ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

ありがたいところ

2024-11-11 14:15:00 | いい感じ

4月の宮島。

大聖院の境内を散策中です。

観音堂を参拝した後は、その隣にある魔尼殿へとお邪魔致します。

「まにでん」と読めばいいのでしょうか。

ほら、結構高さのある格好のいい建物がありましたよね。

傘もさしているし、木々が密集しているので建物の外観もよく見ず、下ばかり見て参拝してしまいました。

石段の中央にあるカラカラっと回るもの。

魔尼車って呼ばれ、1回まわせば般若心経一巻を読んだ功徳が得られるシロモノ。

他には転経機って呼び方もあるそうです。

それはありがたい。

ワタクシも続きます。

魔尼殿内陣は、弥山三鬼大権現を祀る本坊御祈祷所。

毎日ご祈祷を勤められているありがたい場所。

ずっと石段続きで疲れていますからね。

雨宿りにもちょうど良かったです。

魔尼殿菩提所には阿弥陀仏千体を安置…。

雨降りで傘を持ち、いちいち靴を脱ぐのも面倒かなと。

肝心なところを見ずに進んでしまいます。

大聖院のサイトで礼拝作法の説明がありました。

合掌して祈願し一礼、胸の前で合唱し一礼。

お願いごとはお祈りした時に。

魔尼殿に祀る三鬼権現様は神さま、ここでは二拝二拍手一拝。

山門から出るときも合掌して本堂に一礼。

三鬼権現の読みは「さんきごんげん」。

大きな天狗さまの石像はどこで見掛けたのでしたかね。

いろいろとあり過ぎて頭の中が混乱します。

もう半年以上も前のことだし。

でも、魔尼殿の石段を降りきったとこら辺りだったような記憶。

金ピカの仏さまが横たわっておられるのは「釈迦涅槃堂」。

釈迦如来と十六羅漢をお祀りしています。

ふぅ…、さらに高いところまで上がって来ました。

今度は遍照窟。

「へんじょうくつ」と読みます。

大聖院の大師堂の地下にある人工洞窟。

奉納者の名前が刻まれた数百個の銅製ランタンが、天井の全てを覆い、それが発する温かな淡い光が何とも言えず、見入ってしまいます。

ここは、四国八十八か所の本尊が安置されたお砂踏み道場になっているの。

その巡拝は、四国八十八ヶ所の砂が埋められているプレートを踏みながら、八十八体の本尊の前に立ち参拝。

その上を歩いて行くと、四国を遍路したのと同じ功徳があるといわれているとか。

ありがたいです。

四国も近いうちにお邪魔しますけどね。

いいことを体の中にたっぷりと詰め込んで帰りたいと思います。


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