美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

カフェ林檎珈琲(津市神戸)

2016-07-26 21:15:00 | グルメ


津市神戸、津スポーツセンターのクラブハウスに併設されている
カフェ「林檎珈琲」です。

私たちの世代にとっては、
ゴルフ練習場の喫茶コーナーだった頃のイメージが強くて、
それが今や女性に大人気のカフェになっていることさえ
信じられない気持ちです。

月刊Simple別冊「三重のおいしい本」などにも紹介されている人気のお店なので、
ランチタイムから午後にかけては女性客で賑わっているだろうと思い、
平日の午前11時に行ってきました。



私が行った日のランチ(林檎ごはん)は、
A チーズドリア 980円
B チーズサンド 850円
C ハンバーグ  890円
の3種類でした。

ランチの内容は、店内にも掲示されていますが、
どの席からも見やすい場所に掲示されていないので、
入店する前に入口の掲示で、ABCのどれにするか
決めておくと良いでしょう。



私が注文したCの
「ポテトサラダとトマトのデミグラスハンバーグ」は、
なんか異様な形になっていますが、
ハンバーグの上にトマトのスライスと
丸く固めたポテトサラダが載っていました。



林檎珈琲
津市神戸203-13 津新町駅から1,202m
TEL・予約 059-273-5922
営業時間 8:30~21:00
*モーニングタイム 8:30〜10:30
*ランチタイム 11:00〜14:00
*カフェタイム 14:00〜
*夜カフェタイム 17:00〜21:00
定休日 月曜日(祝日の場合は営業)
席数 34席 (テーブル26席、ソファー8席)

カフェ・喫茶店(三重)過去記事リスト

林檎珈琲(津スポーツセンター)付近のお店
 ↓


アル・テスト
津市神納48-1
TEL 059-224-3522



Chez-K'2 (シェケイツ)
津市神納50-9
TEL 059-224-6622

カフェダイニング・ルート(津新町)
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京都編5/法輪寺(通称:だるま寺)

2016-07-26 17:15:56 | 日記


京都編4/赤門の竹林寺(下立売通)の続きです。

下立売通を挟んで「赤門の竹林寺」の向かいにあるのが
「だるま寺」として知られる、法輪寺です。

法輪寺(達磨寺)
京都市上京区下立売通御前西入
【電話番号】075-841-7878
1727年(享保12)万海が創建。臨済宗妙心寺派。
達磨(だるま)堂に三国随一という起き上がりだるまを中心に
全国から集まった千変万化のだるまが並ぶ。キネマ殿には日本の映画関係者800人を祀る。
衆聖堂2階には英霊殿があり、太平洋戦争の戦没者、特に南太平洋方面で戦没した英霊を祀る


(本堂に続く石畳)

受付で拝観料300円を納め、
境内で拝観方法の説明を受けました。

本堂、達磨堂、衆聖堂へは自由に入って良いとのことでした。



全国から集まっただるまが並ぶ、達磨堂。



上)衆聖堂1階
下)戦没者の位牌が並ぶ衆聖堂の2階



本堂の庭、
小さいながら、よく手入れされています。

一応、拝観料を納めたものだから、見学コースを見て回りましたが、
私の目的はほかにありました。

このお寺を建てたのは、
京都室町で両替商を営んでいた荒木光品宗禎という商人、
お寺の数が多い京都にあっても
商人が建立したお寺というのは非常に珍しいことだそうです。

荒木光品、実は津市安濃町と関係の深い人物です。

阿由多神社・安濃城跡(安濃町安濃)

安濃町の阿由多神社所蔵の「大般若経600巻」は、津市指定有形文化財、
細野氏の子孫で、京都の豪商・荒木光品が、江戸時代の享保20年(1735)に故郷の神社に奉納したもの、
と神社に由来が伝わっています。

荒木光品宗禎は、京都室町で両替商「伊勢屋」を営み、
いわゆる「豪商」だったようです。
しかし、この京都の荒木氏が本当に津市の安濃出身なのか、
また細野藤敦の子孫であったのか、
そのことを調べに三重県からやってきたのです。

「こちらのお寺を創建された、荒木光品のことを教えていただきたいのですが」
と、受付の女性に尋ねてみました。



「荒木さんのことは、もちろん知っていますとも、
 荒木家は代々、この法輪寺の檀家総代ですから、
 そろそろお墓参りにも来られる頃ですし」
「えっ?荒木家のお墓があるのですか?」

ということで案内されたのが、達磨堂に隣接する墓地です。
そう広くはありません、バレーボールのコート1面分くらいです。

しかし、受付の女性が指差したのは
「ここから奥のお墓全部が荒木家のお墓ですよ」
とのこと。
墓地の4分の1が、室町の両替商だった頃からの
荒木一族のお墓だったのです。



俗名が彫られている墓石もありました。
左が「荒木光包」、右が「荒木右京」、
荒木光品宗禎の子孫と思われます。

また「勢州」と彫られた墓石もありました。
これは荒木一族が伊勢国出身であることを証明するものです。



2列の墓石群の最奥部にあったのが
こちらの宝篋印塔です。
これがおそらく荒木光品宗禎のお墓なのでしょう。

石の扉には家紋が刻まれていましたが、
それは長野工藤氏の家紋(丸に二引両)ではありませんでした。
もし、家紋まで一致するなら、
荒木氏は細野藤敦の子孫であったと確信したところでしたが、
そう簡単ではなかったようです。

現時点での私の推理として、
1.法輪寺を建立した荒木光品と、安濃へ大般若経を奉納したのは同一人物である。
2.少なくとも江戸時代の300年間、荒木一族は京都にいた。
 (現在は大阪府富田林市在住であるとのこと)
3.荒木氏は細野藤敦の子孫ではなく、忠実な家臣だったのではないか。
  藤敦が安濃城にいた頃に家臣となり、出身地の荒木村に因んで荒木姓としたのではないか。
4.関ヶ原の戦の後、藤敦が領地没収の処分を受けたので、
  家臣達には、他家に仕えるなり、故郷に戻るなり勧めたところ、
  荒木氏の祖先は、京都で商人となるべき道を選んだのではないか。
ということが言えると思います。

京都編6/妙心寺(前編)へ続く。
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京都編4/赤門の竹林寺(下立売通)

2016-07-26 15:15:00 | 日記


京都編3/細井模型店(JR円町駅)の続きです。

西大路から、下立売通を東に向かって歩きました。

この辺りは落ち着いた住宅街で、
たまに商店があったりしますが、
観光客も殆ど来ないようなエリアです。



天神川と新下立売橋、
京都市内を流れるのは鴨川や堀川だけでなく
このような小さな川もあります。



新下立売橋を東に渡ると、
赤く塗られた門が良く目立つお寺があります。
竹林寺です。
正式名は「五台山 法泉院 竹林寺」、
京都には同名の「竹林寺」が多数あるので、
こちらは「赤門の竹林寺」と呼ばれています。

赤門の竹林寺
浄土宗西山禅林寺派・永観堂の末寺。
但馬の生野の変(1863年・文久3年)で捕らえられ処刑された福岡脱藩・平野国臣や
三条小橋の池田屋騒動(1864年・元治元年)で新撰組に捕えられた古高俊太郎ほか、
勤皇志士37人の墓がある。

京都市上京区下立売通御前西入行衛町455
【電話番号】075-811-2589



捕らえられた平野の身柄は、
京都所司代が管理する山科の六角獄舎に預けられていましたが、
1864年、禁門の変の際に生じた火災を口実に、
平野らは裁判を行うことなく、獄舎内で殺害されたのです。

討幕運動が各地で発生し、
火消しに躍起となっていた幕府にとって、
謀反人の裁判など重要ではなかったのかもしれませんが、
近くで火災が起きたから牢内の罪人はすべて殺せ、
とは恐ろしい話です、

同じく殺害された志士の中には、
大和天誅組騒動で藤堂藩が捕縛した安積五郎ほかの志士も含まれています。

大和天誅組騒動と津藩撒兵隊(後編)

この措置によって、
藤堂藩の幕府への信頼も揺らぐこととなり、
後の「山崎砲台での藤堂藩の裏切り」に繋がった、という意見もあります。

京都編5/法輪寺(通称:だるま寺)へ続く。
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京都編3/細井模型店(JR円町駅)

2016-07-26 14:15:51 | 日記


京都編2/JR山陰本線で右京区への続きです。

西ノ京円町の交差点から、西大路通りを北へ220m、
大通り沿いにあります、細井模型店です。

今回、京都を歩き回って、唯一出会った模型店です。

細井模型店
京都市中京区西ノ京中保町52
電話番号075-461-7945



建物の外側には屋号や模型店であるとの表示はありませんでしたが、
通りに向けて展示された「色褪せたプラモデル」が、
ここが模型店だと主張しています。

店内の南半分がプラモデル、
北半分がモデルガンと鉄道モノのスペースとなっていました。

ここまで古びたお店だと、
貴重な絶版品が埋もれているかも、と期待したのですが、
タミヤの少々古い戦車が何点かあっただけで
特に貴重なものはありませんでした。



西ノ京円町の交差点から、丸太町通りを東へ30m、
大通り沿いにあります食堂「cook 和楽」です。

お昼の定食が安くて美味しそうだったので、
円町駅周辺でお昼を食べるならここ、とリストアップしていたのですが、
思ったよりも早く到着してしまったので、
今回は見送りました。

cook 和楽 (クック わらく)
京都市中京区西ノ京円町24-3
TEL 075-465-9800
営業時間
昼:11:30~14:00
夜:17:00~20:00(L.O20:00)
定休日 木曜日


(下立売通り)

上の細井模型店から西大路通りを南に戻り、
下立売通りを東に入りました。
通りの入口に田中整形外科があります。

京都編4/赤門の竹林寺(下立売通)へ続く。
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京都編2/JR山陰本線で右京区へ

2016-07-26 12:15:44 | 日記

(京都駅八条口)

京都編1/三重交通の高速バスで京都へ(関ドライブイン)の続きです。

午前9時20分、高速バスで京都駅に到着しました。



乗車券を購入して、駅構内に入り、
山陰本線のホームまで歩きました。

八条口から、山陰本線のホームまではかなりの距離があります。



山陰本線のホームには、普通列車が停まっていました。

山陰本線は京都駅が始発で、
嵐山・亀岡・丹波・城崎温泉を経て
日本海沿いに走って山口県下関に至ります。
車内には、嵐山・嵯峨野へ行くと見られる観光客が
多数乗っていました。


(円町駅のホーム)

今回は、京都駅から3つ目の円町駅まで乗車しました。
以前に京都に来た時に、
地下鉄や京福電鉄を利用したことはありましたが、
JRで京都市内を移動するのは初めてです。



午前9時50分、
円町(えんまち)駅に到着しました。
乗車賃は190円でした。

JR駅前ということで、
もっと地味な駅前を想像していたのですが、
ご覧のように、とても垢抜けていました。

京都編3/細井模型店(JR円町駅)に続く。
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