23日ぶりのブログアップになる。
その間、何の活動もしていなかったのかというと、そうではなかったが、
野鳥撮影の難しさを、つくづく実感させられる日々が続いていた。
木々に葉が茂りだすと、小鳥の姿そのものを見つけることが難しく、
600mmの望遠だと、小刻みに枝を移動する小鳥をファインダーでとらえ
ることがまた難しい。
数回、千歳川の河川敷などに出かけ、三脚と椅子を持参して、じっくり
腰を落ち着けて小鳥を探すが、鳴き声は聞こえるものの、3時間ほど
粘っても、写真に収めることができるのは、ほんの1〜2枚程度。
元来、ブログは写真が添えられているものでなければ、読む気がしない
私は、自分のブログも載せる写真がないと、アップする気にもならない
のである。
そんな日々を過ごしている1週間ほど前、近郊で丹頂鶴を目撃したとい
う情報が新聞に載っていた。
ネットで目撃した地域を確認すると、我が家からそう離れていない隣町
との境界あたり。
本日は、午後から雨の予報がでていたので、朝方確認のためでかけて
みた。
情報をもとに、探す場所の目星を付けて訪ねてみたところ、ほとんど苦労
せずに、発見。田植えを終えたばかりの田んぼの中に、二羽がゆっくりえ
さを啄んでいる姿が目に飛び込んできた。
この種の情報に接すると、マニアの方が多数押し掛けてきているのかと
思いきや、一人もいない。
ゆっくり、えさを啄む丹頂鶴を独り占め、とっても幸せ。
40代のころ、2年続けて400kmほど離れた道東の鶴居村に丹頂の撮
影に出かけたことがあり、そのことを考えると夢のよう。
このまま、この地に居続けてくれるとうれしいのだが。
丹頂は、道東中心に保護活動が成果をあげ、飽和状態になってきたよう
で、道東以外にも、全道各地で番などで発見されることが多くなってきたよ
うだ。
今回、私がみた2羽は、羽の色などから番ではなく親子のように見受け
られた。丹頂の幼鳥は1年ほどで、親の手を離れ独り立ちさせられるとネ
ットには書かれていたので、果たしてどうなのだろうか。
丹頂発見
親鳥
首の辺りの羽の色をみると1年ほどたった幼鳥の様に思われた
するとこの2羽は番ではなく親子?
移動するため飛翔する瞬間を写すことができたが、フォーカスを追尾
する「AI FOCUS」にセットしていなかったことが惜しまれた
同じたんぼの中にいた「カルガモ」のよう