5日の朝は雲一つない青空が広がっていた。
広野のホテルを出発してから5・6分で、国道6号線沿いの道の駅ならはに到着した。
大震災以降営業は停止され、臨時のならは警察署として使われていた。半年ほど前に6号線が通れるようになってからも、観光客は皆無に等しいため再開できない様だった。いわきから南相馬方面に行く人は6号線ではなく、常磐道を通るらしい。
6号線は、一時帰宅の地元住民や、東京電力関係者、原発関連作業員、各種の営業部員、道路工事業者などが利用しているらしい。
↑ 放射線の線量計 0.088μCv(マイクロシーベルト)
ふくしま浜街道・桜プロジェクトの事務局が、ひっそりと道の駅の南側にあった。訪れている人は誰もいなく、ドアを開けにくい雰囲気だったが思い切って入ってみた。
学校の教室を一回り大きくしたようなところに、事務スペースや展示スペース、土産物 を置くテーブルがあった。
事務員が一人で留守番をしていたが、すぐ近くにあるJビレッジの事などを話してくれた。
サッカー日本代表の
足と手のレリーフ →
FW 岡崎慎司
MF 遠藤保仁
GK 川島永嗣
↑ 安倍総理夫人と小泉進次郎衆議院議員の色紙 ↑
現在閉鎖中の道の駅ならはを出て、国道6号線を10分以上進んだあたりから、帰還困難区域に入った。道路脇の民家の前には物々しいバリケードが設置されていた。一部通ることの出来る左右の道路には、警察官や警備員が検問をしていた。
福島第一原子力発電所から3km弱の所を6号線が通っているため、放射線のレベルが高く帰還困難区域は自動車しか通れないようになっていた。高速道路は6km位と離れているので、大型バイクは通過できるそうである。
人影のない廃墟の様な商店街のど真ん中を車で走るのには、とても違和感を覚えた。4年8ヶ月前から時間が止まってしまっている様な感じだった。
南相馬市の小高区に入り、ようやく物々しい雰囲気が無くなった。
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