たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(晩秋の日高山脈11/8)

雲 2

2010年09月21日 | 日記
以前も述べたように、知人に啓発され雲に興味を持つようになったおじさんですが、今回のツールド北海道の旅を通して、いろいろな雲との出会いもありました。その中から、おじさん心でのベスト2枚を記録しておきます。
上の写真は、支笏湖の東側に現れた不思議な雲です。どんな名前をつけたらよいのかわからないので、帰宅後、知人が貸してくれた本「雲の名前」を見ても同じものがありません。それなりに近いものがありました。その名は「無毛雲」という雲で、積乱雲の頭部のこぶが輪郭を失い始めたころにできる雲のようです。実際、不思議な雲と思いつつ眺めていたら、だんだん横に流れて行ってしまいました。そうか、これは積乱雲のできそこないなのか。
下の写真は、羊蹄山(別名 蝦夷富士とも言われています)にかかった「笠雲」です。本「雲の名前」には、独立峰によく見られると書いてありました。また、こうも書いてありました。「全体としては動かないように見えますが、内部では発生と消滅が激しく繰り返されている」と。おじさんは、羊蹄山が視界に入り始めたところから、道々、車を止めて羊蹄山を撮っていたので納得。はじめは、ただ雲に覆われた羊蹄山だったのですが、少しずつ時間がたち、お日様が暮れかかったところで、この「笠雲」になったのです。
この日もまた、雲がつくる素敵な表情との出会いでした。
                  

DNF

2010年09月21日 | 自転車

ツールド北海道市民レースに参加してきました。TT(タイムトライアル)とロードレースに出場しました。
おじさんのカテゴリーは、Mクラスで55歳以上となっています。退職後5年目のおじさんにとっては、タイムトライアルはよいとしても、ロードレースは大変きつく、結果もタイトルの通り、DNFでした。DNFとは、英語の略字のようでDon't  Finishということらしく、(終えられなかった)ゴールできなかったということなのであります。先頭との差が開いて足切りになったということです。
ロードレースでは、これまで足切りという経験をしたことのない現実に出会ってしまい、少なからず動揺が走るとともに、そういう年齢なんだなと感じたところです。あとは、全くたそがれていて、「12:40までのゴール前閉鎖に間に合えばいいんだ」とだけの思い込みで走っていたのです。そんなわけで、約8KMの坂も気持ちよくペダルを回し、あとは下りで一気に時間を取り戻す戦略でした。振り返ってみれば、この坂でもっとガッチャクべきだったのです。そういえば、要項の中にも、「サイクリングではありません」なんてどこかに書いてありました。
時間のない中、強制的に追い込んだ練習をして、体もヨレヨレになっていたところもありますので、今回の結果については、素直に受け入れるべきだと言い聞かせています。3泊4日のツールの旅はそれなりに楽しかったです。
写真は、本戦の最終日、モエレ沼公園でのクリテリュウムの様子です。コースを周回するので、選手が通過するたびにスピ-ドによる風を楽しみました。