ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

車で送ることがなくなりました。

2018-01-19 23:33:51 | 家庭内対応
ケン太は、朝、車をお願いしなくなりました。

もう1ヶ月くらい、自分の足で駅に向かっていると思います。

7ヶ月のニート生活からやっと脱けだした頃、
まずは毎日、仕事に向かえること。
これが最優先と考えていました。

朝が弱いケン太なので、なかなか起きれないこともあるかもしれない。
遅刻することでモチベーションが下がる可能性もある。
学生時代は遅刻とわかったら、もう行けなかったケン太だしね

遅刻しそうな時は、頼んできたら、車を出してあげよう。
親もそこは、協力体制でいようと思っていたのでした。

最初は緊張感もあって、時間に間に合うように家を出ることの方が多かったのですが、
ちょっと気が緩んできた頃、たまに遅刻しそうな時があり、
その時は送ってあげていました。

しかし、そのうち、緊張感がなくなってきて、
ゆっくり朝ごはんを食べ、テレビを観たりしているのに、
支度は後回しで、出て行く間際に、財布がない、時計がないと騒ぎ出し、

「ヤバい、ヤバい、遅刻する。車、お願いします!」となる。

その回数が増えてくると、間に合いそうになかったら送ってくれるのだから・・・
ケン太の中でそうなっていくわけです。

なんとか間に合わせようという意識が薄れてくる。

そうなると、もう、間に合いません。
ほぼ毎日「遅刻だ~」「ヤバい、ヤバい」「車~」ですよ。

送るのが当たり前になってきた。

車の中で「やっぱ、車っていいよね」とか言ってましたよ。
そりゃあ、そうだろうねぇ~

その頃から、わざと間に合わないように時間調整してない?と
思えるような感じに。

わざと、遅めに起きてきたり?
シャワーがやたら長かったり・・・

送らない日がなくなってきて、

「車、お願いします!」じゃなくて、
「行こう!」とかって

さすがにここまでくると、
遅刻しないように協力ではなく、ただ、ケン太のいいように使われているだけでしょ。


車の送迎をするのはよくないと思っているわけではないのです。

交通の便とか駅までの距離とか、地域性もあるしね。
ご主人の送迎をしているのなら、子どもの送迎もOKだと思うし。

ただ、うちは、主人はどんなに嵐でも雪の日でも、歩いて駅まで行くのです。
送迎を頼まれたことが一度もない。
大雨の日に「迎えにいきます」と言ったのにスルーされたことがあったからね

なので、私も一度も主人に送迎を頼んだことはないです。
「送ってあげようか」と言われたことも一度もないしね

駅までの時間は7~8分ですよ。
徒歩圏内です。

だいたい、ケン太はいつも遅刻ギリギリに家を出るので、
車でも、信号に引っかかったら、アウトかセーフか?というくらいの緊張感が走るのです。

「あと2分・・・あと1分・・・あと30秒」とかカウントダウンされる時もあるしね。

毎朝、焦らされて運転するのは危ないし、事故でも起きたら大変だし、
もう、ほんと、勘弁してくれ・・なのです。


それである時、話をしたのです。

送って行かないと宣言しても、それで、仕事を休むことはないと思ったしね。

「もう20歳なんだし、いつまでも親を頼るのはおかしいよね。
お父さんだって、送り迎えを頼んできたことは一度もないよ。
将来、ひとり暮らししたいのなら、自分で行けるようにしないとね」

「わかった」とは言わなかったけどね

それからも、遅刻しそうな時に

「車ってお願いできますか?」と探りは入れてきました。
「いいえ、送りません」
「遅刻しそうなんだけど・・・」
「お母さんは知りません。遅刻するなら仕方がないね・・・」と言いましたよ。

そんなことが何回か・・・

でも、遅刻はしなかったです。
私が送らないことを想定して、早めに探りを入れてくるのでね

諦めて出て行きました。


一度、「1週間に一度くらい送ってくれてもよくない?」なんて言われたことも。

ほんと、隙を狙ってきますよね。
そこに甘さだすと、グイグイくるのがケン太。
長年の付き合いでわかっていますから。

これももちろんお断りしました。



なんだかんだと1か月。

もう「送ってくれる?」とは言わなくなりました。

「ヤバ、遅刻しそう~じゃあ、行ってきます!」です。


朝、起きてくる時間が少し早くなりました。

なんと、たまにですが、自分で起きてくることも
それまではほぼなかったのに

ちゃんと意識すれば、変われるのですよね。

私の朝も楽になりました




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