![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/0b/36e4b89dd50657cc5f81d30046c4ad06.jpg)
ミニバン(ESTIMA)からミニ・ミニバン(SIENTA)の中古車に乗換えた。
暗電流の修理が終わったESTIMAを引き取りに行って、中古車売り場を見ていたらポツンとSIENTAが
置いてあり、カミさん、娘共々「良いんじゃない」と15分で乗換え決定。
未だ納車前だけど15分見た第一印象は・・・
ドライバーシートは前後長がやや短い、シートリフターが有るのは良いが、ランバーサポートは無い、
シート全体がフラットで左右のサポートも殆ど期待出来ないのでコーナーで身体の安定をはかるには、
右膝を開き気味にして車体側のパネルに接触させて膝で身体を支え、左側も同様センターコンソールに
膝を当てて身体の動きを抑えることになろう。
中途半端な肘掛は不要。 ステアリングコラムとダッシュボードの間が狭くハンドルが立ち気味で且つ、
ダッシュボードに張り付いている印象。
チルト機構で上下の調整は出来るが、前後テレスコピック調整が出来ないのでドライビングポジションの調整範囲が
限られる。何となく昔運転したことのあるカルマンギアのそれを思い出した。
セカンドシートも前後長が短く電車の座席を思い浮かべる、見た目はヤワな感じだが案外腰のあるフォーム材で
沈み込みは少ない。シート材に加え、座面が高く比較的直立した位置で着座するので腰痛にはなりにくいかもしれない。
レッグスペースも必要な量は確保されている。2人が座るには問題ない。セカンドシート床下の物入れは便利そう。
スライドドアは使い勝手が良いので歓迎、ただ全長4.1mのボディサイズから仕方が無いのは分るが開口部が
狭いのは残念。
サードシートはオケージョナルシートと割り切って普段は床下に収納しカーゴスペースに当てるつもりだから構わない。
実際下取り(孫取り)に出したエスティマ8人乗りのサードシートだって大して広くは無く快適とは言えなかった。
センターメーターはエスティマで慣れているので可も無く不可もなし、ただ、各インディケーターの表示サイズが
小さく老眼には辛い。上下のシフトストロークが狭く誤操作しないか少し気になる。
CVTのクリーピングの弱さや発進加速のダルさについては、昔からずっと右足アクセル、左足ブレーキ操作だから
多分問題無いだろう。足踏み式のパーキングブレーキは使い勝手は良くない。
小柄でショートノーズだから実用上は問題無いが、ボンネットの峰がもう少し高ければフロントエンドや左側の
見切りが良いと思うのだが空力3.0を確保するのに必要だったのか。
ナビは見た目、可も無く不可もなしだが、銀色のトリムとボタンの数や配置にはもう少し工夫が欲しい。
小さい車なので身体を捻っての後方の視界も問題ない、私だけ運転するならバックモニターは要らないだろう、
どちらにしても身体を捻って後方確認をしている時に同時にバックモニターは見られない。
この車の当時の新車価格はオプション込みで約200万だが、正直もし200万払って新車を購入するなら、
200万で10年落ちのクラウンの中古車を買ったほうが良いと思っている。
当然異論もあろうが、やはり車の作り込みが全然違うし、同じ車種でも排気量の大きい方が車体の作り込みは
良い様に感じる。
整備手帳から推測すると第一オーナーは6年で約27千キロと割りと少な目、第二オーナーが1年で17千キロ
走った様で、この第二オーナーがどの様な乗り方、メンテナンスをしていたのかが一寸気にはなってはいる。
普通この手の車だと近隣、買い物中心、だいたい1~2人乗りでセカンドシートは余り使わないというシチュエーションを
想定していたが、セカンドシートのフロアカーペットの汚れがやや激しいのが気になった。
初期が都内登録なので錆の心配は少ないし、実際下回りをざっと見た限りでは錆は無かった。最近はエンジンルームの
清掃も随分と綺麗に出来る様で汚れやオイル漏れの形跡は分らなかったが、今時のエンジンだと44千キロ程度では
問題無い筈で、むしろサスペンション関係の耐久性の方が気にはなる。
175/70R14というタイヤは、初期のラジアルタイヤのサイズを彷彿させる、サイドウォールで乗り心地を確保しているのか。
特異サイズなのでリプレースの選択肢が少なく、競合が少ないので最新テクノロジーのフィードバックがされ難い懸念がある。
純正ホイールは鉄製だが、下手なアルミより案外軽くて真円度も高く、ヒットした場合も割れずにエア漏れが少ないという
メリットもあるし、この手の車に金を掛けてまでアルミホイルにする気はない。
燃料タンクの高さが12cmと非常に平たく、給油パイプが曲がりくねっていて吹き返しも多く満タンにし辛いという話がある。
実際に試してみないと分らないが、満タン42Lだから給油時にはトリップの数字と燃費を見ながら給油可能量を推定し、
満タン状態に近づける工夫が慣れるまでは必要かもしれない。
ただし普通のシェンタではなく、サードシートが車イス対応の福祉車両でした(確か8ナンバーだったと思います)
一番印象に残るのは、意外とホイールベースが長く、小回りが効かないのが印象に残っています。
見た目が大きく見えないので、乗り易そうに見えますが、どっこい運転しずらかったです。
あとは福祉車両仕様なのか、最低地上高が低い?腹をすってしまい、上司に怒られました
そうなんです、エスティマが2900mm、シエンタが
2700mmで車体の長さに比べてロングホイール
ベースです。
娘が小さい車が良いと言うのでシエンタにしたって
いう経緯もあるんですが、ホイールベースの事は
面倒なので伏せてました(^_^.)