ソースは、東スポWeb。
新日本プロレス5月3日の
福岡国際センター大会でV4戦に臨む
IWGPインターコンチネンタル王者
中邑真輔(35)が22日、
挑戦者の後藤洋央紀(35)を酷評した。
「リセット」と位置付ける同戦を前に、
中邑の胸に去来するのは
後藤が保持していた3年前の
IC王座の姿。
「透明人間」「ベルトは荷が重い」と
どこまでも挑戦者をやゆする
中邑の真意とは――。
春の「NEW JAPAN CUP」後に
後藤との因縁が再燃した中邑は、
福岡決戦でV4戦に臨む。
2012年7月に初めて
同王座を獲得した相手との防衛戦を
「テーマとしてはひとつ、
リセットなのかもしれないね。
ICのカードも全て切って
(挑戦者が)1周も2周もしてきた。
最初で最初だから、後藤が」と
位置付けた。
自分から王座戦線に
引き込んだにもかかわらず、
後藤に関する評価は辛辣だ。
「透明人間」という表現で
存在感が薄いと罵倒し
「ベルトうんぬんは荷が重いでしょ?」と
不敵な笑みを浮かべる。
ただでさえ中邑には、
IC王座の価値を飛躍的に向上させた
強烈な自負がある。
それを証明するためには
今回の福岡決戦はもってこいの舞台だ。
くしくもちょうど3年前の
12年5月福岡大会で、
当時IC王者だった後藤が
IWGP王者のオカダ・カズチカに
挑戦し敗北。
過去1度だけ実現した「王者対決」で
黒星をつけられている。
「その時は(IC王座に)
興味なかったけどね。
要はあってもなくても、
どっちでもいいもんだったってことでしょ?」と
振り返る中邑からすれば、
自身がその2か月後に王者となり
独自路線を築かなければ、
今ごろIC王座は存在意義を
失っていたかもしれないと思えるという。
「透明人間じゃ、ベルトに色もつかない。
あってもなくてもよかったものが、
今は違うんだ。
その価値に挑戦できるだけでも
ありがたいと思ってほしいね」と
後藤を挑発した。
この日の島根大会では
メーンの6人タッグで後藤と激突し、
好調をアピール。
執拗なまでの罵詈(ばり)雑言は、
後藤にだけは
負けるわけにいかないという裏返しだ。
6年連続で開催されていた
IWGP戦に代わって
IC戦がメーンに据えられた今年の
「レスリングどんたく」で、
ICの絶対王者・中邑の
3年間が試される。
辛らつな発言も
中邑なりの後藤への檄なのでしょう。
少なくとも私にはそう聞こえます。
インターコンチの価値を
今のレベルにまで高めたのが
中邑であるならば
彼のインターコンチを受け継ぐべき
適任者は誰なのか?
私はそれは
後藤ではないかと思っています。
もちろん、今の後藤に
中邑の代わりを務めるのは
荷が重いことでしょう。
この一戦を通じて
レスラーとしても人間としても
成長を遂げてくればと
秘かに期待しています。
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