降りしきる雨の中を行ってきた。他の人の記事 結果
今回は入場ゲート真正面の上方で、安い席ではあったがたいへん見やすかった。
それは武道館特有の急傾斜のおかげではあるが、その急な階段でつんのめったりこけたりする人が
結構おり、武道館ではまず何よりも自分の足下に気をつけねばならないと痛感。
18:30スタート予定で、ほぼ定刻(定刻より早くスタートすることすらある)にリングアナのチメルが登場。
あいさつをした後、GM(ということになっている)ウイリアム・リーガルが今日の公演の内容を紹介。
1:16人参加バトルロイヤル
これで優勝した人が、ランディ・オートンの持つWWE王座挑戦権を得られるというふれこみ。
当初は「15人」となっていたり、発表メンバーが14人だったりし、誰かがサプライズ参加するのではと
いう噂もあったが、結局はジェフ、ハース、ホーリー&コーディ、ケイド&マードック、
DHスミス(デイビーボーイ・スミスの息子)、DX、スニツキー、バル・ビーナス、ジェリコ、
カリート、ケネディ、ウマガ、ケンドリックが出場。おおかたの予想どおり、ジェフ・ハーディーが
スニツキーを破って優勝。スニツキー対オートンという変なカードになっても面白かったと思う(笑)。
2:WWE女子世界戦 王者ベス対ミッキー・ジェームズ
ゴツくてデカくて強いベスと、小さくてすばしこいミッキー。ミッキーの裾のヒラヒラは
トレードマークなのだが、あまりにも面積が大きいのでかえって小柄さを強調している気がする。
ベスは、もっとコワモテ度を高くした演出があると、男子レスラーとも戦えるような存在になりそう。
3:カリート対ブライアン・ケンドリック
ケンドリックは日本ではレオナルド・スパンキーとして知られる選手のこと。ケンドリックは、
バトルロイヤルでスニツキーに持ち上げられて場外に投げ落とされ、その際に足を痛めた様子で
ちょっと精彩がなかった。カリートが吹き付けたリンゴの残骸は、レフェリーがほうきで片付けていた。
4:WWE世界タッグ戦 王者ホーリー&コーディ対ケイド&マードック
ケイド組は日本のプロレスの地方巡業でも受けそうなわかりやすいヒールを演じ、客いじりもしていた。
ダスティ・ローデスの息子であるコーディ(小島よしお似)がマードックをDDTからピン。
これを見る限りでは団体からかなりプッシュされているようだ。
5:フレアー負けたら即引退ロード第○戦 フレアー対リーガル
ロウ本編で現在進行形のストーリーのひとつ。リーガルは日本では独特の人気があり、そういった判断で、
フレアー対リーガル戦が改めて組まれたものと思われる。こってり風味の技の応酬、
定番ムーブの数々などの末、足四の字でフレアーが勝利。試合後はお互いにたたえ合った。
(休憩)
WWEのディーヴァ(女子の所属メンバー)キャンディスによるプレゼントコーナー。
当選し、リングに上げられていたナカムラさんという男性は、キャンディスに何度もハグされ、
そのたび場内からブーイングが上がっていた(笑)。
6:ジェリコ対ケネディ
前のスマックダウン日本公演のときには負傷で欠場し、日本のファンが最も見たかった筆頭格のケネディ。
ふだんは彼が自身を紹介するために天井からマイクが下りてくるが、その仕掛けがされていないため、
ポーズを取るケネディの手にリングアナのチメルがマイクを渡す、というネタがあり、
これで場内をグッとつかんだ。一方、最近リングに戻ってきた千両役者のジェリコは
一挙一動に華がある。明らかにこの試合から場内の一体感がアップしてきていた。
日本人をおちょくったネタなどで味を出したケネディだったが、最後はジェリコの壁でギブアップ。
個人的には今回のベストマッチがこれで、ベストパフォーマーはケネディである。
7:WWE世界タイトル戦 王者オートン対ジェフ・ハーディー
最初のバトルロイヤルで勝ち抜いたジェフが挑戦者として登場。観客席になだれこんで
コミュニケーションをとる。王者になってからは初めての来日のオートンは、まだやや線が細い
印象ながら、それっぽいたたずまいを徐々に身につけつつある。スリリングな攻防が終始繰り広げられ、
最後はジェフのツイスト・オブ・フェイトを切り返してRKOを決めたオートンが勝利。
最もフォトジェニックな技のひとつ・ジェフのスワントーンボムが見られなかったのが残念だ。
8:ノーDQマッチ(反則裁定なし)HHH対ウマガ
「ラストマンスタンディングマッチ」と宣伝されていたが、もうちょっと簡易な感じのこのルールに。
今回の武道館の入場通路は短く、HHHのように時間をかけてゆっくり入ってくるタイプの選手には
ちょっとかわいそうな気もした。日本ではジャマールとしても知られる、ウマガという稀代の
タフガイ相手だけにこの試合スタイルはとてもマッチしており、ゴミ缶、テーブル、そしてとどめのスレッジハンマーから
ペディグリーを決めてHHHの勝ち。
終わったのはほぼ3時間後。帰り道に出ている露店(海賊版のレスラー生写真もある)などを
横目に見つつ家路へ。冗長なところがなく(冗長になりそうな空気があると即座に対応する感じ)、
長すぎず短すぎず、楽しい公演であった。ジミー・スヌーカとアルティメット・ウォリアーの
コスプレがいるのは確認した。
次はいつになるだろう。
今回は入場ゲート真正面の上方で、安い席ではあったがたいへん見やすかった。
それは武道館特有の急傾斜のおかげではあるが、その急な階段でつんのめったりこけたりする人が
結構おり、武道館ではまず何よりも自分の足下に気をつけねばならないと痛感。
18:30スタート予定で、ほぼ定刻(定刻より早くスタートすることすらある)にリングアナのチメルが登場。
あいさつをした後、GM(ということになっている)ウイリアム・リーガルが今日の公演の内容を紹介。
1:16人参加バトルロイヤル
これで優勝した人が、ランディ・オートンの持つWWE王座挑戦権を得られるというふれこみ。
当初は「15人」となっていたり、発表メンバーが14人だったりし、誰かがサプライズ参加するのではと
いう噂もあったが、結局はジェフ、ハース、ホーリー&コーディ、ケイド&マードック、
DHスミス(デイビーボーイ・スミスの息子)、DX、スニツキー、バル・ビーナス、ジェリコ、
カリート、ケネディ、ウマガ、ケンドリックが出場。おおかたの予想どおり、ジェフ・ハーディーが
スニツキーを破って優勝。スニツキー対オートンという変なカードになっても面白かったと思う(笑)。
2:WWE女子世界戦 王者ベス対ミッキー・ジェームズ
ゴツくてデカくて強いベスと、小さくてすばしこいミッキー。ミッキーの裾のヒラヒラは
トレードマークなのだが、あまりにも面積が大きいのでかえって小柄さを強調している気がする。
ベスは、もっとコワモテ度を高くした演出があると、男子レスラーとも戦えるような存在になりそう。
3:カリート対ブライアン・ケンドリック
ケンドリックは日本ではレオナルド・スパンキーとして知られる選手のこと。ケンドリックは、
バトルロイヤルでスニツキーに持ち上げられて場外に投げ落とされ、その際に足を痛めた様子で
ちょっと精彩がなかった。カリートが吹き付けたリンゴの残骸は、レフェリーがほうきで片付けていた。
4:WWE世界タッグ戦 王者ホーリー&コーディ対ケイド&マードック
ケイド組は日本のプロレスの地方巡業でも受けそうなわかりやすいヒールを演じ、客いじりもしていた。
ダスティ・ローデスの息子であるコーディ(小島よしお似)がマードックをDDTからピン。
これを見る限りでは団体からかなりプッシュされているようだ。
5:フレアー負けたら即引退ロード第○戦 フレアー対リーガル
ロウ本編で現在進行形のストーリーのひとつ。リーガルは日本では独特の人気があり、そういった判断で、
フレアー対リーガル戦が改めて組まれたものと思われる。こってり風味の技の応酬、
定番ムーブの数々などの末、足四の字でフレアーが勝利。試合後はお互いにたたえ合った。
(休憩)
WWEのディーヴァ(女子の所属メンバー)キャンディスによるプレゼントコーナー。
当選し、リングに上げられていたナカムラさんという男性は、キャンディスに何度もハグされ、
そのたび場内からブーイングが上がっていた(笑)。
6:ジェリコ対ケネディ
前のスマックダウン日本公演のときには負傷で欠場し、日本のファンが最も見たかった筆頭格のケネディ。
ふだんは彼が自身を紹介するために天井からマイクが下りてくるが、その仕掛けがされていないため、
ポーズを取るケネディの手にリングアナのチメルがマイクを渡す、というネタがあり、
これで場内をグッとつかんだ。一方、最近リングに戻ってきた千両役者のジェリコは
一挙一動に華がある。明らかにこの試合から場内の一体感がアップしてきていた。
日本人をおちょくったネタなどで味を出したケネディだったが、最後はジェリコの壁でギブアップ。
個人的には今回のベストマッチがこれで、ベストパフォーマーはケネディである。
7:WWE世界タイトル戦 王者オートン対ジェフ・ハーディー
最初のバトルロイヤルで勝ち抜いたジェフが挑戦者として登場。観客席になだれこんで
コミュニケーションをとる。王者になってからは初めての来日のオートンは、まだやや線が細い
印象ながら、それっぽいたたずまいを徐々に身につけつつある。スリリングな攻防が終始繰り広げられ、
最後はジェフのツイスト・オブ・フェイトを切り返してRKOを決めたオートンが勝利。
最もフォトジェニックな技のひとつ・ジェフのスワントーンボムが見られなかったのが残念だ。
8:ノーDQマッチ(反則裁定なし)HHH対ウマガ
「ラストマンスタンディングマッチ」と宣伝されていたが、もうちょっと簡易な感じのこのルールに。
今回の武道館の入場通路は短く、HHHのように時間をかけてゆっくり入ってくるタイプの選手には
ちょっとかわいそうな気もした。日本ではジャマールとしても知られる、ウマガという稀代の
タフガイ相手だけにこの試合スタイルはとてもマッチしており、ゴミ缶、テーブル、そしてとどめのスレッジハンマーから
ペディグリーを決めてHHHの勝ち。
終わったのはほぼ3時間後。帰り道に出ている露店(海賊版のレスラー生写真もある)などを
横目に見つつ家路へ。冗長なところがなく(冗長になりそうな空気があると即座に対応する感じ)、
長すぎず短すぎず、楽しい公演であった。ジミー・スヌーカとアルティメット・ウォリアーの
コスプレがいるのは確認した。
次はいつになるだろう。
チャンネルNECOでやっているのを人生で初めて見る。
主人公たちは「変身」するわけではなく、青い戦闘服をまとって戦う。ワイルド7+エスパイという感じ。
戦う相手は地球の悪人だ。具体的な事実に基づいて捜査を始めるわけではなく、メンバーの一人
アンドロメダがいきなり超能力で悪の一味の企みを感知し、それが捜査のきっかけになるなど、
今の視点からだと変な箇所だらけではあるものの、笑わせようとか突っ込まれようという意図は
皆無だと思われる。これが放送されたのが1974年で、その時点でメンバーの星カオリことアンドロメダこと
山科ゆりはロマンポルノに何本も出ていたのだから、脱ぎ仕事に対する当時の世間の目を考えれば、
今の戦隊のAV女優枠よりよほどアナーキーだ。
山科以外の出演者は、主人公が岡崎徹(アマゾンライダー)、同僚に剛たつひと(青春ドラマ&レポーター)、
小野進也(実写版ワイルドの飛葉、抜弁天女学館)、地井武男、ボスに宍戸錠。
アマゾンと小野は印象が似ている。地井武男的にこの仕事はどういう位置づけなのかということにも興味がある。
山科ゆりが日常生活の中で突然悪の波動をキャッチする→眉間にしわを寄せて苦悶の表情、というのは
大人の視点からすれば比喩なのだとわかる。それを狙って作ったかはわからないが(笑)。
主人公たちは「変身」するわけではなく、青い戦闘服をまとって戦う。ワイルド7+エスパイという感じ。
戦う相手は地球の悪人だ。具体的な事実に基づいて捜査を始めるわけではなく、メンバーの一人
アンドロメダがいきなり超能力で悪の一味の企みを感知し、それが捜査のきっかけになるなど、
今の視点からだと変な箇所だらけではあるものの、笑わせようとか突っ込まれようという意図は
皆無だと思われる。これが放送されたのが1974年で、その時点でメンバーの星カオリことアンドロメダこと
山科ゆりはロマンポルノに何本も出ていたのだから、脱ぎ仕事に対する当時の世間の目を考えれば、
今の戦隊のAV女優枠よりよほどアナーキーだ。
山科以外の出演者は、主人公が岡崎徹(アマゾンライダー)、同僚に剛たつひと(青春ドラマ&レポーター)、
小野進也(実写版ワイルドの飛葉、抜弁天女学館)、地井武男、ボスに宍戸錠。
アマゾンと小野は印象が似ている。地井武男的にこの仕事はどういう位置づけなのかということにも興味がある。
山科ゆりが日常生活の中で突然悪の波動をキャッチする→眉間にしわを寄せて苦悶の表情、というのは
大人の視点からすれば比喩なのだとわかる。それを狙って作ったかはわからないが(笑)。