少し経緯を書くと、2017年8月の東北一周ツーリングの時に青森で履いていたelfのライディングシューズの底が剥がれた。パカパカの底を縛って応急修理でキャンプ場は出発したが、これは危ないし、雨も浸水してくるので、この時、五所川原のゼビオで購入したのが、今履いているSalomonのトレッキングシューズ。
ただこのトレッキングシューズはリターン式のバイクシフトには向かないので、ライディング用にGOLDWIN防水Gベクターを購入したが、残念ながら暫く履いていたら防水性が落ち、1時間も経たないで中に浸水してくるようになってしまった。
更にその代替品として、ガエルネFUGAを購入、まあ半分は昔からのあこがれだったので、バイク人生も先が短いからこの辺で履いておくか、というのもあった。バイクで走っている分には悪くないのだが、左膝に痺れがある身としては、バイクを降りて歩いたり、キャンプ場での設営作用では重たくて辛い。
その後CTに乗り換えてからは、ローター式のミッションで爪先で掻き上げる必要も無く、そうなると俄然このトレッキングシューズの出番が増えた。実際Gベクターよりも格段に防水性は高く、FUGAの半分以下の重量で軽くて歩きやすい。
ただこの靴の欠点は一番上のフックから紐が外れ易い事で、特に足首を深く曲げ伸ばししていると外れ易く、結び直すのはストレスになる。街歩きならまだしも、山の中で崖を下ってる時などは如何なものかとは思う。
トレッキングシューズは山野だけでなくアスファルトでも歩きやすいし、すべりにくく雨の日も安心、タイヤで言えばAll-Terrainみたいなものかもしれない、購入から5年、メインで履いてきたが、流石に最近ヤレがめだってきたので暫く前からあれこれ物色していた。
店で試し履きもしてみたが、なかなか思い通りの物が見つからず、結局重量と履き心地、それに防水性を優先、紐の緩みは改善されているであろうという期待を込めて、今履いているトレッキングシューズの更新版と思われるものをリピートでポチってみた。山歩きをするわけじゃないからハイカットは要らないが、バイクで使うならくるぶしを保護する為にもミッドカットは必要要件になる。実際事故ってくるぶしが削れたバイク乗りを何人か知っている。紐はバイクに乗るには長すぎて引っ掛かると危ないので自分で短くカット。
(写真はメーカーより)