あさだりん 作
新井陽次郎 絵
偕成社
成美は、6年生。剣道を6年生から始めたばかり。同級生の太一には、いろいろ教えてもらったり、はげましてもらっている。高次郎は、オレの方が強いもんねと、一緒に地稽古をしたがる。実際、地稽古で高次郎は成美の胴をバンバン打ってくる。成美は、身長差20センチもある高次郎の胴は、下の方にあり、打ちにくい。成美は、友達のアドバイスを参考しながら、胴を打ち込もうと考えるが・・
瞬時に判断しなければならない剣道の難しさがよくわかる一冊。勝つことを目標に頑張っているが、負けも認めて次に進もうという心の強さも大事だと感じました。