ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

言いたくないことを聞かれた時。

2017-05-28 23:44:58 | 思うこと
今日は自治会の草取りでした。

ケン太が出る時間は自治会の皆さまの草取りの最中。

草取りが始まる前に声掛けに行きましたが、ケン太はまだ夢の中
「お母さんはこれから草取り。もう来ないよ~」と言うと、

「9時10分に起こして」
「9時15分に起こして」
「9時20分に起こして」
「9時25分に起こして」

とスマホに話しかけ、目覚ましがセットされたことを確認すると、
また夢の中に戻って行きました

私がいる時もそうしておくれ

何分に起きたかは知りませんが、余裕の顔で玄関から出てきて
自治会のメインストリートを抜けて駅方面へ消えて行きました。

裏道から行くのかと思ったら、堂々とど真ん中を
ご近所さんがいる中、普通に出て行けるようになったんだな~としみじみ思いましたね。

隣のおばさまにも「あら~大人になったねぇ~」と言われましたね。


草取りと言えば、思い出した話があります。
人から聞いた話シリーズをもう1本行ってみます!

私のお友達がご近所さんと雑談しながら草取りをしている時に
防犯ブザーの話になったそうです。

この近辺、人気のない通りも多く、結構、夜になると物騒なのです。

基本はお迎えに行くけれど、行けない時もあるから、
娘に防犯ブザーを持たせようかなと友達が話をすると、
その方が、娘が仕事から遅く帰ってくる時があるので、
防犯ブザーを持つようになったら少し安心したみたい・・・というような話をされたそうな。

「娘さん、おいくつなんですか?」と聞くと

さっと顔色が変わり

「なんでそんなこと聞くの?」とその場から去っていってしまったそうな。

そして、それ以来、道で出会っても、顔をそむけ視線が合わないようにされるのだとか。

どうしてそこまで?

話の流れから、歳を聞いただけなのに。
歳を聞くのはいけないことだったの?

悶々としてしまったそうな。


お友達の話では、

娘さんがいて、今、お仕事をしていることは知っていたとか。
でも、決して若くはない。
30過ぎ?もしかして40近いかも?
結婚はしていない。

年配の方だから、お嫁にいかない娘が家にいるのは恥ずかしいことだと思っているのかな?
でも、もし40近かったとしても「40で、まだ家にいるのよ~」でいいじゃない。
今、独身で働いている人はたくさんいるんだし、特別なことじゃないのにね・・・と。


なるほどね。

年齢に敏感に反応したっていうことは、そういうことだろうね。

親は、娘さんがまだ結婚していないことを気に病んでいる。
そこに触れられたくないので、そこに踏み込もうとする人がいると、即座に心のシャッターが下りる。
相手は別に詮索するつもりはなくても、詮索されているように感じてしまう。
もうその人とは関わらないでおこうとまで思ってしまう?

受け取り方はその人の心を映し出すからね。


結婚しないのかしら・・・と気に病んでいても、
「まだ家にいるのよ~もう結婚しないかもね」と笑顔で話せる人もいるわけで、

「うちの娘は仕事に生きています!」って胸を張る人だっているかも。

子どもはどんな親がいいのだろうね?

「まだ結婚もしないで・・・」としかめっ面や、悲しい顔の親は嫌だろうな。



昨日の記事もそうだったけど、

親のこうであったら、こうであるべき・・・という思いを捨てるだけで
楽になれるのになと思います。

親も子もね。




人間、聞かれたくないことはいくらでも聞かれるんです。

不登校の経験がある皆さんはわかると思います。

こちらが傷ついても、相手にはまったく悪気がなかったりする。
それは仕方がないんです。
経験してみないとわからないことはあるし、
経験がない人との違いは埋められるものではないので。

逆にこちらだって相手に心ないことを言っているかもしれないしね。


「私だったらそんなこと聞かない」と思ってしまうと、

相手の聞き方に敏感で、時に許せなくなる。

「私だったら・・・」
「普通・・・〇〇じゃない?」

自分が基準になってしまっているだけ。


自分を縛っている基準なんて外して
人を許して、受け入れて

子どもに対してもね。

もっと楽に生きていいと思います。


結局は、それが自分に返ってくるのだと思いますよ。






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