いなべ市北勢町阿下喜、
阿下喜駅前から、商店街のある坂道を400ｍほど
登ったところにあります、
北勢地区で話題の古民家カフェ「上木食堂」です。
「上木（あげき）」は、
「阿下喜」の昔の表記だとのことです。
注「上木食堂」は、いなべ市北勢町阿下喜788に移転し、
名称も「新上木食堂」になりました。
上木食堂
いなべ市北勢町阿下喜2057
阿下喜駅から439m
TEL 0594-82-6058
営業時間
［ランチ］11:30〜15:30（L.O.14:30）
［居酒屋］17:30〜22:00
定休日 水曜日・木曜日
駐車場 有
オープン 2016年11月5日
阿下喜駅から続く、
商店や金融機関が並ぶメイン通りに
お店の駐車場があります。
駐車場に立っているお店の看板は小さいので
見落とさないよう注意してください。
駐車場の西、メイン通りよりやや狭い通りに
お店があります。
普通の民家よりも大きめの庇があることから、
建物は、昔からの商家だったことが分かります。
店内は、建物をほとんど改造せずに使っているようです。
上を見上げると、天井板を取り払って、
空間を広くしてあるほか、
耐震補強もしてあるのが分かります。
フロアの一画を、厨房として囲んであるほかは、
古民家の雰囲気を上手に残してあります。
客席は、カウンター席が６席、
４人用のソファ席が１、
小上がりの板間に、４人用テーブルと
３人用テーブルが各１で、
およそ６組ほどの客で満席になります。
私らが着いた時にはすでに満席で、
さらに２組待ちでした。
しかも、日替わりランチは品切れ寸前だとのこと、
お昼は別のところで食べてきたので、
カフェ利用です、待つのは全然構いません、
と３組目で待たせていただきました。
順番が来て案内されたのが、
西の窓際の丸テーブル席でした。
窓からは、縁側と裏庭が見え、
遠くには冠雪の藤原岳が見えました。
この風景を見て
また夏に来て、この縁側の景色を見てみたいと思いました。
ランチメニューは、紙に書かれたものを示されますが、
グランドメニューは、壁に掲示されています。
壁のメニューの上部には、
食材を提供されている、
地元の農園さんの名前が並んでいます。
この経緯については、雑誌「凪」で紹介されていたので
ここでは書きませんが、
地域の活性化のためにと、地元の農園さんが
選び抜いた食材を提供されていることが分かります。
「ゆうき農園のキャロットケーキ」450円も
藤原町のゆうき農園さんのニンジンを使用しています。
（わざわざ書かなくても、そのままの名称ですが）
私がホットコーヒーを、
連れが「自家製シロップ（ジンジャーのお湯割り）」を
頂きました。
ケーキと合わせて、1,380円でした。
カップの裏には「上木」のロゴが入っていました。
こんなところもオシャレです。
この日は土曜日だったこともあり、
客層は様々で、ファミリー客や、
若い女性の２人組、中年のご夫婦などでした。
ご夫婦のお客は、
きっと奥様が旦那様に、休みの日に連れてって、と
頼まれたのだろうと推察しますが、
ご夫婦でも友達どうしでも、
旅行に来たみたいな気分になれることでしょう。
三岐鉄道北勢線 阿下喜駅（いなべ市北勢町阿下喜）
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