怪談図書館編集委員会 編
本橋 靖昭 絵
国土社
短い時間で読める怪談が10編入っています。
その中から
『海底からの呼び声』を紹介します。
IQの高い子どもたちが集められた海の中に浮かぶ学園島。生徒は1年生から6年生まで25人しかいない。1年生でも大学でやるような研究をしている。ある日生徒たちが、ウミガメの目を通して送られる映像を見ていた。ここでは世界中の海をモニターで見られる。すると、あちこちから何かの鳴き声がきこえてきた。それは海の生き物の鳴き声だった。人間たちが管理している海で生き物たちが悲鳴をあげているのか?子どもたちの様子もおかしくなって・・
こんな未来のお話のような怪談や、外国のお話し、キャンプ、町のほこらのお話、墓地でのお話など、いろいろな怖いお話を楽しめます。