mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

本格的四川料理~唐辛子の海!

2010-06-29 23:43:00 | Weblog

前学期で帰国したIさんが所用のため、大連にやって来ました。
以前の同学たちと久し振りに食事をすることになりました。

場所はSさんのお勧めの四川料理のお店で、大連駅前の「ラマダホテル」の近くにありました。

本格的な四川料理のレストランは初めてです。
四川料理は激辛と聞いています、食べられるかな?!

四川料理の定番の“麻婆豆腐”と“醤油拌飯”です。
麻婆豆腐は思ったより辛くありませんでした。  舌に感じる辛さではなく、喉にくる辛さで、度々咳き込み慌ててお茶を流し込みました。

醤油拌飯はとても美味でした。 見た目は醤油色でいかにも醤油辛そうなのですが、日本の味ご飯のようなお味で食べやすかったです。 木でできた桶の容器も素敵です。


魚香肉糸(ユーシァンロウスー)も適度な辛味と甘酸っぱいお味で美味でした。


涼菜に是といったものが無く、キャベツが食べたくて写真を見てとりあえず是を注文したのですが、是が一番辛かったかも!?  お鍋が洒落ていました。


最後にメインの“水煮魚”です。
運ばれてきた時は、器一面の唐辛子で、「わっ!是なんですか?」
Sさん、「まあ、食べてみて下さい。  美味しいですよ!」

私は気が付きませんでしたが、店員さんが調理する前に「是で良いか?」と網に入れた魚を持ってきたそうです。  残念!写真に撮って置けばよかった!
帰りに「この魚ですよ!」と教えて貰ったのは50cmほどもあろうかという大きな鯉で
した。 入り口付近の水槽に沢山放たれていました。

店員さんが「唐辛子を取りますか?」と聞きますので、皆口をそろえて「当然です!」


取り除いた唐辛子は小鍋に半分くらいはありました。
料理名は水煮ですが、全部油です。 油の中には唐辛子の他、山椒もたっぷり入っていてとても良い風味です。
初めは肉かと思った魚の下にはもやしが敷いてありました。


暫くして、店員さんがサンドイッチスライス位の厚さの食パンを乗せた皿を持ってきました。
この上に魚を乗せて油を切ってから食べるのだそうです。
大連に来て、魚料理を美味しいと思って食べたことはありませんでしたが、是はとても美味しかったです。 下味がよく付いていて油で煮てあるからでしょうか、全く臭くなく身もしまった感じで申し分無しです。


来学期は皆バラバラです。 私たちは青島、Sさんは西安、Sさんは大連に残り、Iさんはまだ決まってないようですが、内陸の方へ行こうかと言っています。

1学期、2学期だけの短いお付き合いでしたが、彼らの模範、助けは私には大きな力でした。

         いつか必ず同窓会をしましょうと約束をしました。

          大和魂でこれからも頑張っていきましょうね! 

              本当に有難うございました


中国の小学校

2010-06-28 17:26:14 | Weblog

 夏祭りの会場は青泥洼小学校の校庭です。
時間より少し早く着いたのでブラブラしていましたが、ガラス張りの掲示板が目に入り眺めていました。
           
                                                              

          「三好学生」
「栄誉証書」&「優秀組織賞」
                     
写真のような賞状?が何枚か貼ってあります。まず「三好学生」と言う言葉に興味が湧き、
Rさんに「三好」って何!?と聞きました。 
Rさんの説明を聞いていると、何とも懐かしい想いが蘇っていました。

私の小学校時代には学期の終業式の時に、『出席皆勤』『品行方正』『『学術優秀』と言う、この“三好”の印を押した賞状を渡されていました。
一つだけ、二つと言うのもありましたが、私は毎学期この“三好”が欲しくて頑張りました。 
小学校時代には怪我をすると、すぐリンパが腫れて歩けなくなる事がしばしばありましたが、「『出席皆勤』がもらえなくなる!」と我儘を言って、近所の人に頼んでリヤカーに乗って通学した事もありました。(今では考えられないですね。その頃は自動車がありませんでしたから。)

私の娘たちの時代にはなくなっていましたが、中国では活きているのですね。
他にも『優秀賞』『栄誉賞』などの賞状もありました。
前学期、我が中級三班が“優秀班”に選ばれ賞金300元を頂いて、大変嬉しく思った経験があります。

大人でも認められ、誉められると嬉しいのですから、子供達では尚更でしょう!!!

日本では、運動会でも1位2位などの順位はつけず、騎馬戦のように勝敗の決まるものも排除する方向だと聞きました。
それでいて、厳しい受験戦争を潜り抜けなければならず、さらに厳しい社会に放り出されるのですから、若い人たちの心が病んでくるのが分かる気がします。

差別的ではなく、努力し頑張った者が認められ受け入れられる教育が必要なのではないかと思います。

更に私の興味を惹いたものがありました。

                    
ガラス越しでボケていますが、説明によると「写字(シエ3 ズゥ4)」日本で言う「硬筆」の時間の写真です。 姿勢を良くするために練習板が使われているようです。
前かがみになると目が悪くなると言う理由らしいです。
この成果でしょうか、中国の小学生は普段でもとても姿勢が良いように思います。

私が子どもの時には背中に物差しを入れて習字の練習をさせられました。
是も懐かしい思い出です。

私は許されれば、中国の小学校の5,6年生に編入して一緒に勉強してみたいと思っているのですが、どうも無理みたいです。 
制度の問題もさることながら、私の今の中国語の実力は小学校の低学年ですから。

 

中国も「一人っ子政策で子供達が甘やかされて、忍耐や努力が出来なくなっている」と言われていますが、学校では厳しく教育をされているようです。

日本でも、“自由”には努力や忍耐が必要な事を、家庭は勿論、学校でもっと教育する必要があるのではないかと感じています。


MA-TSU-RI!(日本夏之夜)~屋台

2010-06-28 11:39:14 | Weblog

 1時間以上も太陽に照らされていたので、汗ダラダラ喉はカラカラです。
木陰で一休みする事にしました。ソフトクリーム屋さんがありました。
小さなコーンで1個3元(40円位)です。安い上にとてもおいしかったですよ!

                   
             夫はお決まりのスプライトを探し回って、是は5元(70円弱)は高い!
             普通は何処でも3元ですから・・・。 


                    
       私たちがたまに行くお好み焼きの「かっちゃん」も出店していました。
       勿論、ソースは“おたふくソース”です。是はなにわ風お好み焼きですね。


                    

串カツ、たこ焼き、焼き鳥、ホットドッグ・・・屋台には懐かしい日本の食べ物が並んでいました。  そうそう、懐かしい“金魚すくい”もありましたが人がいっぱいで写真は撮れませんでした。

“コロッケ”大好きな夫が買って帰ろうと言うので、6個注文しました。1個3元です。 

    「お兄さんいくら?・・・1個3元だから・・・サブロク15で、15元ね!」

                 夫は真顔で「違ってるよ!」  

         お兄さんも、「お客さん、サブロク15でしたかね!?」

          「そうよ、小学校で“サブロク15”って習ったもん!」 

                「そうですか、じゃ15元ね!」  


  中国に来て覚えた楽しい会話です。  お兄さんどうも有難う! 再見 !            
       
                                             (良い子は真似をしないで下さいね!)

                 


MA-TSU-RI!(日本夏之夜)~表演

2010-06-26 22:27:22 | Weblog

昼食を済ませて会場の青泥洼(チンニィワ)小学校に戻りました。

ステージではもうなにやら始まっているようです。

                                               
ステージの案内を見ると、「ソーラン節」を皮切りに色んな出し物があるようです。
司会の二人は浴衣を着た中国人女性と日本人男性です。
女性の方は舞台慣れした堂々としたおしゃべりで男性を助けていました。

          さぁ、賑やかな「ソーラン節」の音楽が流れてきましたよ!
           
ソーラン節にも色々あるのですが、これは広島時代に「フラワーフェスティバル」の舞台で踊る為に毎朝夫と運動代わりに練習したものと全く同じでした。
とても懐かしく、心が弾み体もムズムズしてきました。  まだ踊れるかなぁ!?


                                           

中国人学生の日本語の歌です。
1番上の女性は我が大学の音楽専攻の学生さんです。
語学は歌で覚えるのが良いと聞きますが、本当に日本人が歌っているかのようでした。


途中で、少し年配のおば様たちの「詩吟」が入りました。
詩吟と聞いて、「中国で詩吟を聞けるなんて嬉しい!」と思ったのですが、期待していたのとは少し違いました。 (失礼な事を言って御免なさい!)

でも歌詞が、「故郷の山に向かいて言うことなし、故郷の山はありがたきかな」と言う、私も大好きな石川啄木の詞を何回も繰り返すだけでしたので、隣に居たRさんに「有名な詩だから覚えて!」と、二人で一緒に何回も繰り返しました。

皆さん大連在住のご婦人たちでしょうか、浴衣をきちんと着ていましたが残念ながら足元が草履の形をしたビーチサンダルのようでした。

                               
  続いては又賑やかな音楽です。                
 
                                         

                                         
私にはよく分からないのですが、こういうのを「ヒップホップ」と言うのでしょうか。
皆さん元気に楽しそうに踊っています。 見ているだけでも息が切れそうです。
各大学にサークルでもあるのでしょうか、何組ものダンスが披露されました。


                    
これは何と言うダンスなのでしょう? 上は数人の女性たちが一緒に踊っていましたが、メインの女性は司会の彼女です!
「ずば抜けて上手だなぁ!」と思っていたら、次は男性とデュエットです。
これまた官能的なダンスで素晴らしく、見応えがありました。 男性はダンス教師らしいです。


                    

最後は我が国際交流学院のホープ登場です。
何度見ても、学生の素人芸には思えません。 暑さのために木陰で涼んでいた観客も、舞台前に来て目を懲らして見ていました。   何処の国でもマジックは大人気ですね。


ステージも小休止に入り、後は子供達の「お楽しみ会」が行われるとの事でした。
明日は期末考査です。少々疲れも出てきました。屋台を少し冷やかして、帰ることにしました。  夜の部にも参加したかったのですが残念です。  日舞や盆踊りもあるようでした!

 


MA-TSU-RI!(日本夏之夜)~昼食

2010-06-26 21:29:10 | Weblog

夫が学校から「大連留学生社団」主催の“日本の夏祭り”の前売り券を買ってきました。
私のフーシャンのRさんと三人で出かけてみることにしました。

前売り券なのに値段は同じで、ケーキ屋さんと餃子の王将の割引券が付いていました。
          

Rさんとは最後に何処かで食事をしましょうと言ってありましたので、大連の特色料理の“海鮮料理”を食べ収めにと「天天漁港」に出向いたのですが、大学受験の最中で受験生親子の予約で満席とかで、断られてしまいました。

それで、近くの印度カレーのお店「亜橋」に行く事にしました。
ここは前学期の中級2班の交流会で1度来た事があります。
とても美味しかったので、夫にも1度味わって欲しいと思っていたのでした。


前回食べて美味しかったポークカレーを注文。 ライスは小です。
前回、とても真似できない味だと感じたのですが、やはり香辛料が沢山入っているようです。  
私の知っているカレーの香辛料は10種に満ちませんが、本格的印度カレーには10種以上も入っているとのことです。

それに、とてもまろやかなお味です。 日本では、ヨーグルトやマヨネーズ、はてはチョコレートを入れると聞きますが、このまろやかさは“ココナツミルク”が入っている感じです。


夫はポークカレー&スープ。 ライスは印度の香辛料が入っていて、香辛料の苦手な夫は、「普通の白米がいいな!」


小食のRさんに完食出来るか心配だったのですが、「美味しい!」とルーとご飯は残さず食べましたが、角切りの肉が二つも残っていました。  
「お肉は嫌いなの?」と聞くと、「果物が大好き!」???だそうです。

 
前回来た時は夜だったのと、大勢だったので店内の様子ははっきり覚えていなかったのですが、落ち着いた雰囲気のお店で、入り口正面に本格的な窯があって印度人の男性がナンを焼いていました。


気になりだした私は、帰ってPCでカレーのスパイスに付いて調べてみました。

「カレー発祥の地であるインドでは、カレーは家庭の味。地域や家庭によって、その時の作る料理の主材料によって、好みのスパイスをブレンドしてカレーパウダーを作ります。カレーパウダーには10~30種類のスパイスが使われますが、基本となる代表的なスパイスは、黄色の色を出すターメリック(うこん)、辛みを出すチリ(唐辛子)ペッパー(黒こしょう)、香りを出すコリアンダークミンでしょう。
カレーに使われるスパイスには、共通して発汗、健胃、抗酸化作用があります。発汗作用で新陳代謝を高め、食欲を増進させ、胃腸の働きを高め、疲労を回復するなどの効能を持っています。また殺菌作用も高く、食べ物の腐敗を防ぐ効果も持っています。」
カレーパウダーに含まれる代表的なスパイスを紹介しましょう。

 ●着色性スパイス


ターメリック(うこん) カレー粉の主原料で黄色の色付けに使われ、カレーには欠かせないショウガ科の多年草。豊富に含まれるクルクミン胆汁の分泌を促して肝機能障害を予防するので、肝機能が強化される。鎮痛、抗酸化作用、殺菌効果があり、皮膚炎の殺菌作用も認められている。漢方では止血効果があるとされている。
油によく溶ける性質があり、サフランの代用としても利用され、日本ではたくあん漬けにも使われている。スリランカでは布の染色にも利用されている。


 ●辛み性スパイス

チリ(唐辛子) 脂肪を燃やして発汗作用を促すカプサイシンを含むためダイエットに効果があるといわれるスパイス。カレーの辛さを決める重要なスパイスで、量が多いほど辛くなる。唾液や胃液の分泌を促進して消化を高め、食欲増進、抗酸化作用、老化防止などの効能も期待できる。末梢神経を拡張して血行をよくするため、アルコールエキスは神経痛などの温湿布にも利用され、靴下の中に入れてしもやけや凍傷の予防にも使われる。刺激が強いので大量に摂取すると胃や腸の粘膜が炎症を起こすことがあるので要注意。
数千種ともいわれる品種があり、同品種では温暖な気候で育つほど辛みが強い。
ジンジャー 清涼感のある香りとさわやかな辛みを持つショウガ科の多年草。乾燥させると香りは弱くなる。他のスパイスと一緒にカレーの風味付けに利用され、肉や魚の臭い消しや味つけにも使われる。発汗、健胃、止嘔、体を温める効能がある。日本では昔から風邪の予防にショウガ湯が飲まれていた。
ペッパー(胡椒) さわやかな香りと強い辛みを持つコショウ科のつる性植物で、加工方法により分類され、代表的なものとしてブラックペッパーとホワイトペッパーがある。ブラックペッパーは色付く直前の未熟な実をそのまま天日乾燥させて作り、ホワイトペッパーは完熟して赤くなった実を水に浸して発酵させ、果皮を取り除いて天日乾燥させて作る。風味はブラックペッパーの方が強い。カレーの主要なスパイスで、健胃、腸内ガスの排出、食欲増進、強精などの効果がある。漢方では発汗や感染症に用いられる。辛みの主成分はチャビシンピペリンで、精製時に辛みを失うので、粒のまま購入し使うたびに挽くとよい。


 ●芳香性スパイス

コリアンダー 葉や茎に特有の臭気を持ち、秋に同じような臭気を持つ白こしょうに似た実をつけるセリ科の一年・二年草。この臭気は熟すにつれてレモンの皮とセージを合わせたような香りをかもし出す。消化を助けるため胃薬として利用され、食欲増進作用もある。鎮痛、血液浄化、発汗作用があり、かゆみ止めにも応用される。生葉はスープの浮き実に利用される。
クミン 古代ギリシャ・ローマ時代から栽培されていたセリ科の一年草で、原産は地中海沿岸地方。カレーの主要なスパイスで、種子はキャラウェイに似た香りと辛みを持つ。辛み成分はクミナール消化促進解毒作用があり、下痢や腹痛の治療薬、胃腸内にガス溜まるのを予防する、肝機能を高めるなどの効能がある。
フェンネル 草全体に独特の甘い香りを持つセリ科の多年草。種子から抽出されるういきょう油はリキュールや健胃剤などに利用される。鎮痛、循環促進などの薬効があり、インドでは食後の口臭を消すために口に含んで噛む習慣がある。
クローブ 和名は丁子(チョウジ)。バニラに似た香りを持ち、効能が多く漢方薬として重宝されているフトモモ科の常緑樹。成分のオイゲノールには抗酸化作用があり、老化防止に効果が高い。消化機能の促進、体を温める、健胃、整腸などの効能を持つ。歯痛にも応用され、ガラムマサラには欠かせないスパイスのひとつ。肉の臭い消しとして肉料理によく利用される。
カルダモン インド・マレーシア半島が原産地で、樟脳(ナフタリン)に似た特有の芳香を持つ。含有するシネオール防腐作用が高く、強壮効果消臭効果も期待できる。インドでは食後にカルダモンの粒を噛み、香りのデザートとして利用している。コーヒーや紅茶の香り付けにも多用される。
オールスパイス 和名は「百味胡椒(ひゃくみこしょう)」。西インド諸島や中南米に自生するフトモモ科のスパイスで、外見はコショウに似ているが辛みはなく、ニッケイ・クローブ・ナツメグの香りが混ざり合ったような香りを持っている。成分のオイゲノールには消化機能の促進消炎などの効能があり、防腐や抗菌作用にも優れている。甘い料理にも辛い料理にもよく合い、北欧料理のニシン漬けに欠かせないスパイス。精油は神経痛や食欲増進剤、香りがポプリなどにも利用される。
ナツメグ 消臭効果があるためひき肉料理に利用されることが多く、マイルドな香りを持つニクズク科の常緑樹。原産はモルッカ諸島で、アンズに似た黄色い果実をつける。腸にガスが溜まるのを防ぎ、下痢や腹痛、健胃などに効能がある。食欲改善や不眠症にも効果があり、使う直前に挽くと香りが立つ。一度に大量に使用すると麻痺や嘔吐などの症状が出ることがあるので注意が必要。適量は肉1キロに対してナツメグ0.2gといわれている。
シナモン スリランカ特産の上品な香りと甘みを持つクスノキ科の常緑樹。芳香成分はケイヒアルデヒド、オイゲノールなどで、カレーにもよく使われるスパイス。漢方では「桂皮(けいひ)」「肉桂(にっき)」と呼ばれ、発汗、解熱、鎮痛、健胃、抗菌効果があるとされ利用される。
ガーリック 刺激的な香りを持つユリ科の多年草で、古くから世界中で使用され、カレーでは全体の風味付けとして、また葉や茎は香味野菜として利用される。疲労回復、強壮、健胃、整腸などの効能がある。
チンピ(陳皮) ミカンやダイダイなどのかんきつ類の皮を乾燥させたスパイスで、日本ではカレー粉の原料として、また七味とうがらしにも使われる。健胃、止嘔、去痰などの効能がある。
ベイリーフ
(月桂樹・ローリエ)
すがすがしい上品な香りを持つクスノキ科の常緑樹で、葉を乾燥させてスパイスとして使用する。健胃、整腸、神経痛などの効能があり、虫除けにも利用される


こうして見ると“カレー”は素晴らしい「薬膳」のように思えます。

中国では香辛料もとても安いので、研究してみようかな!?

 


学院行事「サクランボ狩り」

2010-06-25 17:46:12 | Weblog

午前中の授業が終わって、午後からは学院の活動で「サクランボ狩り」に行きました。
本来、6月12日に予定されていた行事でしたが、寒さが長引いた為まだ摘むには早すぎるとの事で延期になっていたのです。


午後1時集合になっていました。 既に5台の観光バスが待機しています。
サクランボ=櫻桃(イン1 タオ2)は果物の安い大連でも少々高めの果物です。
交通費も入園料も学院持ちとあって、参加者は多いようです。

40分ほどで営城子(インチャンズ)と言う所にある「サクランボ農園」に着きました。
 
普段、露天の果物屋で買っているものより大き目の実が枝もたわわに付いています。
高い所にある実は夫に摘んで貰いました。

 
低いところの実は私が摘んで・・・・・・、せっせと口に運びました。
入園料25元(330円位)で食べ放題です。 こんな時は、女の性で浅ましくなってしまいますね。 
大連で今まで食べた“さくらんぼ”の中で一番おいしく感じました。 
園内で食べるだけで買って帰るのは止めようと、夫と話していたのですが、せっせと袋に詰め込んでいました。 

1斤(500g)20元だそうで、市場で15元~30元ですからそんなに安くはありません。


広い?園内で、偶然同学のMさんに出会いました。 
彼女も今学期が終わるとフランスに帰るそうですので、記念に写真を取りました。
後ろの怪しい人影は、同学のロシア人Mさんです。(彼女は大連に残ります)

 
サクランボ園の反対側にはぶどう園がありました。
葡萄はご覧のように、食べられるようになるまではまだまだのようです。
葡萄好きの夫はがっかりです。

30分もしないうちに、私たちのお腹もビニール袋もいっぱいになりました。
早めに帰ってバスで休む事にしましたが、クーラーの効いてない車内は暑く、外に出て涼んでいました。(大連は湿気がないので、木陰はひんやりしています)


夫とTさんと三人でおしゃべりをしていると、二人の中国人の老人がやってきて私たちの前に座りました。 彼らは椅子を手にしていたのでした。

彼らの話す中国語は大連弁でしょうか、夫にもなかなか聞き取れないようでした。『私たちが学んでいるのは「普通話 プートンフア(標準語)」なので、聞いても分かりません。』と言ったのですが、彼らは気にもかけず、ニコニコ笑いながら喋り続けます。
こちらも観念して、何とか話を聞いていたのですが、次第に何と言っているのか分かってきました。 
彼らが言うには、「ここの桜の木は日本から持ってきたものなので美味しいよ!」だそうです。  
とすれば、品種は“佐藤錦”・・・! そんなことはないでしょうね。

そう言えば、日本で“佐藤錦”を食べた事あったっけ!?

おじさんたちと他愛もない話を楽しく続けていました。
「おじさんたちの仕事は何ですか?」と夫が尋ねると、「わしらの仕事は、この椅子を持って歩き回っておしゃべりをすること!」ですって!

何とも長閑な話ではありませんか! こちらも段々面白く楽しくなってきました。


左のおじさんは79歳。右のおじさんは85歳だそうです。
「麻雀も碁も出来ないのだ。」と言っていましたから、唯一の楽しみがおしゃべりなのでしょうね。

私たちがバスに戻った後も、椅子を片手に二人で歩いていきました。

好いおしゃべり相手が見つかるといいですね!

それにしてもお若い二人です。 おじさんたち、いつもまでもお元気で!


私たちも歳を取って何もすることがなくなったら、椅子を持っておしゃべりの相手を探して回ろうかな! その時には、横笛と二胡も携えて歩くことにしましょう

 

         
 今日、摘んで帰ったサクランボです。 是(1.5kg強)で62元(800円強)でした。
             

              暫くはサクランボ三昧です  


 


おしゃべり昼食会

2010-06-19 22:48:42 | Weblog

今日は先日C&Kさんと約束した「おしゃべり昼食会」です。

何人かの中国人学生に声をかけましたが、都合が悪く日本人で韓国からの交換留学生のKさんを加えて4人です。

 
メニューは “焼肉” です。
中国には焼肉用としてカットした肉は売っていないので、塊を買って朝から夫に切って貰いました。
日本と肉の捌き方が違って、一番外にゴムのような硬い皮が付いているので硬くて、女性の力では容易に切る事はできないのです。

他に、具沢山の“きんぴら”;中国の涼菜を真似て作った“キャベツの甘酢和え”を作りました。
不安だった“キャベツ・・・”は思った以上に好評で完食して頂きました。

 

 
食後はフルーツ&お菓子でおしゃべりです。
熱心なCさんは教科書まで持参していました。 また、ノートにはぎっしりと授業以外でフーシャンで教えてもらった単語が書かれていて、それを見ながら一生懸命に話すのです。

最近学んだ「方向補語」がとても難しく、なかなか正しく使うことが出来ません。

     持ち上げる・・・搬バン(重いものを持つ)+起来 チィライ(方向補語)
     
     運んで行く・・・・搬+過去 グオチィ(方向補語)
     
     運んで来る・・・搬+過来 グオライ(方向補語)


一生懸命に学んだ事を応用して会話をしようとしている彼女を見ていると、今までの私は会話をすることに、何と怠けていたのかと反省しました。

打ち解けてきた彼女は韓国に居る、彼(男朋友 ナンポンヨウ)の写真を見せてくれました。 

お幸せにね!!!

 


丹東旅行③~鴨緑江中朝国境遊覧

2010-06-17 14:43:28 | Weblog

昼食もそこそこにバスに乗り込み、3時間かけて丹東市に到着です。

丹東市(たんとう-し)は中華人民共和国遼寧省南部に位置する地級市。鴨緑江を隔てて朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と接する国境の街である。朝鮮族が20万人以上居住している。中朝貿易最大の物流拠点であり、その7割以上がここを通過すると言われている。
 
日本が南満州の地を実質支配していた時代には「安東」と呼ばれる。1908年、安東の駅が開業。1911年に、丹東と北朝鮮を結ぶ鴨緑江鉄橋が日本の駐朝鮮総督府鉄道所の監督で完成。日本人が朝鮮側から数多く入植。大連と同じく、日本人住宅街ができ、90年ほど経ったいまでも、よく見ると日本的な建築もちらほらと見受けられる。  当時は、朝鮮・満州国境の要衝として、釜山から奉天(沈陽)や新京(長春)へ向かう列車が鴨緑江に架かる大鉄橋を渡って、この街に停車するなど、大いに賑わっていた。しかし、残念ながら、今ではその大鉄橋も朝鮮戦争によって破壊され、東京からモスクワ・ベルリン行きのユーラシア国際急行も、今では夢物語になっている。


先ずは「鴨緑江大橋」&「断橋」をバックに全員で記念写真を撮りました。


ここには何度も来られた事のあるOさんの説明を聞きました。
「鴨緑江大橋」と「断橋」が一つの橋の様に見えます。


遊覧船を待つ間に朝鮮族の貸衣装(1着10元)を着て、仲良しになった石さんと記念に写真を撮りました。

 
Oさん撮影の私たちが乗った遊覧船。
Oさんは何度も乗られているので一人で河畔を散策です。


私たちが見ている方が北朝鮮です。 写真右は丹東ですから発展の違いは歴然としています。

朝鮮戦争で爆破されたまま残っている「断橋」と、すぐ傍に新しく作られた「鴨緑江大橋」。 
先日、北朝鮮の金日成総書記が北京を訪問しましたが、飛行機嫌いの彼は汽車でこの橋を渡って丹東に着き、大連までは車、大連で一泊して汽車で北京に行きました。
帰りは瀋陽まで汽車、車で丹東へ、そこからまた、汽車で橋を渡って帰って行ったそうです。  何とも「現代版大名行列」のようではありませんか!


以下の写真は遊覧船から見た北朝鮮“新義州”の風景です

左;「鴨緑江大橋」の起点。閑散とした様子です。右;中央左の建物は一体何なのでしょう?人の気配は感じられませんでした。 写真では定かではありませんが、左端の方に場違いな感じで観覧車が見えました。 遊園地があるような風でもありません。 動いているのを一回も見たことがないという噂です。




河口の方には船が何隻も泊まっていました。どれも古く、廃船のようにも見えましたが、ちらほら人影も動いていました。


写真右は中国と北朝鮮の最も接近した地点です。
「北朝鮮」と言う国は好きではありませんが、国土を目の当たりにし動く人影を見ていると何ともうら悲しい思いがしてきました。
何も知らない国民のために、早く国が開かれる事を願うばかりです。


おまけの話;街の中にある北朝鮮のお店です。
Oさんの話では、働いている女性は食事の時はウエイトレスさんに、その後のショーでは歌ったり踊ったりするそうです。
バスの中からでしたが、入り口に立っていた女性は本当に綺麗でした!
        


丹東にはまだ観るべきところが沢山あります。(万里の頂上の東の起点があるらしいのです。ここには行きたかったなぁ!)
でも、1泊2日のバスツアーでは、贅沢は言えません。  

久し振りで自然を堪能し、異文化に触れることもできました。

また、同学たちと楽しく旅が出来たのは最高の幸せでした。

 


丹東旅行②~青山溝(飛瀑谷、虎塘溝)

2010-06-16 17:22:22 | Weblog

“ コケッココ~~ ” 「んっ? ナンだ!?」 “コケッココ~~~ ”

はっきり目が覚めていない私の耳に、何とも情けなげな鶏の声が聞こえてきました。

「ニワトリさんもっと元気に“コケコッコー、朝ですよ!”って鳴いてくれなくちゃ目が覚めないじゃないの!」と、思いながら時計を見るとまだ3時です。
トイレに行くと、水が出ます!  メイクも落とさないまま寝ましたので、慌てて顔を洗い、序でに身支度を整えました。
その間もニワトリさんは情けない声で鳴き続けています。

朝食は6時、6時半出発の予定です。
午前中の観光は中国の「遊覧国家重点風景名勝区」に指定されている、「青山溝」です。
青山溝は甸満族自治県の境界内の北部山岳地帯に位置し、丹東市街区の170キロメートル離れ、青山湖、飛瀑谷、虎塘溝の3つの観光地区、126の名所、36条の滝から構成する。ここに濃い緑の森林、澄みきった江水、奥深く静かな峡谷、静かな深い淵があって、まるで「童話の世界」、国連の専門家に全世界六大無汚染自然観光地の1つとされる。


ホテルからバスで30分。 青山溝の「飛瀑谷」に到着です。
入園料は40元(旅行費に含まれる)です。



入るとすぐに馬が待っていました。 [片道40元、往復60元]と書いてあります。
少し心が動きましたが、久し振りに緑の中をゆっくりと歩いてみる事にしました。
どうぞ、私の足が悲鳴を上げませんように!

 
木々の間を歩くのは本当に気持ちの良いものです。
普段あまり山歩きなど縁のなさそうなK君も良い気分みたいです!

遼寧省で一番大きな滝と聞いていたのでどんな大きな滝かと期待していたのですが・・・。 
写真右は車中で仲良しになったzou愛斌さんに撮っていただきました。

新鮮な空気とマイナスイオンをいっぱい吸ってよいリフレッシュタイムとなりました。


虎塘溝は「飛瀑谷」からバスで20分の所にありました。
ここは入園料30元でした。10元の差は何なのだろうと考えたりして・・・。


 
ここにはお土産やさんがありました。 闘病中の友人のために“白菜を担いだ豚さん”の置物を買いました。
中国では、豚は猪(ジュウ)と言い、久しい(ジュウ)に通じ、白菜は(バイツァイ)と言い百歳(バイツァイ)に通じるので、縁起物とされています。


少し下に下りていくと大きな滝つぼのような所でボートに乗ったり水遊びをして利している人が居ました。


山道を歩きながらふと見上げると・・・、「あれ、何!?」
夫が言うには、「滑索 フアスオ](直訳すると滑るロープ?)と言い、谷を滑って渡るのだそうです。  好奇心旺盛な私は、「是は乗らなくちゃね!」


途中に観音堂がありました。お線香をたいて皆さん何をお祈りしたのでしょうか?


こんなに険しい階段もありました。 kちゃんは疲れも見せずに上って行きます。
下の報に黒く見える人影は「滑索」はせず、自力で下山するNさんです。


「滑索」には沢山の人が並んでいました。 チケットを買うのは夫に任せKちゃんとブランコに乗りました。  すると一人のおばさんが近寄ってきて手を出すのです。
見ると「料金1元」と書いてありました。 1元も高いよ! 値切る暇なく、夫の手招きに応じなければならず二人分2元支払いました。 何でもお金にする中国です。


リフトのようなものかと思っていましたら、このような物を装着させられました。
是にフックをかけて滑るのです。 大丈夫かなぁ!? 内心ヒヤヒヤです。


私の番が来ました。 思ったより早いスピードに思わず右足がブレーキを踏みました。  でも、とても爽快な気分です!

あっという間に到着です。 なかなかスリル満点の良い経験でした。
是で30元(400円くらい)は安い!?

 

 

         
ホテルに戻り、早目(11:00)の昼食をとります。 メニューは相変わらずの東北料理です。 しかし、昨夜水が出なかったお詫びとかで、ビールやスプライトが振舞われました。 
赤いTシャツの男性はこの長旅を一人で運転して下さっている運転手さん。
以前、日本の栃木県で1年間働いた事があるそうです。
残念ながらビールは飲めないのでスプライトで乾杯です。「お疲れ様!この先も宜しくお願いします!」


いよいよ待望の丹東市に向かいます。

 

 

 


丹東旅行①~青山溝(青山湖)

2010-06-16 17:12:04 | Weblog

 端午節休暇を利用して14,15日に丹東旅行に出かけました。
今回は純粋に中国人向けのツアーでしたので、旅費も1泊4食付きで458元(6000円強)と破格のお値段です。

日本人同学にも案内した所、Oさん、K君、Nさん、Kちゃんも同行することになり、思いがけず楽しい修学旅行となりました。

丹東市はご存知の方も多いと思いますが、人口が約240万人(市街地の人口、約70万人)、鴨緑江を挟んで朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の新義州と向かい合う位置に有ります。


6:10集合、6:20出発の予定でしたが、意外にもきちんと時間は守られ、時間通りに出発です。
 
二日間世話になるガイドさん(導游=ダオヨウ32)と、少し小さめのバス。
丹東市まで高速で4時間です。 途中、3時間ほど走った“大狐山P”でトイレ休憩をし、丹東市を抜けまだ走り続けます。

13:00やっと期待の昼食です。
 
綺麗なレストランでしたが、テーブルが雑然と置いてあり相当数の客のセッティングがしてありました。
テーブルに着くと、次から次へテーブルに並びきれないほどの料理が運ばれてきます。 
忙しいからでしょうか、盛り付けなどはどうでも良い!と言う感じです。
写真左は唯一盛り付けを考えてある料理・・・右上に見えるのはとさかの付いた鶏の頭です。他に足もあったような気がしますが、正視できませんでした。

肝心のお味は!?・・・・・・正に中国の“東北料理”です。

中国では『南甜北咸,東辣西酸(ナンティエンベイシエン、ドンラーシースアン)』「南は甘い北は塩からい,東は辛い西は酸っぱい」と言われるように、東北料理は塩っぱいか、濃い醤油の味付けです。 ですから、少々味がくどい感じがします。

一品づつ味見をしただけでも満腹になりました。

 昼食を済ませて又走ること?時間。 今日のメインの「青山湖」に到着です。
青山湖観光地は全区の東南部に位置し、上から下まで近い百里続いて、湖の周囲地区の水面面積は2.2万ムー、湖水は澄みきってい青緑で、水深は30-50メートルである。青山湖口から船に上がって、「ライラック崖」に従って北上して、湖に沿って山野の花が咲き乱れるの「花仙台」と魚を釣るとてもすばらしい行く先の「釣魚台」を見ることができる。
         

 
湖の船着場には沢山の遊覧船が並んで観光客を待っていました。
私たちが乗ったのは、いかにも中国っぽい船でした。


この湖はダム湖らしいですが、広い湖の湖畔には小さな集落が点在していました。 
何とも長閑な風景で気持の良い時間が流れていくようでした。


船は二箇所ほど停まり上陸しましたが、どちらにもこのような露天が並んでいて木の実や薬草、珍しい茸、蛇や昆虫などが売られていました。 
蜂の巣も並べてありましたがどのようにして食べるのでしょうか!?


ここにもありました、御神木! 沢山の赤い紐が結び付けてあります。
中国では赤色は縁起が良いものとされてます。 是は願掛けの一種だとか。

 

2時間ほどの遊覧の後ホテルに到着。早目の夕飯を済ませてオプションで「満族歌舞表演」を観にいきました。 料金は免費(ただ)です。

 「満州族」の自治県は、特に自然が豊かで、3つの大きな川と6つの小さな川、500を超える渓流があります。この県には、もちろん、漢族、朝鮮族など、多くの民族がそれぞれ暮らしていますが、やはり、満州族が最も多く人口の半分以上を占めています。

入り口の門には『満家寨』=「満州族の塞」と掲げられてありました。


着いた時にはもう満席で、座るところがありません。
演技のために敷いてあったマットの上に暫くは座ってみていました。
少し後にはこの空いた地面が見えなくなるほどに観客が入ってきました。


いよいよ開演です。  司会はとても綺麗で魅力的な話し方の女性です。
バックは満州族の古い太鼓、「太平太鼓」です。
昔はお祭りになるとこの太鼓を打ち鳴らし、豊作と安全を祈願しました。
今も収穫の季節に太鼓を打ち、その喜びを表現します。


歌い手や踊り手は全て若い男女です。
この写真以外は全てアップできないほどのピンボケで残念です。


この獅子の中には男性が二人入っていて、この柱の上で軽々と演技をします。
写真右は、後ろの男性が前の男性を支え宙吊りにしているのですよ!


1時間ほどで演技は終わりました。
ホテルに戻りシャワーを浴び、同学たちと語り合い、良い気分で眠りにつける筈でしたが・・・・・・、

「水が出ませ~ん!」 シャワーはおろか、顔を洗うことすら出来ないのです。
旅行会社の方に、「中国人のツアーですので、ホテルがあまり良くありませんよ。お風呂もありませんよ。」と、念を押されて参加したのですが、「水が出ない事もありますよ。」何て、聞いていませんよ~!

しかし、バスの長旅の疲れもあって、ベッドに横になるとたちまち寝入ってしまったのでした。