サーカスか何かで見るような、
まるで竹ウマの上に立ってるかのような
ノッポの二人組みと普段着のおっさん、
いづれも外人の3人がいたんです。
この段階で、すでにわかる人はわかると思うんですが。
私(わたくし)は気付かずにそのまま歩いて行ったんです。
そしたら普段着のおっさんの方が、そのおっさんは
メガネをかけてたんですが、まあ別にそれは話とは
関係ないんですがね。
そのおっさんが私(わたくし)をつかまえてこう言うのです。
「アナタワ、テンゴク、ジンジマァスカ?」
私(わたくし)は「はぁ・・・」と。
天国も地獄も否定するつもりはありませんから。
すると更に、こう言うのです。
「テンゴクニ、イーキタイデスカ?」
「はぁ・・・まあ・・・」と私(わたくし)。
次に何を要求してくるか、もう察しがつきました。
この時、既にこのオッサンが何者であるかわかってました。
つかまってすぐに寄付を要求されたので、面倒に思った
私(わたくし)は小銭を10円出したんです。
そしたら、何かいかにもキリスト教っぽい
ポストカードみたいのをくれようとしたんです。
私(わたくし)はいらないからいい、と言ってもしつこい。
3度くらい断ったところで、
「ジャア、アト、スコシダケ」と言って
テンゴクの話ですよ。
で、テンゴク二イキタイ事を確認したのちに、
「イキタイデスネ!イキタイデスネ!」
「ジャア、ワタシガコレカライウコトヲ、アナタモイッテクダサイ」
・・・思った通りの展開でした。
私(わたくし)は引き止めるオッサンに手を振って
その場を去りました。
たぶんキリスト教だと思うんですが、
その布教活動のようなものですかね。
オッサンが言うことを真似して言ったら
テンゴクに行けるんだそうです。
そんなんでテンゴクイキとジゴクイキが左右されるとは
とても思えませんねえ。
彼らは何のためにこういう活動をしてるんでしょうかね。
人々を救うためですか?
そうだとしたら、もっと現実に困ってる人たちのために尽くしてあげる事の方がよっぽどテンゴクに行けるような気がするのですが。
私(わたくし)は宗教に対して否定的ではありません。
でも、宗教にすがったりのめり込んだりする人はキライです。
あと、幼い子供を使って変なビラ配ってる親。
子供が頑張ってる姿を見て、そのビラを受け取る人もいると思いますが、私(わたくし)は受け取りません。
それを受け取る事によって、その親はますます調子に乗って
子供を「利用」しようとするに違いありません。
今の宗教には歪んだ面が多々あるように見えますね。