6月頭位から約1ヶ月位続いていたお菓子の暴食。
最初は板チョコ1欠片から始まり日に日にその量はエスカレートして最後の方はご飯を抜いてお菓子で1日を済ますようになるのが今までの私のパターン。
甘い物が好きで好きでご飯でお腹がいっぱいになるのが嫌で若い時は何日も平気でお菓子だけで済ました事も多々あった。
20代後半からは流石に1日をお菓子で済ます事は無くなったが、それでも暴食期になると夜ご飯の代わりにお菓子で済ます日もまだある。
大抵は体重が増えて大変な事になりダイエットを決意してその暴食期から卒業するのが毎度の事だ。
今回の暴食期を終えようと決意した理由に体重が増えてヤバくなったというのもあるが、もう1つ大きな理由がある。
一週間程前、私は夜ご飯を食べずにお菓子を山のように食べていて何だか体調がすぐれなかった。
毎日毎日「止めなきゃ、止めなきゃ」と思いながら夜になると1000kcal程するキットカットを一袋食べてみたり、チョコビスケットを一袋食べてみたりとにかく酷かった。
それでも一応朝昼兼用で1日1食はちゃんと野菜や玄米を食べたりしていたが、本当は朝起きた時からお菓子を食べたい位だった。
そんな食生活を送っていたのだから、勿論体調が良い訳はない。
毎日の砂糖過剰摂取で体は冷え内蔵は冷え、寝起きから体が怠くいつも体が重かった。
その日も夕方から、お菓子をドカ食いしてて(鬱病とはまた別の所で)何だか体調が優れなかった。
そんな時に旦那が仕事から帰ってきたので旦那のために具だくさんの味噌汁を器によそった。
ふと、猛烈に私もその味噌汁が無性に飲みたくなった。
ただ単に甘い物ばかり食べていたのでしょっぱい物が食べたくなっただけなのだろうが、私は元々味噌汁が嫌いだった。
小さな頃から日本の食卓には欠かせないお味噌汁。
勿論、私の家の食卓にも毎食必ず味噌汁が付いてきた。
私はそれが嫌で嫌でたまらなかった。
単純に「不味かったから」だ。
今考えると非常にもったいない事だがこの年まで私は汁を最後まで飲み干した記憶がない。
いつも具だけ食べて汁だけ残してきた。
その事は親や友人、旦那にもいつも注意されてきたが、私はどうしても味噌汁を最後まで飲む事が出来なかった。
逆にこんなに不味い物を最後まで飲める人の方が不思議だった。
世の中には「コンソメスープ」や「中華スープ」、「キムチチゲ」等何も味噌汁じゃなくても野菜を美味しく取れる汁物はいくらでもあるのだ。
何故にわざわざ、不味いと思いながら無理に飲む必要があるのだろう。
そうとも思っていた。
だから、今までしょっぱい物が食べたくなった時も「味噌汁を飲む」という選択肢を取るという事はなかった。
なのにその時はやたらと無性に味噌汁が飲みたい衝動にかられたのだ。
しかもその時私は具を入れずに「汁」だけを飲んだ。
いつも「具」だけ飲んで汁は残していた私が。
その「汁」を飲んだ瞬間、今まで味わった事のないような感覚が私の身体の中をかけ巡った。
頭の先から足の、手の指の先まで、体中のありとあらゆる細胞までが蘇るようなそんな感覚だった。
それまで何となく体調が悪かったのが嘘のように、体中が息を吹き返したようなそんな感覚だった。
「美味しい…」
私は生まれて始めて味噌汁を「美味しい」と思った。
「美味しい…味噌汁って美味しい」
本当に心の底からそう思った。
横で食事をしている旦那に「味噌汁って美味しいね」と言ったら旦那がびっくりして「え?味噌汁全部飲んだの?!」とびっくりしていた。
そして「やっと味噌汁の美味しさが分かったか~そうかそうか~」と嬉しそうに笑った。
私はこの日から味噌汁が大好きになった。
この体験から私はいかに味噌汁が体に良いのかが心底分かった。
私はこの時飲んだお味噌汁の味を一生忘れないだろう。
これからは、もっともっと体が喜ぶ物を食べてあげよう。
やっぱり日本食は最高だ。
味噌汁万歳だ。
最初は板チョコ1欠片から始まり日に日にその量はエスカレートして最後の方はご飯を抜いてお菓子で1日を済ますようになるのが今までの私のパターン。
甘い物が好きで好きでご飯でお腹がいっぱいになるのが嫌で若い時は何日も平気でお菓子だけで済ました事も多々あった。
20代後半からは流石に1日をお菓子で済ます事は無くなったが、それでも暴食期になると夜ご飯の代わりにお菓子で済ます日もまだある。
大抵は体重が増えて大変な事になりダイエットを決意してその暴食期から卒業するのが毎度の事だ。
今回の暴食期を終えようと決意した理由に体重が増えてヤバくなったというのもあるが、もう1つ大きな理由がある。
一週間程前、私は夜ご飯を食べずにお菓子を山のように食べていて何だか体調がすぐれなかった。
毎日毎日「止めなきゃ、止めなきゃ」と思いながら夜になると1000kcal程するキットカットを一袋食べてみたり、チョコビスケットを一袋食べてみたりとにかく酷かった。
それでも一応朝昼兼用で1日1食はちゃんと野菜や玄米を食べたりしていたが、本当は朝起きた時からお菓子を食べたい位だった。
そんな食生活を送っていたのだから、勿論体調が良い訳はない。
毎日の砂糖過剰摂取で体は冷え内蔵は冷え、寝起きから体が怠くいつも体が重かった。
その日も夕方から、お菓子をドカ食いしてて(鬱病とはまた別の所で)何だか体調が優れなかった。
そんな時に旦那が仕事から帰ってきたので旦那のために具だくさんの味噌汁を器によそった。
ふと、猛烈に私もその味噌汁が無性に飲みたくなった。
ただ単に甘い物ばかり食べていたのでしょっぱい物が食べたくなっただけなのだろうが、私は元々味噌汁が嫌いだった。
小さな頃から日本の食卓には欠かせないお味噌汁。
勿論、私の家の食卓にも毎食必ず味噌汁が付いてきた。
私はそれが嫌で嫌でたまらなかった。
単純に「不味かったから」だ。
今考えると非常にもったいない事だがこの年まで私は汁を最後まで飲み干した記憶がない。
いつも具だけ食べて汁だけ残してきた。
その事は親や友人、旦那にもいつも注意されてきたが、私はどうしても味噌汁を最後まで飲む事が出来なかった。
逆にこんなに不味い物を最後まで飲める人の方が不思議だった。
世の中には「コンソメスープ」や「中華スープ」、「キムチチゲ」等何も味噌汁じゃなくても野菜を美味しく取れる汁物はいくらでもあるのだ。
何故にわざわざ、不味いと思いながら無理に飲む必要があるのだろう。
そうとも思っていた。
だから、今までしょっぱい物が食べたくなった時も「味噌汁を飲む」という選択肢を取るという事はなかった。
なのにその時はやたらと無性に味噌汁が飲みたい衝動にかられたのだ。
しかもその時私は具を入れずに「汁」だけを飲んだ。
いつも「具」だけ飲んで汁は残していた私が。
その「汁」を飲んだ瞬間、今まで味わった事のないような感覚が私の身体の中をかけ巡った。
頭の先から足の、手の指の先まで、体中のありとあらゆる細胞までが蘇るようなそんな感覚だった。
それまで何となく体調が悪かったのが嘘のように、体中が息を吹き返したようなそんな感覚だった。
「美味しい…」
私は生まれて始めて味噌汁を「美味しい」と思った。
「美味しい…味噌汁って美味しい」
本当に心の底からそう思った。
横で食事をしている旦那に「味噌汁って美味しいね」と言ったら旦那がびっくりして「え?味噌汁全部飲んだの?!」とびっくりしていた。
そして「やっと味噌汁の美味しさが分かったか~そうかそうか~」と嬉しそうに笑った。
私はこの日から味噌汁が大好きになった。
この体験から私はいかに味噌汁が体に良いのかが心底分かった。
私はこの時飲んだお味噌汁の味を一生忘れないだろう。
これからは、もっともっと体が喜ぶ物を食べてあげよう。
やっぱり日本食は最高だ。
味噌汁万歳だ。