水抜きした坑口へ戻ってきました。
20センチくらい水を抜いたので、長靴でも入れるようになりました。
外の怪しい遺構群を裏付けるべく、中を見させてもらいましょうかね!
掘り方と坑道の広さは普通ですね。
大きすぎず、小さすぎず、地面には枕木の跡くらい。
電化されており、ハンガーが壁に刺さっていました。
奥まで来ました。
入口まで70mくらいでしょうか、そんなに距離はありませんでした。
風化してボロボロです。
坑道東側は崩落していますが、鉱水の量がすごいです。
崩落の先はまだ続いているかもしれませんね。
こちらが竪坑側のようです。
とりあえずクサイです。
鉄分が染み出した匂いですね。
この木材のカスはなんでしょうか。
機械室かとも思いましたがよくわかりません。
竪坑の正面は斜坑になっていますが、普通に考えるとこれは巻き上げ機のワイヤーを通す為の穴の様に見える。
が、基礎その他の位置が巻き上げ機だとおかしいので詳細は不明。
上の写真は撮るのを忘れましたが、5mくらい上に大穴が開いており、竪坑の下側は写真の様に10mくらい下に繋がっています。
竪坑が居り坑道の下部を採掘していたで間違いはないでしょう。
下部は水没、若しくは崩落しているので詳細は不明。
竪坑の上下ともにコンクリートで補強されているのでこの辺りは間違いなさそうです。
竪坑付近は坑道も拡張されており軌道と施設のためかと思われる。
この坑道の地面には綺麗に溝も掘られていたので、この鉱山は全体的に鉱水の量が多かった事が伺える。
外にも水路があるのはこれで納得だ。
西側の坑道は20mくらいで行き止まり。
全く話にならない。
坑道はこれだけしかないので、本当にこれだけの坑道で外の遺構を動かすほどの採掘をしていたのだろうか?
どっかの鉱山から鉱石を買い処理していたのかもしれない。
この鉱山の裏側にも坑道があるとの情報があったが、それも関係しているのだろうか。
仮に竪坑が稼動していたとしても、坑道内部の施設量からして竪坑の下部に更に数レベルの坑道があるとは思えない。
外の広場のズリの量は相当な物だった。
アーチトンネル上部の広場も相当な物だった。
この鉱山は露天掘りを兼ねていたのではないだろうか・・