結布 絵
ポプラ社
家族で佐渡に引っ越してきた小6の航(こう)。
東京では、メンバーとうまくいかなくなっていた水泳。佐渡に引っ越したら、もう水泳はしないと思っていた。しかし、佐渡に引っ越してくると、早速同級生の三人に水泳に誘われた。断った航だが、東京で水泳をやっていたことがバレて水泳チームに引き入れられて‥
存続の危機に直面してる佐渡温水プール施設のこと、佐渡少年たちそれぞれにも抱えているものがあった。
水泳を通して、人を思うことの大切さに気づき成長していく少年の姿が、とても細やかに表現されていて、心が熱くなりました。