M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

お宝?!発見

2019-02-06 14:26:22 | 道具

このオリムピックのサーフ93を購入したのは1978年1月、価格は5,980円、学生時代にアルバイトをしていた釣具店にて。いま気付いたのだが93はギア比を意味していたのか・・・

 

その頃は芦ノ湖がホームグラウンド、多くの場合は元箱根の野崎さんを利用、ブラック、ブラウン、レインボー、ルアーにフライにレッドコアのトローリング、ハーリング、ムーチングと解禁から禁漁までの期間頻繁に通っていた。釣のクラブ(むささびルアーアングラーズ)を釣具屋のバイト仲間と立ち上げてワイワイしていて、田代兄弟の焼鳥屋で忘年会を開いたりしていた。

その頃2シーターのZに乗って居たのだが、一度野崎さんのところで手伝いをしていた野崎さんの親戚のみやちゃんという女の子が真鶴の実家に帰るのに下まで(小田原)乗せて行って欲しいと頼まれて、席を確保するのに一緒に釣りにきていた友達は荷台に押し込んでターンパークを下った事もあった。

まだ国内のルアー、フライは黎明期、欲しいものが有ると直接アメリカのメールオーダーハウスであるBassProShopsやCabera'sからルアーやライン、ブランクロッド、フライのマテリアルやらダッチオーブンやら諸々取り寄せ、ルアーを作ったり、竿を作ったり、燻製を作ったり、友達は剥製まで作ってそれが生業になってしまった。

しかし仕事場のFaxで注文書を送っていたし、しかも決済用のクレジットカード番号なんかも一緒に送ってたんだからセキュリティもへったくれもなかった。

そして芦ノ湖が禁漁、シーズンオフになると二宮の剥製作りの友達の家に泊まって西湘バイパスの下で投げ釣りをしていてその為に買ったのがこのリール。

因みに友達の長兄は吉祥寺でぐゎらん 堂というライブハウスをやっていて次兄の方は有名なベーシストだったので音楽関係の人とかも出入りして何人か名前の知れた人を目撃していて、釣り道具を持ってすれ違うと『あっ、釣りに行くの?』とか聞かれた事も。

湘南の投げ釣りは回転投法、海に背を向けて180度廻って投げるのだが、失敗すると西湘バイパスの方に仕掛けが飛んで行って街路灯に絡みつくw

自製のキャスティングロッドにはリールホルダーを付けず、リールはビニールテープで固定、これで微妙な位置の調整が出来る。それでリールの脚の傷が少ないのだ。その頃に使っていた緑色のビニテも一緒に箱に入っていた。

ルアー釣りでは利き腕の右でロッドをホールドして左手で巻くのでこのキャスティングリールもハンドルは左手側になっている。

どちらかと言うと釣果より遠投の方を優先、キスやメゴチが釣れたが、友達曰くは相模灘は江ノ島方面から小田原方面に向かって深くなっていて潮が小田原方面に向かって流れるので時々土左衛門が釣れるとか・・・

まあそんなこんなで釣りと所謂アウトドア系の遊びはその頃に殆どの事はやり尽くし、いわゆる『燃え尽きた』状態になりもう一つの趣味だったバイク遊びにの方に徐々に傾注していったのと共にこのリールを仕舞い込んでしまい今回発見するまで30年以上ずっと見つからずにいたのだった。


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