三ヶ根山秋色フェスティバル2010 アサギマダラ・マーキング大会
AM10:00~AM12:00(受付AM9:30分~)
☆持ち物:捕虫網 油性名前ペン プラスチック定規 筆記用具MEMO:アサギマダラ:(浅葱斑)【学名scientific name:Parantica sita】チョウ目・タテハチョウ科・マダラチョウ亜科。
あまりはばたかずにふわふわと優雅に飛ぶ。移動性が強く、マーキング調査では数百キロも離れた場所で発見されたりする。今、三ヶ根山にいるアサギマダラは南方へ移動中であり、毎年10月10日前後が北の高地からの通過地点となり、9月下旬から11月上旬まで見ることができる。暑さのせいか今年は少し遅れている。
もし今日私がマーキングした蝶が、南方の九州?沖縄?台湾?なんかで発見されて連絡がはいったら、とても感激ですね!
白いタオルを振り回しながら(蝶が仲間と思いよってくる。)山道を、愛知アサギマダラの会の会員の方に案内していただきます。
一頭めを捕獲(オス)。2歳の時からこの会に参加している小学校4年生のさとちゃんが、羽に書くマークの記入法を教えてくれます。
「ハズ、10・10、KTF1」と記入、そしてリリース。南下した地域で捕獲された場合、この記入を元に電話連絡が入ります。
同じグループの子供達も捕獲。ゆるやかにフワフワと飛んでいるので、案外簡単に捕まえることができます。
前もって決められた“場所・日付・イニシャル・捕獲番号”を油性ペンで記入してから、リリースを繰り返します。さとちゃんの弟のあきら君もお手伝いをしています。
この蝶はすでに10月6日に一度捕獲されているから、そのままにして。
2頭目捕獲。メスです。さとちゃんはすぐメスであることが分かりました。スゴイ!
羽を広げるとこんな感じです。まだら模様がきれいです。
リリース
イベント会場へ戻ったらトン汁の接待が待っていました。結局この日の捕獲は3頭で、一頭はすでに記入済みでしたので、すぐにリリースをして、1頭ずつ雄と雌に決められたデーターを記しました。
三ヶ根山スカイライン山頂
三河湾
とても良いお天気でしたので、遠くに渥美半島の風力発電の風車が、はっきりと見えていました。
おみやげに戴いたフジバカマの苗。 蝶が好むヒヨドリ花。 同じくアザミの花。
「愛知アサギマダラの会」の皆さん、そして素敵なファミリー、ありがとうございました。大会は幡豆町と町観光協会が国連地球生きもの会議(COP10)のパートナーシップ事業で開いた秋色フェスティバルの一環。 LINK:三ヶ根山秋色フェスティバル2010/アサギマダラマーキング大会
LINK:ヒヨドリバナ:花の蜜が持っている、ピロリヂディンアルカロイドと言われる成分が、 マダラチョウの生育に必要な成分を含有している為、競って集まってくるようです。