先日一時帰国した際、暇な時はテレビを観ていました。
続きが見たくなるドラマは避けて、情報番組を観ました。
或る日、韓国の男性が「黒豆でダイエットに成功!」という情報に興味を持ちました。「体重が100k以上になったいた男性がにきびの治療のために毎日黒豆を食べていたらどんどん体重が減っていき、にきびが治った上に50k台にまでの減量に成功した」と言うのです。
以前、私も健康のために「黒豆の煮汁」を飲んでいたことがありますが、効果が出ないうちに止めてしまいました。
大連に帰って、改めて「黒豆の栄養価」を調べてみました。
【黒豆の栄養成分】
黒豆にはブルーベリーと同じアントシアニンという黒い色素が豊富に含まれています。これはポリフェノールの一種で、活性酸素をやっつける抗酸化物質です。黒豆はアントシアニンの中でも特に抗酸化作用の強いシアニジンが豊富です。このシアニジンがすごい力を発揮します。脂肪の吸収を抑えたり脂肪を減らしてくれる効果があると言われています。つまりこの抗酸化作用によって活性酸素をやっつけて、血液サラサラや体脂肪をつきにくい体質に変えてくれます
黒豆に豊富に含まれる成分としては、イソフラボン・大豆たんぱく質、食物繊維、アントシアニン、レシチン、ビタミンB1・B2、サポニンなどがあります。
【黒豆の効能 】
①「含まれる成分」②「 内容 作用」 ③「おすすめの人 」
①《グリシニン》 ②大豆のタンパク質の50%近くをしめる成分。質も良く、低カロリー、低コレステロールのタンパク質源として注目されています。 コレステロールの排泄を促進し血中濃度を下げます。③ 肉や加工食品を多く食べる人
①《レシチン》 ②コレステロールの吸収を抑制し、また、レステロールの排泄を促進するという働きがあり、老化防止物質だといわれています。 中性脂肪とコレステロールを溶かしだし、肝臓で分解します。 ③肝臓に症状のある人、胃腸運動の不活発な人、便秘の人
①《サポニン 》②いろいろな植物に含まれている成分で、配糖体の一種です。 過酸化脂質の増加を防ぎ、高脂血症を予防します。高血圧症、動脈硬化症、肝臓障害の改善をします。脂質の代謝を促進し、肥満を予防します。③ 高脂血症が心配な人、血圧の高い人、肝臓が弱い人、肥満気味の人
簡単に黒豆を紹介してみましたが、なんと優れた食材ではありませんか!?
私の今の健康状態には最適!と、直ぐに食べ始めました。
料理方は自由ですが、砂糖が摂取できない私はふやかした黒豆を“炒り豆”して食べています。
気長に炒ります
3Cの炒り豆
漬け汁
勿体無いので、お茶にして飲んでいます。
中国の黒豆は質はあまり良くありませんが、日本に比べて嘘のように安いのです。
500gが13元~16元(200円前後)で買えるので、お金を気にせずいくらでも食べる事が出来ます。
【テレビで紹介された摂取方法】
1日70gの黒豆を摂取する。 ※70g以上の摂取はおやめください。
【作り方】
(1)黒豆を一晩、水に浸しふやかします。
(水の量は基本黒豆の倍入れてください)
(2)ふやかした黒豆を15分ほど蒸して完成です。
(黒豆によって蒸す時間差があります)
ポイント:食物繊維
黒豆の食物繊維は胃に長く留まり、満腹感が持続し食欲を抑制してくれます。
【補足情報】
便通がよくなり、便秘改善にもなります。
1日の黒豆摂取量目安は乾燥黒豆70gです。
※70g以上の黒豆の摂取はお腹を下す恐れがありますのでおやめください。
※腎臓病をお持ちの方は、主治医にご相談の上、行なってください
私は70g以上食べていますが大丈夫なようです。
確実に便通はよくなりました。
特にダイエットに興味のある方は下記のレシピがお勧めです。
〈豆寒天ゼリー 〉〈 黒大豆の煮汁の寒天ゼリー〉
黒豆の煮汁には、煮豆の10倍のイノシジン(水溶性)を含み、血液サラサラで血圧を下げ、脂質(脂肪)を抑え、排出する働きがあります。寒天は、ノンカロリーで食物繊維が豊富で便秘解消・ダイエット効果が絶大です。
韓国の男性は酷いにきびも綺麗に治ったそうですので、衰えてきた肌にも効果があるかもしれません。
病院に行くとチョッとした事で薬を処方されてしまいます。
私は薬を飲みたくない方なのですが、今は仕方なく数種の薬を飲んでいます。
食事で健康になれたら最高なのですが・・・、諦めずに頑張ってみます。