実験再開
場所は先週と同じ霞ヶ浦は浮島キャンプ場。炊事場もありベンチもありで昔から良く利用している。
I’ll be back⇒I’m back!!って事で・・・
今日の気温は12℃、風は前回よりも弱い。ウィンドシールドは不使用。必勝(と言うほどでも無いが)を期して普段は使わない着火剤も持参。
途中スーパーで豚バラ購入、今日のメニューは90円の特売カレーうどんだぁ~
1.薪
鉈で手の指程度の太さに割り、凡そ手の平の幅で折って中子に入るようにした。写真の薪2本で中子が一杯になった(余りギチギチには詰め込まず)。
初めは上に薪を包んできた広告の紙で着火しようとしたが上手く燃えず、一旦薪を取り出して牛乳パックの紙に火をつけてその上に薪を乗せて点火した。5分過ぎから二次燃焼(とおぼしき)が発生し、五徳の上部から力強い炎が上がり始めた。普通の薪なら燃える事が確認出来た、そのままロッキーカップで湯を沸かして(約12分)コーヒーを煎れ、更に豚肉を炒めた。
焚火で照明や暖も兼ねるのではなく、ウッドストーブで調理するだけなら少量の薪で十分、現地調達が出来ない時の保険として家にストックしてある薪を数本積んで行くことに。ただ調理、暖、照明を兼ねるならウッドストーブじゃなくて尾上BBQコンロを持って行くだろう。
2.ウッドペレット
当初、薪を取り出して中子を空にしてからペレットを入れて点火するつもりだったが、豚肉を炒めている途中で火力が落ちたので薪の中にペレットを投入した。薪で既に燃焼温度に達しているからか割と簡単にペレットから炎が上がる、10分程で二次燃焼を確認、薪よりも遅い。
とりあえず肉を炒め終わり、暫くは燃焼状態を見ていたが、割と早目に火が弱まったのでペレットを追加したら火が消えてしまった。仕方なくジェリー状の点火剤を投入して火をつけてからペレットを入れると再度燃焼開始。
暫く様子を見た後、湯を沸かすが中々沸騰しない。やはり薪よりは火力が弱い気がする。待ちきれずアルストを出して普通に湯を沸かしてアルミ鍋のカレーうどんに沸騰したお湯を350cc注水し、肉増し増し、先日のラーツーでは入れ忘れたネギも忘れずに投入、3分間煮込んで出来上がり。
残ったペレットも投入して結局持ってきた0.75Lは全部使い切った。60分を経過した頃から炎が小さくなりそのまま放置しておいたら約90分でペレットはほぼ全部蒸し焼き、炭化状態になったが未だ炎は出ていた。最後は炊事場のかまどに炭を捨てた。
調理メインの限定使用ならむしろ薪よりペレットの方が簡便だとウッドストーブを発注した時点でも予測はしていたが実際には猫用?だったこともあったのか湯の沸き方などをみていると案外火力が弱い。とちらかというと扱い慣れている薪の方が調整も簡単。
ただ薪はHCでも扱っていない場合があるし、今回の様な板状では無い物もあるから予備にウッドペレットを持っていくのも有かもしれない。
3.アルコールストーブ
風防、五徳を兼ねたウッドストーブとアルストの組み合わせ、アルストの熱暴走についてテストしてみたかったが、色々とあって時間切れ。又の機会に。ただアルスト自体はカレーうどん用の湯を沸かすのに使った。
4.トイレットペーパー
これも実験したかったがペレットがなかなか燃え尽きず時間の関係もあり今回はテストしなかった。またいつか機会があれば試してみたいとは思っている。
今日(だけ)の結論
二次燃焼は確認出来た。インナー側の穴から吹き出す炎は綺麗なファイア−アート。股火鉢的に足の間にこのストーブを置いて、暖をとりつつファイアーアートを見ながら、当てのスルメを炙るとかシシャモを網で焼くのが案外乙かもしれない。
薪でもペレットでも良いが現地調達についてはキャンプ地次第、知らない場所、初めての場所でのキャンプだと様子が分からないからバックアップ用の他のストーブが有った方が安心ではある。
聞いてはいたが柔らかい煤による鍋底への付着、汚れが酷い。蝋燭の炎の様に赤味を帯びていて燃焼温度が低そうなのは写真の通りだし、蒸し焼き状態で燃焼温度が低い為二次燃焼のガスが中には不活性ガスも含まれているので、不完全燃焼を起こして煤が発生しやすくなるのかもしれない。
いずれにせよ鍋底の汚れは普通に薪で調理した時よりも厄介だからショッピングバッグ等に入れて汚れ防止をして収納しないとそこら中煤で真っ黒に。
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