ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

バイトの先輩が貸してくれた本

2017-05-11 23:50:52 | アルバイト
ケン太のカバンがリビングに放置されている時があり、
邪魔なので、たまに脇に寄せるのですが、ずっしりと重かったのです。

ぱっかり開いているファスナーの奥に、本が3冊あるのが見えました。



出してパチリ(笑)

接客のハウツー本と自信のつくり方?

タイトル見て、ケン太が買ったものではないということはすぐわかりました。
この手の本はケン太は絶対に買わない

多分、借りたんでしょうね。
自分から借りるわけがないので、読みなさいと渡された?

もしや店長が?
・・・ということは?

ちょっと嫌~な感じが過りましたけどね


ケン太に本のことを聞いてみると、

バイトの先輩に「読んでみる?」と渡されたそうな。

なんでケン太に?(こんな聞き方をするべきではないのですが、つい)
さぁ・・・

でも、もしかしたら・・・と話してくれたのが、

お客さんに商品説明をした後、お客さんがすごく悩んで、
どうしよう~う~んってなかなか決断できない時に、なんて声をかけていいのかわからなくて
一緒に黙ってしまうけど、その時に何を話したらいいのか。

その先輩に質問をしたらしい。

先輩の答えは「俺も黙っちゃうけどね」だったそうだけどね。
でも、次の日にこの本を持ってきてくれたそうな。

この本の中にヒントがあるかも・・・ということなのかな。

「そうか、ケン太のためにわざわざ家から持ってきてくれたんだね。ありがたいね。
じゃあ、読まなきゃね。いいこと書いてありそうだね(さりげなく誘導・笑)」

「そうだけどさぁ。3冊もだぜ~辛いわ~それに、これは、いらないわ」

指さしたのは『自信の作り方』

だろうね(笑)
私もケン太には必要ないと思うもん。

いったいどんだけの自信なんだい?って逆に思うぐらいだからね。

一応、ペラペラめくってみて、やっぱり読まないと決めたようだ。

でも、先輩がこの本をケン太に貸してくれたということは、
ケン太は自信のない人間に見えるのかもね。
なんとなくわかるけどね

接客の本も、見出しを見て、興味を引くところだけ拾って読んでいた。
10分もかからなかったけどね

「漫画のところだけ読んだっス」と返すらしい

まあ、それでいいのかもね。

本って、やはり自分が読もうと思って手にとった本でないと、
なかなか読めないんですよね。
勧められて「じゃあ読んでみようかな」と思って借りても、なかなか進まなかったりね。
そういうもんだと思います。

だからケン太みたいな読み方になっても仕方がないかな。
借りたんだからしっかり読まなきゃって自分にプレッシャーをかけることもないしね。

逆に、先輩とは、そんな風に返せる関係であるのはいいんじゃないかなと思いました。


ケン太のために本を読んだらいいんじゃないかなと思ってくれて
家から持ってきてくれて
貸してくれて

そんな先輩の気持ちは嬉しいです。

私がそう思ったことだけは、ケン太に伝えました。




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