北のはげおやじの徒然日記

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伊藤蘭さん、そして来年もよろしく

2019-12-30 23:09:34 | 日記
レコード大賞のテレビ番組を見ていたら、41年ぶりに歌手活動を
再開されたと聞いていた、元キャンディーズの伊藤蘭ちゃん(「ちゃ
ん」づけは失礼なんだろうが、さんよりもちゃんの方がわたしにはし
っくりくる)が、出演。なんと、ソロではなく、乃木坂46との共演で、
「年下の男の子」を歌い上げた。生き生きとして!

失礼ながら60も半ばに差し掛かった彼女が、若くぴちぴちした若人
との共演には、見劣りしてしまうのではと危惧すらしたが、私には、
全くそん色なく、いやそれ以上に輝いて見えた。
その姿に、大げさでなく感動すらしてしまった。

彼女の人生に取り組む姿勢に敬服するとともに、啓発される自分を
感じた時間だった。


マイナビニュースから借用

今年の私は、退院後丸1年を過ごし、恐れていた再発の兆候は全くな
かったので、ほっとしている。

このブログを通じてお付き合いしていただいた各位に感謝し、来年
もよろしくとお願いし、今年最後のブログとさせていただく。





「青春の門」が帰って来た

2019-12-20 14:32:38 | 日記
私が青春時代に読んだ本の中で愛読書と呼べるものは
それほど多くないが、五木寛之氏の「青春の門」はまさし
くわたしの愛読書であった。
多くの方々もそうであったと思う。

週刊現代に連載されたものが単行本として1970年
(昭和45年)に「青春の門 筑豊編」として刊行されて
から今年で50年になる。

それが、今年、シリーズの第9部として「新 青春の門 
漂流編」が新刊書として刊行されたことを新聞で見か
けたときには、大変驚くと共に目を疑ってしまった。

私の記憶のなかでは、1980年(昭和55年)に「第6
部再起編」の刊行で途絶えたものと思いこみ、続編の
刊行はないものと諦めていたのである。

小説などは、ほとんど新刊では買わない私だが、この本
だけは何も考えずに、新刊を購入した。何回も読み返
す訳ではないのに、書棚に保管している。

556ページを一気に読んでしまったが、昔、五木先生
が、10年間に12冊のシリーズを書き上げた時に傾け
たであろうこの本に対する情熱は、些かも衰えておられ
ないように感じられた。先生は今年87歳のはずで、衰え
ない執筆意欲と作品に傾ける情熱に敬服の一言。

迂闊だったが、青春の門は全巻持っているものと思って
いたがそうではなかった。調べると第7部「挑戦編 上
下」と第8部「風雲編 上下」が蔵書にはない。第7部は
1993年(平成5年)、第8部は第7部刊行から23年の
時を経て2016年(平成28年)に刊行されていた。

第6部の結末がどうであったのか、記憶は定かでないが、
第7部と第8部を飛び越えて、第9部を読んだ事になる。

蔵書から欠落している第7・8部を購入しようとネット
で調べると、第7部は中古で上巻は1200円程度とな
っているものの、下巻が4000円代〜7000円代の
値がついていた。第8部は刊行して3年程度なので、
新刊書で手に入りそうであるが、全巻新刊書で揃えたい
気持ちはあるが、そこまでお金をかけなくても文庫で
いいかなと思い直している。

何れにしても、また、青春の門の世界に浸れる楽しみが
増え、思いがけず嬉しい限りである。

新 青春の門
            

私の蔵書