先日、家庭教師のLさんに映画のチケットをプレゼントされました。
期日が来年の1月31日までの「青島百老汇影院」のチケットです。
早く行かなければ無駄になってしまうと、思い切って今日出かけることにしました。
夫は今、中国で評判になっている「鴻門宴伝奇」を観たいようです。
「青島百老汇影院」は青島のヨットハーバーの近くにある映画館で、いつもマイカルで観ている私たちには初めての場所です。
映画館は「百丽广场 bailiguangchang3433」と言うモールの中にあります。
11時半の開演に間に合わず、2時から観ることになりましたので、この中に入っているユニクロと無印商品のお店に行ってみることにしました。
ユニクロは日本のお店に比べて少し狭いようでしたが、案外お客さんが入っていました。
無印はユニクロより広い感じで、商品も揃っていました。 どちらも日本より少々お値段が高めです。
お昼もここの地下で済ませることにし、味千ラーメンにはいりました。
ここは日本のお店かと思うほど室内もメニューも日本並みなのですが、中国の資本です。
夫は豚骨ラーメンとゲソ揚げ、私は親子丼です
夫の注文品はどちらも美味しかったのですが、親子丼は甘辛味で瞬間美味しい?と思ったのですが、後味が舌を刺すようでした。
何が違うのかと考えていたのですが、お出しとお醤油かもしれません。
やはり出汁や調味料は大事ですね。 次はパスの味でした。
食事が終わってもまだ1時間ほど時間があります。 外を一寸歩いてみることにしました。
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北京オリンピックのヨット会場メイン広場。 両側のポールに参加各国の国旗が掲げられていたのでしょう。
突端にはモニュメントが作られました。
今は静かに沢山のヨットやボートが停泊しています。
のんびりと釣りを楽しんでいる人たちもいます。
貸自転車(大勢で乗れる)も沢山並んで居ます。 寒いのに恋人や親子連れが楽しんでいましたよ。
ここから遊覧船も出ています。
看板には「蓝海明珠游转游览」と書いてあり、船で青島沿岸の観光巡りをするようです。
時間は明記されていませんが、一人160元と中国にしては少々高めです。 観光客目当て?
遊覧船は右端の写真で綺麗で大きな船でした。 暖かくなったら是非1度乗ってみたいと思います。
これは普通の道路で見かけることがある水陸両用車です。
是の説明は何処にもなかったのですが、これでも観光できるのかもしれません。
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秦末に覇を競う2人の英雄の物語 共に協力して秦を倒した劉邦(漢の高祖)と項羽、後に劉邦を呼び出し宴会の中で切り殺そうとする項羽と、それを守ろうとする劉邦の部下たちの息詰まる攻防でよく知られる名場面を映画化しています。
日本でも「鴻門の会」として高校の漢文の教科書で『史記』の一節が扱われているほか、司馬遼太郎の人気小説『項羽と劉邦』にも登場するため、ご存知の方も多いと思います。
が・・・、私は彼らの名前は聞いたことがあるものの、全く流れが分からず字幕も口語ではなく、何だか4文字熟語みたいなのばかりが並んで半分位しか理解で来ませんでした。
それに戦いの場面が多く、残忍なシーンが延々と繰り広げられ途中から観ているのが辛くなりました。
ただ救われたのが、中国の男優にはあまり素敵な人が居ないように感じていたのですが、この映画には素敵で魅力的な中国人男性が割と多く出演していたのでした。
前回観た「戦国」には中井貴一が重要な役割で出演していて驚かされましたので期待しました。
項羽役の男優が名前が思い出せないのですが日本の誰かに似ていて最も素敵でした。
帰宅して、夫にこの時代の背景の説明を受けて納得したのでした。
中国に居るからには表面だけではなく、中国の歴史をもっと深く学ぶ必要があると痛感しました。
授業で中国の時代の覚え方を習いましたので、先ずこれから覚えることにしましょう!