今日は仲良しのMさんと、韓国人朋友のM&Mさんのお宅にお呼ばれです。
四人でMさんの手料理を頂くのです。 (今書いていて気付いたのですが、今日集まるのは私も含めて皆Mさん、奇遇です!)
M&Mさんのお宅は、学校の南門から歩いて数分の所のある洒落た住宅です。
初めて伺ったのですが、内部も新しくとても広い洒落たインテリアの施された部屋でした。
到着した時にはもうすっかり準備は整っていました。
今日は韓国人手作りの“本場のビビンパ”です。
具は豆もやし、ぜんまい、焼き茄子、青菜。
左のお皿はズッキーニを炒めたもの。右は何だったかしら?・・・忘れました。
スプンの入っているお碗がビビンパのタレ(醤油、ごま油、酢、葱、ニンニク、水)で、私たち(Mさんと私は日本人)を気遣ってか、全然辛くありませんでした。
彼女たちは普段“黒米”を食べているそうです。
右はワカメスープ。 ごま油が入っていて日本の物と少し違います。
Mさんがご飯に具を盛り付けてくれました。
これにタレを少しづつかけながらて混ぜて頂くのです。
是は韓国の春雨と野菜を炒めたもの。
お味は甘辛の薄味で、日本のものと全く同じようでとても美味しかったです。
手前は、韮とアサリと卵の炒め物。 お味は塩胡椒味でした。
右上のお皿はM②さんのお母さんの手作りの切りの干し大根のキムチです。
コリコリとした食感でとても美味しかったです。
その上の瓶はM③さんのお母さんの手作りキムチ。 これにはイカが入っていました。 やはり、何処の国にも“お袋の味”ってあるものですね。
デザートはM①さんと私の手土産のサクランボ、レイシ、西瓜。
何故かミニトマトも並んでいます。中国ではトマトは完全にフルーツ扱いです。
M①さん、M②さん、M③さん
食後はリビングに席を移しおしゃべりを開始。
M③さんがロシア人同学に貰ったという“ロシア菓子”のお味見をしたり、西安旅行のお土産に貰ったと言うお菓子が沢山テーブルに並びました。
「いけない!」と思いながら、つい手が出てしまいました。
おしゃべりは、私以外は本当に流暢な中国です。
私はといえば、まだ単語レベルで何とか通じるかな!?と言う感じです。 勉強のお陰で、おしゃべりの内容は分かるのですが、いざ自分が喋ろうとすると出てこないのです。 これからはもっと中国語でのおしゃべりの機会を増やしていかなければと、改めて決心しました。
余談ですが、日本では“ビビンpa”、“ビビンba”と、二通りの言い方がありますね。
本当はどちらなのか尋ねると、「どちらも違うよ!」とのことです。
「じゃあ、韓国語ではどういうの?」 「ビビンパp!」
「えっ?どう違うの?」「ビ ビ ン パ p!」 ビビンpaといった後、pと口を閉じなければならないのです。 だから“ビビンpa”か“ビビンba”かどちらかと言えば,“ビビンpa”の方が近いかもしれませんね。
因みに、「ビビン」は混ぜる。「パp」はご飯の事だそうです。
M③さんが「私の作り方は少し違う。」と言っていましたので、地方によっては作り方が違ってくるのでしょうね。
M②さんが作ったビビンパpにはお肉も卵も入ってなく、とても素朴でヘルシーな感じでした。
M②さんの説明では、日本のお盆に当たるような行事等に必ず食べるものらしく、年に4回は食べると言っていました。
“ビビンパ”といえば“石焼ビビンパ”しか知らなかった私でした。
こんなに簡単に出来るのなら、是をベースに私流にアレンジした
“ビビンパ”を作ってみようと思います。