ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

カジカで

2025-01-25 14:42:00 | いい感じ

北の食として「カジカ」が紹介された記事が掲載されたのは日曜のこと。

それも増毛のカジカでした。

調べると、食用とされるのはトゲカジカ、ケムシカジカ、ギスカジカ、ニジカジカの4種のようだけど、北海道内でカジカと言えば、トゲカジカとケムシカジカになりますかね。

トゲカジカの産卵期は12〜2月。

身だけでなく、卵も美味しく食べることが出来るし、肝臓は甘みもあって飛び切り美味いところ

我が家は専ら鍋ですが、他に唐揚げや煮物でも美味さを楽しめます。捨てるところが無いのはアンコウにも似ていますかね。

別名は、オキカジカ、マカジカ、モカジカ、ヤリカジカなど。

そして道内のもう1種類は、ケムシカジカ。

どうもそんな名前は聞き慣れない増毛人です。

体長は35〜40cmほどで、細いトゲがあったりして、見た目があまり美しくないことから付けられた名前とか。

当別カジカとも呼ばれているそうな。

トゲカジカに比べると小さいけど、鍋や味噌汁の具として人気。

産卵時期は晩秋から冬で、そのコッコも醤油漬けにされます。

イクラに比べひと回り小さく、皮はかたくて弾力が強くプチプチの食感。

食感はトビッコを大きくしたイメージとか。

粒の大きな方が、ケムシカジカのコって覚えていいのかなぁ。

記事に登場するのは、増毛の漁師、漁協、役場、遠藤水産、そして増毛出身の三國シェフ。

ゴツゴツの骨、外観もそうだから調理の難しい魚。

でもね、それだからこそ美味さもたっぷり。

地酒と合うんです。

鍋、味噌汁、煮付け、唐揚げ、ともあえ、飯寿司、コッコの醤油漬け。

鮮度が良ければ刺身もあるようだけど…。

カジカ尽くしの会。

まだ発起人も集めていないけど、國稀好きで一杯ですな。

アルコールに弱いクセにそんなことばかり考えるのでございます。


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