
(大聖寺の塀が続く路地)
京都編14/室町通り
の続きです。
室町から東に向かい、相国寺を訪ねようとしています。
今出川に出ると遠回りになるので、
大聖寺南の路地を、同志社大に向かって歩きました。
上の画像の奥に見えているのが同志社大です。

横断歩道を渡ると同志社大の広いキャンパスです。
この道路は烏丸通りで、地下鉄が走っています。

土曜日ということで、学生の数も少なめだったので
このままキャンパスを横断させてもらうことにしました。

クラーク記念館です。
同志社大学を代表する建物で、
大学のパンフレットには必ずこの塔の写真が載っています。
この建物の北側から
相国寺南門へ抜けられる路地があります。

上のクラーク記念館の前で見つけました、
牛の石像と「大日如来」の石碑です。
「大日如来」は、本来は真言宗の中心的な仏様です。
真言宗では、日輪(にちりん・太陽のこと)が仏となったのが大日如来であり、
大日如来信仰とは、宇宙や自然を崇拝するものでありましたが、
民衆に信仰が広まるにつれて、
「力の強い仏様=疫病退治の仏様」というものになり、
農作業用に飼育している牛馬の健康を願うものになっていったようです。
ということで、
この石碑も江戸時代にこの周囲が田畑だった頃の遺跡と思われますが、
いかに優秀な同志社大生でも、
「何でこんなところに牛がおるんやろ、
昔はうちの大学にも畜産学部があったのかも」
と思っている学生が多いのでは。
京都編16/相国寺~長野工藤氏ゆかりのお寺へ続く。
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