4月の宮島。
大聖院の境内を散策中です。
観音堂を参拝した後は、その隣にある魔尼殿へとお邪魔致します。
「まにでん」と読めばいいのでしょうか。
ほら、結構高さのある格好のいい建物がありましたよね。
傘もさしているし、木々が密集しているので建物の外観もよく見ず、下ばかり見て参拝してしまいました。
石段の中央にあるカラカラっと回るもの。
魔尼車って呼ばれ、1回まわせば般若心経一巻を読んだ功徳が得られるシロモノ。
他には転経機って呼び方もあるそうです。
それはありがたい。
ワタクシも続きます。
魔尼殿内陣は、弥山三鬼大権現を祀る本坊御祈祷所。
毎日ご祈祷を勤められているありがたい場所。
ずっと石段続きで疲れていますからね。
雨宿りにもちょうど良かったです。
魔尼殿菩提所には阿弥陀仏千体を安置…。
雨降りで傘を持ち、いちいち靴を脱ぐのも面倒かなと。
肝心なところを見ずに進んでしまいます。
大聖院のサイトで礼拝作法の説明がありました。
合掌して祈願し一礼、胸の前で合唱し一礼。
お願いごとはお祈りした時に。
魔尼殿に祀る三鬼権現様は神さま、ここでは二拝二拍手一拝。
山門から出るときも合掌して本堂に一礼。
三鬼権現の読みは「さんきごんげん」。
大きな天狗さまの石像はどこで見掛けたのでしたかね。
いろいろとあり過ぎて頭の中が混乱します。
もう半年以上も前のことだし。
でも、魔尼殿の石段を降りきったとこら辺りだったような記憶。
金ピカの仏さまが横たわっておられるのは「釈迦涅槃堂」。
釈迦如来と十六羅漢をお祀りしています。
ふぅ…、さらに高いところまで上がって来ました。
今度は遍照窟。
「へんじょうくつ」と読みます。
大聖院の大師堂の地下にある人工洞窟。
奉納者の名前が刻まれた数百個の銅製ランタンが、天井の全てを覆い、それが発する温かな淡い光が何とも言えず、見入ってしまいます。
ここは、四国八十八か所の本尊が安置されたお砂踏み道場になっているの。
その巡拝は、四国八十八ヶ所の砂が埋められているプレートを踏みながら、八十八体の本尊の前に立ち参拝。
その上を歩いて行くと、四国を遍路したのと同じ功徳があるといわれているとか。
ありがたいです。
四国も近いうちにお邪魔しますけどね。
いいことを体の中にたっぷりと詰め込んで帰りたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます