『鼻の黒い猫はよく鼠を取る』と昔聞いた事がある、つまりは鼠の出没するかまどの周りでハンティングをするからかまどの煤が鼻につくということ。
BSに入っていた頃は焚火で煤けた飯盒やクッカーは藁やたわしとクレンザー、砂などでこするのだが、手は荒れるし好きではなかったので、焚火での調理は嫌いで、ストーブでの調理を好んだ。
勿論、石鹸等を事前に塗っておくという手もあったりもしたが、一度だけならやるが何度も使うとなると面倒だし、それも完璧という訳でもなかった。
そんな事がトラウマになっていたのか、その後も焚火自体は好きだったが、調理は白ガスやガスストーブばかり使っていて焚火での調理は極力避けていたのだが、いつからか煤が付いても別に構わないじゃないかと思うようになってきて、手で触って煤が付かない程度に洗うがそれ以上は煤を落とすことはしなくなったからクッカー類は皆煤けている。
自分ではこれはこれで味があって良いものだと思っているが、傍から見れば洗うのが面倒なだけでしょ、って事になるのかな。