転校生のジョーダンは新しい学校でまだ友達が作れずにいた。あるグループに誘われてランチに行ったが、友達が嫌がらせをしたホームレスに手を差し伸べないではいられなかった。
友達が言ってしまった後彼がしたのは、嫌がらせの後始末と、バッグに入れていた昼ごはん用のスープが入ったジャーを差し出すことだった。彼が勇気ある行動にでたのには訳があった。
そして、インフルエンサーになりたい姉のアビによってこの行動がスープ運動として大々的に広まっていく。
ジョーダンの勇気ある行動の原動力は同じ病気をしていた友達との約束にあった。
360ページもある長編ですが、後半はお話の展開が気になってずっと読んでいたくなってしまいました。終盤はもう、涙がじわっとして辛さと感動に包まれました。少し不満を感じる解決方法となりましたが、楽しんで読める一冊でした。