東北の旅、4日目。前日に下北半島のむつ市に宿泊。
やはり早朝にチェックアウトして恐山へと向かいました。
恐山の開山期間は毎年、5月1日から10月末日まで
ということで、前回訪れた11月には入れなかったのです。
全然意識してなくて偶然だったんですが、私(わたくし)が
行ったのは開山初日の開門(午前6時)直後だったのです。
コレ書いてて初めて気付きました。
霊場につき写真撮影はしないつもりだったのですが、
あまりのインパクトに、失礼ながら撮影してしまいました。
しかしこちらでの公開は控えます。
小学生の頃、奈良の大仏や南大門の金剛力士像を見て、
あまりの大きさに衝撃を受けました。
そのような衝撃はその後あまり無かったですが、
恐山はまさにその時のような強烈な印象でした。
さて、恐山の次に向かったのは本州最北端、
マグロで有名な大間です。
(まぐろ一本釣りのモニュメント)
(口から出てる糸でまぐろ一本釣りを体感)
ここでタコの足を売ってるおばちゃんがいたんですね。
そのタコ足、干物なんですけどそのままかじれるくらいの
柔らかさで、おいしそうだったので一本、所望しました。
うまいですよ。
で、私(わたくし)焼イカとかあんまり食べないんですけど
それも所望したら、まだこれから炭火を起こすところだという。
私(わたくし)が漁港が見たいというのを聞いて
おばちゃんが、せっかくだからと催し物をやってる方の
漁港を教えてくれました。
また後で(焼イカ食べに)来ると言い残し、
早速その漁港に行ってみる事にしました。
漁港に着くと、イベントはまだ全ての準備が
整ってないようで、とりあえず漁港を少し見て
タコ足のおばちゃんのとこに戻りました。
ほんで、焼イカ食べながら少し雑談してたんですが、
そこで思わぬ情報をゲットできたのです。
何とフェリー乗り場から函館行きのフェリーが出てて、
片道の料金は1300円くらいだという。
大間から北海道へ渡るなんて考えてなかったから、
そういう事調べてなかったし全然知りませんでした。
とり合えずそのフェリー乗り場を下見した後、
尻屋崎へと向かいました。
(尻屋崎へ向かう途中に桜並木)
こちらはまだ桜のシーズン中でした。
竜飛崎に到着したのは東北に旅に出て
三日目の早朝です。
宿泊した五所川原のホテルから竜飛崎まで約60キロ。
何とか早朝の人が少ないうちに到着したかったので
ホテルを6時過ぎにチェックアウトしました。
だがしかし、思ってたルートとは違うルートを辿ってしまい、
結局到着したのは8時。想定の倍の時間かかりました。
で、到着してみると駐車場にはキャンピングカーとか、
車が2,3台すでに駐車してました。
ホントは人がいなかったら歌碑のボタンを押そうと
思ってたんですが、結構大音量なので人がいると
ちょっと恥ずかしいので諦めました。
(歌碑のある広場から漁港を一望)
とりあえず階段国道を下って漁港を散策。
(日本で唯一と言われる「階段の国道」)
362段を下って民家の間を抜けると漁港です。
(右上の辺りから下ってきました)
9時過ぎに青函トンネル記念館に入場し、体験坑道です。
(ケーブルカー出発前)
世界一の体験ゾーンへ
ゴー!
(海面下140メートルの深さまで下ってゆきます)
(体験坑道の始まり)
体験坑道を終える頃、「○○(県)からですか?」と
不意に話しかけられました。
振り返ると駐車場のキャンピングカーの人です。
一瞬、「何でどこから来たのか分かったのかな?」と
思ったけど、すぐ車のナンバープレートだと気付きました。
私(わたくし)が返事をすると、更に「○○のどこですか?」
と聞かれ、言ってもわかるかなあと思ったんですね。
で、一応答えたら、どうもわかってるような感じだったんで
ひょっとして近くに住んでたことあるのかな?と思ったら、
なんと在住しておられる人でした。
お住まいは私(わたくし)の家から車で10分ちょいの所。
遠い遠い旅先、しかもごった返すほどの人混みは無いので
こちらでは同じ地方の人と遭遇する確率さえ低いと思います。
それが、すぐ近くに住んでる人と出会ったとなると
すごい偶然なワケですよ。私(わたくし)驚きました。
ご夫婦でキャンピングカーで東北を回られてるそうで、
この後、私(わたくし)と同じく
下北半島に向かうということでした。
下北半島ではお会いできませんでしたけどね。
計画を立てずに旅をする私(わたくし)。
当然、ホテルは当日に確保します。
車中泊の時もありますが。
ちなみにこの連休の東北旅行、
7泊のうち3泊は車中泊でした。
(車中泊の場合は道の駅)
宿を確保する場合は、ビジネスホテルに直接飛び込んで
「今日空いてますか?」というパターンが多いですね。
最近は携帯で予約するようにもなりました。
宿泊するエリアを定めたら、その周辺で検索
すると、宿泊可能なホテルと部屋のタイプ、
値段など詳しい情報が表示されるんです。
いいと思うところがあれば予約をクリックするだけで
部屋が確保できてしまうのです。
便利な世の中になったもんです。
私(わたくし)が宿泊する場合に重要視するのは
「冷蔵庫の有無」ですね。
格安ホテルだと古いところだったりするので
無い場合があるのです。
車に積めるポータブルのやつでもいいから(今回そういう
宿がありました)とりあえず置いててほしいです。
私(わたくし)はビジネスホテルに泊まる時、
だいたいビールなどを買い込みます。
冷蔵庫が無ければ冷やせないから困るんですね。
(冷蔵庫のない部屋にて)
あと、こういうのは今はほとんど無いですけど
部屋に風呂が無いのは絶対イヤですね。
かつて一度だけそういう宿に泊まった事があります。
まあ、やっぱり値段が安すぎるってのは
それなりの理由があるもんです。
ホテル以外でも何でもそうですよね。
(早朝の竜泊ライン)
この日はホテルを6時過ぎにチェックアウトして
竜飛崎へと向かいました。
(「津軽海峡冬景色」の歌碑)
展望台の手前に歌碑があるんですが、真ん中にある
赤いボタンを押すと歌が流れ始めます。
けっこうな音量で、何気なく押すとビックリするかも。
(竜飛崎灯台。)
この時、津軽海峡は少しモヤがかかってました。
大型連休を利用して、車で東北の旅に出ていました。
私(わたくし)にとって旅、それは
日常生活からの逃避です。
帰るまでは色んな事から一時解放されるって感じかな。
とは言っても普段忙しくしてるワケでもなく、
特に思い悩んでる事とかも無いんですが。
だがしかし、旅の間は何も考えなくていいんです。
(秋田県男鹿半島の入道崎)
私(わたくし)の旅の特徴は
あまり予定を組まない事です。
思いつきで行きたい所に向かい、
後は行き当たりバッタリ。
そういうパターンが多いですね。
だから移動中に何か見つけると
「せっかくだから」と寄り道して、
旅の日数が延びてしまう事など
当たり前です。
(通りがかりの菜の花畑)
かなり欲張りになってしまいますね。
ここも見とこう、あそこも見とこう、って。
(通りがかりの「大太鼓の館」)
1人で観光などしてると、2人以上で旅行してる場合より
一ヶ所にかける時間が短いんです。見るだけですから。
でも私(わたくし)が、無計画に欲張って
色々見ようとするのは一人旅の時だけで、
2人以上での旅行では計画も行動も
人任せで、あまり自ら動きません。
1人と2人以上では旅行の楽しみ方も違います。