M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

シュワちゃんはI‘ll be backと言った(ウッドストーブ燃焼再テスト前編)

2015-11-29 10:00:00 | 道具

先週失敗したウッドバーニングストーブ(以下ウッドストーブ)の燃焼再テスト(11/28)
という事で、前回と同じ霞ヶ浦浮島キャンプ場(和田公園内)、そう I’m back!!

写真多目で長いので前編、後編に分けた、最近走って無いので充電を兼ねてSIENTAで出掛けた。

    
  

失敗した先週の日曜日の午後、別件で出掛けたついでにHCに寄って猫(トイレ)用ペレットを購入した。月曜日は雨だったのでINでウッドストーブについて頭が痛くならない程度に先っちょだけ挿入して勉強してみた。

付け焼刃のにわか知識だと、中子(以下なかご=燃焼用コンテナ)の中で蒸し焼きになった燃料から発生する可燃性ガスが五徳部分で十分な酸素を得て燃焼することを二次燃焼と称す。

この特性を生かして長時間火力を維持できる一方、中子内の燃焼が不十分だと温度が下がってしまい二次燃焼用の可燃性ガスも出なければ中子内での燃焼そのものも維持できず、新しい燃料を投入しても燃焼が続かず火が消えてしまうという現象が生じ、ウッドストーブが上手く燃焼しない場合がある。

ペレットは投入容量、アルコールストーブ(TRB-25)の場合は高さへの考慮が必要なので採寸(概算)を実施した。

中子:110mmφx40mmh 容量は約0.38L



中子から燃焼室上端:二次燃焼用のインナーホール下段まで 110mmφx80mmh 容量約0.76L



五徳上部まで:110mmφx120mmh

アルスト:75mmφx45mmh

 

それらの採寸結果を踏まえ、実践投入時のシチュエーションを想定し、いくつかの燃焼テストを再度実施してみた。

1.キャンプ用薪

キャンプ場に到着してから小枝や松ぼっくりを現地調達して燃やすのが一番簡便で安価なのは言うまでも無いが、先日のテストでは現地調達は不成功。特に湿ったりして適当なものが入手出来ないと燃えない可能性がある。

家に保管してあった夏のキャンプの残りの薪を燃やすとどの程度なのかを検証。今回使用したのは約400mmの物だったが鉈で4つ割りにして更に4つに折って丁度燃焼室に収まる位でかなり細かく割る必要がある。
またキャンツーの間中、毎日薪を運搬しなくてはならないのも問題、効率だけなら百均の割り箸の束を燃やした方が簡便かもしれない。

  

2.花王の猫トイレット用木製ペレット

本来のペレットストーブ用のウッドペレットが欲しかったがカインズホームでは取り扱い無し。しかたが無いので猫用のものを購入、袋には燃焼可能の表示があったが、勿論香料や消臭剤、吸水剤等の化学物質が添加されていない方がウッドストーブ用には好ましいがその辺は不明。

猫用は2.5L(重さでは無くて嵩、実測重量は1.7kg)@598円、上記の様にウッドストーブの燃焼室容量は約0.76Lだが中子だけの容積だと半分の0.38Lになる。実際にペレットを中子に摺り切りで入れてそれを袋に移してビーカー?で計測したら隙間も考慮して約0.30~0.35L弱。

  

中子一杯で約0.35Lとすると約84円/0.35L/0.24kg/回、燃焼室一杯だと倍の約168円/0.7L/0.48kg/回。おからを原材料とするものは木製よりも安かったが(価格は覚えていない)燃えるかどうか確認出来なかったのと火力の点で疑問が残った。

尼で調べた燃料用ホワイトペレットだと22kg、1980円(送料込み)というのがあり、これだと中子一杯なら約21円/0.35L/0.24kg/回、燃焼室ベースなら倍の約42円/0.7L/0.48kg/回となる。梱包単位や木質(外皮有無、針葉、広葉等々)や流通でも価格はかなり差があるようなので実用的ならば猫用だろうがストーブ用だろうが安くて使えそうなものを探してみるのも有りだと思う。ちなみにW-1では300gの小分けパック@200円しか扱い無し。

今回は約0.75Lを2分割して袋に入れて持って行った。

3.アルコールストーブ

直接的な燃料では無いが、アルストをバックアップとして予備に持っていく状況を想定。採寸の通り、中子の底から五徳上端までだと約110mm有り、アルストは約45mmだから五徳上端=鍋底までは65mmの空間があり、これでは効率が悪いので何らかの方法でアルストの位置を底上げする必要がある。ウッドストーブに付いていた灰受けの皿をひっくり返してその上にアルストを乗せると約20mmかさ上げ出来る。熱暴走を起こすと言う情報もあったのでその点についても確認したい。

 

4.その他

トイレットペーパーを燃やした例は見当らなかったがこれっていわば丸太をカツラ剥きしたようなものだから燃えるんじゃないかという気もする。なるべく香料等が使われていないプレーンなものを用意した。
この用意したものとは異なるが、参考価格で1ロール25円、コスト的にはペレットよりかなり安い。先ずは燃えるのか、二次燃焼が発生するのか、燃えるなら燃焼時間、火力、煤の発生等がどの程度なのかということになる。カーボンフェルトストーブのイメージで煤やに臭いの出ないアルコール燃料をしみこませてものを燃焼するとどうなるかもやや気になるところ。

後編へと続く

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