髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」。
髪の毛は子供たちの医療用ウィッグとして
使われます。大阪の美容師の渡辺さんがヘア
ドネーションの活動を始めジャーダックという
団体を立ち上げました。 1つのウィッグを
作るのに31cm以上の髪が2 〜30人分必要で、
ダンボールいっぱいの髪の毛を処理するのに
30万円もかかるそうです。それで、髪の毛を
送ってくれる人に三千円の寄付をお願いして
いるそうです。脱毛症や、白血病などで、髪の
悩みがある子たち。ウィッグができた時、永遠
の眠りについてしまっていたということもある
そうです。苦しい治療生活の中ウィッグが届く
ことは大きな希望にもなっていたそうです。
ウィッグの制作にアデランスも協力し、大阪に
来なくても頭の採寸することができるように
なりました。製造数も増えました。
男のくせにと言われながらも2回もヘア
ドネーションをした男の子もいます。
そのおかげで彼のまわりでヘアドネーションを
する人が何人も出てきました。
障害のある人が誰かの役に立ちたいと
始めたり、成人式を機に、出産を機にと
多くの人が行動しています。
何年も髪を伸ばすことって大変だと思います。
こんな想いの詰まったプレゼント、ヘア
ドネーションってすごいなと思います。