ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

電話のハードルの高さ

2016-06-23 11:23:20 | 家庭生活
友達の娘さんの話です。

大学生になったらバイトを始める予定だったらしいのですが、
その気はあるのに、なかなか応募できないようで、友達がいつも嘆いていました。

これまで学校でも家庭でも、特に問題が起きず、友達にも恵まれている娘さん。
「この子はこの先も大丈夫だと思う。心配していないの」とよく言っていました。

それなのに、こんなに、バイトの一歩がなかなか踏み出せないとはね。
私もちょっと意外でした。

最初の一歩ってハードルが高いもんなんですね。
娘さんがそうなら、ケン太なんて尚更だわ・・・と思ったりもしました。


先日、友達と話したのですが、

やっとバイトに応募することができたとのこと。

それも、しびれを切らした友達が、候補にあがっていたバイトのネット応募のページを開き、
「ボタン押すよ」と迫ったらしいです。

すると「自分でやるから」と娘さん自ら応募したらしいです。

なかなか強引な策です

でも、バイトを拒否している娘さんにそれをやると、親子の信頼関係に関わるけど、
バイトしたがっていたわけだしね。

最初に背中を押してあげることにより、その後はなんなく自分で応募できるようになるのなら
まあ、いいのかなと思います。

ただ、娘さんがバイトしたいと言っているのも、本当に本人が望んでいることなのか
親が望んでいるので、その圧力を感じ「やる」と言っていたのか
ちょっと気になりましたけどね

そうだとしても、バイトをするのは、本人の経験になり成長もできるわけで、
背中を押してもらってよかった・・に代わる可能性の方が大きいんじゃないかなと思います。

まあ、ケン太に同じ方法は絶対にとれませんけどね
「いい!」って反発くらいます。


今回のバイトのこと。
ネット応募もできることがわかったので、ネット応募したからよかったけど、
自分で電話するということのハードルの高さを感じたそうです。

これはケン太にも感じたことです。

今の子ども達が電話を使うとしたら、自分の携帯で直に友達と話すだけだろうしね。


私が小学校低学年の時は、まだ固定電話さえ完全に普及していなくて(何歳?
友達と遊ぶ時は、友達の家に直接行って、出てきたお母さんに
「○○ちゃん、いますか?」と訊ねないと遊べませんでした。

我が家に電話をひいたのは、小学校3年生くらいだったと思います。
それでも電話代が高いし、友達同士で電話で話すなんてことはなかったです。

中学に入ると、友達同士電話で話すことも多かったですが、
友達と電話をする時は「○○ちゃん、お願いします」と友達の親に取り次ぎをお願いしたものでした。

今なんて、電話は取次の必要はなく、直で友達と話せるし、
我が家に遊びに来る友達も、玄関前に到着したらピンポンするわけじゃなくて
スマホでケン太に連絡を入れて、ケン太が出迎えるという

今は知らない場所でもスマホのナビで誰にも聞かなくても無事にたどり着くことができるしね。
よく昔は人に道を訊ねられたけど、今はまったくないかも。

その他のことでも、なんでもネット検索すればわかるわけで
「誰かに聞かなきゃ」ではなく「調べよう」という発想になってきている。

申し込みもネットでできることがほとんどだし
以前は出向かなくてはいけなかったことが、ネットで完了できる。

いろんなことが便利になったのはいいけど、
その分、コミュニケーション能力が育ちにくい時代なのかなと思います。

電話することも凄く勇気が必要なことになっているのでしょうね。

それは仕方がないけど、
最近、LINEで「バイト辞めます」っていう人も増えているそうで

せめて辞める時には直接、雇い主に言ってほしいね。




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