先日、友達から聞いた話です。
小学校から高校まで、まったく問題なく、スポーツも勉強も頑張っていた子。
明るくてムードメーカーで、たくさんの友達に慕われていた子。
友達のお母さんを見かければ、手を挙げて「こんにちは~」とニコッと笑って挨拶してくれる。
そんな子が大学に入って、動きが止まってしまったそうです。
不登校とか・・・一番、似合わない子だっただけに、
「なんであの子が?」とどうしても信じることが出来なかったそうです。
その後、その子のお母さんと道端で出会ったそうです。
お母さんも息子くんように明るくて誰とでも気軽にお話できる方。
でも、その時は、軽く挨拶は交わしたけど、少しうつむき加減で、いつもの明るさはなく、
挨拶以上の言葉を交わすことはできなかったそうです。
それから数か月後、また、お母さんに出会うと、
いつもの明るさが戻っていて、あ、状況がよくなったのかなと思ったら・・・
「大学、辞めたんだ」と。
そして、大学に行っていなかった時のことを語ってくれたそうです。
毎朝、行くのか?行かないのか?
一喜一憂する朝。
それが、なんとも辛かったそうです。
動けない息子。
思い悩んでいる息子。
答えの出せない息子。
その姿を目の当たりにするのも辛い。
・・・ここは、本当にその通りですよね。
私も当時のことを思い出しました。
大学はもう無理だと思っていたようですが、
親に金銭的な負担をかけていたわけですから、
簡単に辞めていいわけではない。
それも息子くんを苦しめていたようです。
ご主人と話をして「大学は辞めていい」と話をすると
退学を決めたそうです。
その後、バイトを始め、徐々に軌道に乗っているとのこと。
ケン太は大学に行くことなく、フリーターをやると決めて
高校を卒業したわけですが、
正直、私はほっとしたのです。
本当だったら、卒業後のことを何も決めずに卒業するわけですから、
普通の母親だったら不安なはずです。
でも、私はその時のケン太は、フリーターで精一杯だったと思っていました。
大学に進学したいと言ったのなら、応援はしたでしょう。
でも、内心は、また提出物問題、進級問題と向き合わないといけないのか・・・
それも4年間も・・・
4年で卒業できる保証は何もない・・・
そもそも、高校までに克服できなかったことが、果たして大学で克服できるのか?
もし、また大学で同じことを繰り返してしまったら、さらにダメージが上乗せされることにならないか?
さらに自信がなくなり、切り返しができなくなってしまったら。。。
「私」中心の感情だということはわかっていたけれど、
ケン太には失礼だとわかっていたけれど、
ネガティブな感情しか沸いてこなかったのです。
ここでも思ったのですが、
今時の親なら、「大学は出ておいた方がいいんじゃない?」
と思う親の方が多いんじゃないかと思います。
「大学に入らない」という子どものこと、受け入れるとは思いますが、
内心はがっかりしてしまうとか?
ケン太が不登校を経験していなければ、私もそうだったかもしれません。
でも、そんなことまったく思えなくなるほど、
動けなくなった時のトラウマ?があるのかなと思いました。
同じような状況になる可能性を無意識に避けてしまうのかな?
友達のお母さんは、息子さんが大学を辞めて、スッキリしたようですが、
この場合も、普通なら、子どもが大学を辞めると、親はショックだと思います。
せっかく入ったのに?
すんなり受け入れられないかもしれません。
でも、不登校を経験すると、そうじゃなくなるんですね。
動きが止まってしまった子どもの姿。
行こうとして行けない・・・悩んでいる姿。
これが脳裏に焼き付いているのだと思います。
区切りをつけて、動き出そうとしている、
その吹っ切れた姿・・・
見るならやはりその姿を見たい。
だから、その姿を見れた時、
親もスッキリする。
吹っ切れる。
人に話せるようになる。
子どもが自分の意志で自分の行動を決めること。
これが出来たとき。
親はそれを応援したいんじゃないかと思います。
それが大学進学の時もある。
フリーターの時だってあるよね?
ランキングに参加しています!
ポチしていだだけたら嬉しいです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
↓
にほんブログ
小学校から高校まで、まったく問題なく、スポーツも勉強も頑張っていた子。
明るくてムードメーカーで、たくさんの友達に慕われていた子。
友達のお母さんを見かければ、手を挙げて「こんにちは~」とニコッと笑って挨拶してくれる。
そんな子が大学に入って、動きが止まってしまったそうです。
不登校とか・・・一番、似合わない子だっただけに、
「なんであの子が?」とどうしても信じることが出来なかったそうです。
その後、その子のお母さんと道端で出会ったそうです。
お母さんも息子くんように明るくて誰とでも気軽にお話できる方。
でも、その時は、軽く挨拶は交わしたけど、少しうつむき加減で、いつもの明るさはなく、
挨拶以上の言葉を交わすことはできなかったそうです。
それから数か月後、また、お母さんに出会うと、
いつもの明るさが戻っていて、あ、状況がよくなったのかなと思ったら・・・
「大学、辞めたんだ」と。
そして、大学に行っていなかった時のことを語ってくれたそうです。
毎朝、行くのか?行かないのか?
一喜一憂する朝。
それが、なんとも辛かったそうです。
動けない息子。
思い悩んでいる息子。
答えの出せない息子。
その姿を目の当たりにするのも辛い。
・・・ここは、本当にその通りですよね。
私も当時のことを思い出しました。
大学はもう無理だと思っていたようですが、
親に金銭的な負担をかけていたわけですから、
簡単に辞めていいわけではない。
それも息子くんを苦しめていたようです。
ご主人と話をして「大学は辞めていい」と話をすると
退学を決めたそうです。
その後、バイトを始め、徐々に軌道に乗っているとのこと。
ケン太は大学に行くことなく、フリーターをやると決めて
高校を卒業したわけですが、
正直、私はほっとしたのです。
本当だったら、卒業後のことを何も決めずに卒業するわけですから、
普通の母親だったら不安なはずです。
でも、私はその時のケン太は、フリーターで精一杯だったと思っていました。
大学に進学したいと言ったのなら、応援はしたでしょう。
でも、内心は、また提出物問題、進級問題と向き合わないといけないのか・・・
それも4年間も・・・
4年で卒業できる保証は何もない・・・
そもそも、高校までに克服できなかったことが、果たして大学で克服できるのか?
もし、また大学で同じことを繰り返してしまったら、さらにダメージが上乗せされることにならないか?
さらに自信がなくなり、切り返しができなくなってしまったら。。。
「私」中心の感情だということはわかっていたけれど、
ケン太には失礼だとわかっていたけれど、
ネガティブな感情しか沸いてこなかったのです。
ここでも思ったのですが、
今時の親なら、「大学は出ておいた方がいいんじゃない?」
と思う親の方が多いんじゃないかと思います。
「大学に入らない」という子どものこと、受け入れるとは思いますが、
内心はがっかりしてしまうとか?
ケン太が不登校を経験していなければ、私もそうだったかもしれません。
でも、そんなことまったく思えなくなるほど、
動けなくなった時のトラウマ?があるのかなと思いました。
同じような状況になる可能性を無意識に避けてしまうのかな?
友達のお母さんは、息子さんが大学を辞めて、スッキリしたようですが、
この場合も、普通なら、子どもが大学を辞めると、親はショックだと思います。
せっかく入ったのに?
すんなり受け入れられないかもしれません。
でも、不登校を経験すると、そうじゃなくなるんですね。
動きが止まってしまった子どもの姿。
行こうとして行けない・・・悩んでいる姿。
これが脳裏に焼き付いているのだと思います。
区切りをつけて、動き出そうとしている、
その吹っ切れた姿・・・
見るならやはりその姿を見たい。
だから、その姿を見れた時、
親もスッキリする。
吹っ切れる。
人に話せるようになる。
子どもが自分の意志で自分の行動を決めること。
これが出来たとき。
親はそれを応援したいんじゃないかと思います。
それが大学進学の時もある。
フリーターの時だってあるよね?
ランキングに参加しています!
ポチしていだだけたら嬉しいです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
↓
![にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ](http://baby.blogmura.com/futoukoubaby/img/futoukoubaby125_41_z_kadan.gif)