まろちゃ日記

ねこ、料理、バンド、友、ビーズなど

カッコーの歌

2019-08-18 20:33:51 | 読書・マンガ

カッコーの歌

フランシス・ハーディング

児玉敦子

東京創元社

 

トリスという少女は水の事故の後

高熱でうなされていたが家族に囲まれて

回復に向かっていた。しかし、妹のペン

だけは違っていた。トリスのことを「偽物

だよ!」と言い放ち背を向けていた。熱が

下がり起き上がれるようになったトリスは、

異常なほどの食欲に襲われた。人並みに

夕食を食べたのに空腹はおさまらなかった。

夜中、外のリンゴをもいで食べた。リンゴの

木が枝だけになっても満足しなかった。

空腹が続き、トリスは、あり得ないことをして

しまう。一体トリスの体にいったい何が起こっ

ているのか!

長編小説ですが、前半から衝撃的な展開に目が

離せなくなります。友情や愛情というものは

年数に比例しない、今からでも作り出せる

という勇気をもらえる物語でした。

 

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