。
部屋が二つあり別々に火薬を置いていたのであろう。


こちらは先ほどの桜竹を掘っていた坑口の上の方だが、坑内は埋まっている。
先ほどの塞がった坑口と縦に繋がっていたのであろう。


この辺りは主要な部分であったため基礎や部品が今でも少しだけ残っている。


また試掘跡だ。
日笠は小さな山なのに頑張って掘ったなぁ。