北の食として「カジカ」が紹介された記事が掲載されたのは日曜のこと。
それも増毛のカジカでした。
調べると、食用とされるのはトゲカジカ、ケムシカジカ、ギスカジカ、ニジカジカの4種のようだけど、北海道内でカジカと言えば、トゲカジカとケムシカジカになりますかね。
トゲカジカの産卵期は12〜2月。
身だけでなく、卵も美味しく食べることが出来るし、肝臓は甘みもあって飛び切り美味いところ。
我が家は専ら鍋ですが、他に唐揚げや煮物でも美味さを楽しめます。捨てるところが無いのはアンコウにも似ていますかね。
別名は、オキカジカ、マカジカ、モカジカ、ヤリカジカなど。
そして道内のもう1種類は、ケムシカジカ。
どうもそんな名前は聞き慣れない増毛人です。
体長は35〜40cmほどで、細いトゲがあったりして、見た目があまり美しくないことから付けられた名前とか。
当別カジカとも呼ばれているそうな。
トゲカジカに比べると小さいけど、鍋や味噌汁の具として人気。
産卵時期は晩秋から冬で、そのコッコも醤油漬けにされます。
イクラに比べひと回り小さく、皮はかたくて弾力が強くプチプチの食感。
食感はトビッコを大きくしたイメージとか。
粒の大きな方が、ケムシカジカのコって覚えていいのかなぁ。
記事に登場するのは、増毛の漁師、漁協、役場、遠藤水産、そして増毛出身の三國シェフ。
ゴツゴツの骨、外観もそうだから調理の難しい魚。
でもね、それだからこそ美味さもたっぷり。
地酒と合うんです。
鍋、味噌汁、煮付け、唐揚げ、ともあえ、飯寿司、コッコの醤油漬け。
鮮度が良ければ刺身もあるようだけど…。
カジカ尽くしの会。
まだ発起人も集めていないけど、國稀好きで一杯ですな。
アルコールに弱いクセにそんなことばかり考えるのでございます。
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