敦煌旅行第二天,我们去西千佛洞,玉门关,汉长城和阳关参观。
它们都拥有悠久的历史,很有意思。
今日は敦煌から少し離れた所にある玉門関、陽関などの観光です
Lさんは8時丁度にホテルに迎えに来てくれました・・・何故だかLさんの奥さんも同乗していて
敦煌名産の葡萄を頂きました
中国の方は2日で1000元も稼ぐのは大変な事なのでしょうね
今までの旅行で、包車の運転手さんにお土産を頂いたのは初めてで嬉しいことです
Lさんは先ず、途中にある西千仏洞に案内してくれます
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早朝のせいか観光客は全くいません
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参観心得の中には・・・今は8時半から見学できるようになっていますが
此処もガイドが一緒でないと入れないので・・暫くガイドの登場待ちです
その間、事務所のおじさんとおしゃべりをしていました
このおじさん、初めは私たちを冷たくあしらっていたのですが、夫が相当に中国語ができると分かって
どんどん話しかけてきます・・・井上靖、平山郁夫・・喜多郎まで知っていて、話が弾みます
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夫が受付においてある西千仏洞の小冊子を見つけ・・書店などにはおいてない本だと聞き1冊買いました
するとおじさんが特別に印鑑を押してくれました
入場料は中国人は30元、外国人は40元です・・何故差があるのかなぁ
此処も老人割引は中国人だけでしたが、学生割引は外国人留学生も可となって半額でした
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やっとガイドさんが出てきました・・参観は10人から15人が1組になってガイドが一人付くらしいのですが
私たちの後に2人組の参観者が来たので、特別?に4名で参観することができました
此処も莫高窟と同じでガイドがカギを開けて中に入り簡単に説明をします
上記の冊子を見てみましたが、莫高窟の物と大して変わりはない様でした
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砂漠の中をしばらく走ると・・・突然、料金徴収所が現れる(中国ではこういう所でもいつも相当緊張する)
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玉門関、漢長城、河倉城の三か所の通し券・・・老人割引も学割も効かず、一人40元也
先ずは河倉城に行来ます
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資料によると・・ここは食料貯蔵城であり、俗称大方盤城と呼ばれている
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遺跡の周りにはロープで囲われていて、無断で中に入ったものには200元の罰金を科すと書いてある
相当に風化が進んでいるようだけれど・・この後は何年も大丈夫なのかと心配になるが
科学の進んだ現在なら、風化防止の何らかの処置がなされているのかもしれない
次は玉門関に行きます
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玉門関は敦煌の西北約100kmのゴビ砂漠の中にある、唐の時代のシルクロード交易の関所で、河西回廊の防衛拠点の遺跡。
漢の時代に、南に位置する陽関とともに初めて設けられたが、現在残っているのは唐の時代の遺跡である。
玉門関はシルクロード交易の重要な中継地となり、新疆の和田で算出される玉を中原へ運ぶための中継地ともなったことから、玉門関と名づけられたといわれている。
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表示されていた説明によると、これは家屋の遺跡だそうだ
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実際に中に入ることができる
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中から見える外の風景
玉門関遺跡からの出土品の展示もある
麻布と
漢代の字を書くために用いた木(竹)片
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周りには草原が広がり、水も溜まっている様子が見える
次は漢長城遺跡です
万里の長城の西端は敦煌の東にある嘉峪関と言われており、この漢長城はちょうどその西方へ向けての延長線上に位置する
西は玉門関の西方から疎勒河の南岸に沿って延々と築かれた漢代の長城。
2000年にわたって風触されたため現在残された部分は少なく玉門関付近で最も保存状態の良い長城を見ることができる
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北京近郊の明代の長城とちがって、ここに残る漢代のものは、砂礫と植物の茎を固めたもので作られているそうだ
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主な部分を除くと・・・このように砂礫に埋もれてしまっている
折角の漢長城、できるだけ風化を留めて保存して貰いたいと願っているが・・見た限りでは何の手入れもされずに放っておかれているようだ
次は陽関に行きます
陽関は中華人民共和国甘粛省敦煌市の南西約70kmにあるかつて建設されたシルクロードの重要な堅固な関所の1つ。
併せて設置された玉門関より南に位置し、そのため「陽関」と称され、玉門関と併せて「二関」と呼ばれる
漢代に武帝が河西回廊を防衛する目的で建設した、西域交通南ルートのでの要所であった
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少々疲れてきたこともあって・・門構えを見た瞬間入る気がしない(多分観光用に新しく作られたものだろう)
私が入らないで待っていると言うので、夫も入らないと言う・・申し訳ないことだった
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現在の陽関は柵がしてあり、近づくことができない・・・保存のためには仕方のない事かもしれないが、残念!
この後、敦煌城に行くと言うので楽しみにしていたが
日本映画映“敦煌”のロケ地として作られたものだと聞いたので、見物する気にならず車で休んでいた
今度は夫は一人で見物に行った・・なかなか面白かったようだ
いつかこの映画をのDVDを探して観てみたいと思っている(出演者に佐藤浩市や西田敏行が居ると言う)
ホテルに帰り着いたのは15:20だったが夫は疲れていたのか
今日の観光の記録をするとシャワーを浴びて夕食も撮らずに爆睡状態
私は隣のレストランに行ったけれど、一人で食べる気にはなれずに
糖醋排骨(スペアリブの甘酢あんかけ)と西红柿炒鸡蛋(トマトと卵の炒め物)テイクアウトして一人で食べた
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一人でテレビを見ていると・・ニュースに珍しく手話通訳が付いていたので暫く観ていた
明日は敦煌最後の日、市内観光です