前学期で帰国したIさんが所用のため、大連にやって来ました。
以前の同学たちと久し振りに食事をすることになりました。
場所はSさんのお勧めの四川料理のお店で、大連駅前の「ラマダホテル」の近くにありました。
本格的な四川料理のレストランは初めてです。
四川料理は激辛と聞いています、食べられるかな?!
四川料理の定番の“麻婆豆腐”と“醤油拌飯”です。
麻婆豆腐は思ったより辛くありませんでした。 舌に感じる辛さではなく、喉にくる辛さで、度々咳き込み慌ててお茶を流し込みました。
醤油拌飯はとても美味でした。 見た目は醤油色でいかにも醤油辛そうなのですが、日本の味ご飯のようなお味で食べやすかったです。 木でできた桶の容器も素敵です。
魚香肉糸(ユーシァンロウスー)も適度な辛味と甘酸っぱいお味で美味でした。
涼菜に是といったものが無く、キャベツが食べたくて写真を見てとりあえず是を注文したのですが、是が一番辛かったかも!? お鍋が洒落ていました。
最後にメインの“水煮魚”です。
運ばれてきた時は、器一面の唐辛子で、「わっ!是なんですか?」
Sさん、「まあ、食べてみて下さい。 美味しいですよ!」
私は気が付きませんでしたが、店員さんが調理する前に「是で良いか?」と網に入れた魚を持ってきたそうです。 残念!写真に撮って置けばよかった!
帰りに「この魚ですよ!」と教えて貰ったのは50cmほどもあろうかという大きな鯉で
した。 入り口付近の水槽に沢山放たれていました。
店員さんが「唐辛子を取りますか?」と聞きますので、皆口をそろえて「当然です!」
取り除いた唐辛子は小鍋に半分くらいはありました。
料理名は水煮ですが、全部油です。 油の中には唐辛子の他、山椒もたっぷり入っていてとても良い風味です。
初めは肉かと思った魚の下にはもやしが敷いてありました。
暫くして、店員さんがサンドイッチスライス位の厚さの食パンを乗せた皿を持ってきました。
この上に魚を乗せて油を切ってから食べるのだそうです。
大連に来て、魚料理を美味しいと思って食べたことはありませんでしたが、是はとても美味しかったです。 下味がよく付いていて油で煮てあるからでしょうか、全く臭くなく身もしまった感じで申し分無しです。
来学期は皆バラバラです。 私たちは青島、Sさんは西安、Sさんは大連に残り、Iさんはまだ決まってないようですが、内陸の方へ行こうかと言っています。
1学期、2学期だけの短いお付き合いでしたが、彼らの模範、助けは私には大きな力でした。
いつか必ず同窓会をしましょうと約束をしました。
大和魂でこれからも頑張っていきましょうね!
本当に有難うございました