ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

感謝の気持ちがあってこそ・・・夫婦のかたち

2018-08-23 23:55:48 | 感名を受けた話
私が、こういう風に生きられたらいいな・・・といつも思うのが、
樹木希林さんです。

最近、バラエティ番組にもよく出演されていますが、
彼女から出てくる言葉に、なるほどな・・・と思うことばかりです。


樹木希林さんのご自宅で打ち合わせなども行うので、訪ねてくる方に、
手土産は一切、いらないと伝えているそうです。

遠慮ではなく
手土産の包装紙などの処分が面倒なことと、
食べたい物があれば、自分で買ってくるからと。

合理的ですね。

友達の家に「これ一緒に食べよう~」「これ好きだと思うから買ってきたよ」
と持って行くのならいいんだろうと思います。

でも、そうでなければ、
「手ぶらではいけない」とか
「気がきかない人間と思われたくない」とか?

礼儀を欠くことを恐れて、持参する場合も多いんじゃないかと。

でも、それは、相手のためではなく
自分のためになっていますね。

そうは思っても、相手のあることだし、それをお断りすることは、なかなか出来ることではない。
それができてしまうのは凄いなと思ったのです。

少なくても嫌われたくないとか、自分を守ることが先ではないんだと思います。

「いらないです」と遠慮した場合、相手は今後、手土産に悩まなくてもいいので、相手にとっても楽なことかもしれませんね。

樹木さんは、決して自分本位な方ではなく、出演料交渉でも、自分への対価を求めるのではなく、先方の事情や予算などを考慮して、時には無償の仕事もされています。

常識にとらわれることなく、常に相手の立場を思いやり、御自分なりの思いやりの気持ちを示せる方だなと思っています。


先日、これもテレビの番組でインタビューを受けていたのですが、
その内容にも「さすが」だなと思いました。

樹木希林さんと言えば、内田裕也さんの奥様で、
ご夫婦でありながらも30年以上別居生活。

内田さんといえば女性スキャンダルやDVなどの報道もありました。
それでも離婚などは考えなかった樹木さん。

そもそも結婚も、樹木さんが勝手にサインして婚姻届けを提出したそうでして。
のちに内田さんが、勝手に離婚届を出すけれど、裁判で無効になっています。

世間の常識・通念とは程遠い感性で結婚生活を送ってきたお二人。

樹木さんの「内田さんが好き」という一途な想いがその関係を繋いでいたのですね。


そんな夫婦関係、家族関係についてのインタビューがあったのです。

「夫婦を長く続けてきたコツは?」に対し
「夫に感謝の気持ちを持つ」と。

夫婦というものは向き合おうと思うから、いろいろ見えて不満が出てくる。

無関心でいること。他人だと思うこと。
家族と思うと、感情移入する。
他人だと思うと、あ~そうなのか~と一歩、下がってみれる。

期待をしなければいい。
こっちの考えとあちらの考えは違うのだから。
それぞれが自立して生きていく。


このような内容でした。

今、ご夫婦はたまに食事に行かれることもあるそうです。
内田さんが樹木さんのことを「ワイフ」と紹介したり。

やっと夫婦らしい形になってきているようです。


これも、樹木さんの感謝の気持ち。
それをずっと持ち続けて、内田さんに接しているからだろうなと思いました。

素敵なご夫婦ですね


見習いたいと思います





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