設楽町のハナモモ500本
(標高450m)
国が計画する設楽ダムの完成で水没する設楽町で、ハナモモが満開であると聞き170km をドライブしてきました。
日本は核によるエネルギーについて考え直してみる真っただ中にいます。新知事が設楽町のダム建設について住民たちと話し合いの場をもうけてたそうですが、明らかに3月11日以来、日本人だけでなく世界中の人々のエネルギーに対する気持ちに変化がみられるように思います。
コントロール不能になった怪物を作ってしまった人間たちの思い上がりと、それを当り前のように享受している私達がいる。
ハナモモは50年ほど前からこの地の人が植え続けて、少しづつ増やし、整備してきたそうです。こんなにきれいに咲いているハナモモが、ダム建設で沈んでしまうかと思うととても悲しい気持ちになります。
この地に住んで、まだ移住していない人達にとってのその寂しさには計り知れないものがあります。役所前にある清流に沿った道路が一本だけ通る静かな山間の村でした。
現在設楽ダムは、国のダム事業見直しをうけて検証中。
ブログを一新されて、読みたくなるトップのページになりましたね。猫のじゃれているしぐさがいい。