ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

NHKFMジュリー三昧

2008年11月04日 | アイドル
番組概要
スタート後三時間くらいして番組の存在を知り、
それ以降ぶんは最後までとりあえず録音。
リアルタイムも含め、そのうち半分強ほどは聞いた。
聞き出した頃はまだボソボソとしたしゃべりだったが、
後になるにつれ、声も聞き取りやすくなった。

過去は変えようがないし、公に出せる話は限られるので、
こういうシチュエーションで話すことがいつも似通った
内容になるのは当然だ。例えばジュリーは暴力事件で
二度謹慎しているが、「謹慎」にはふれられても
「イモジュリーと言われ激昂」「駅員にヘッドバット」は
NHKでは言いにくい。

ヲタには当然であっても、そこまでは詳しくない自分には
未知の話題が多かった。
自分の世代ではおなじみの黄金期以降の曲も、実験的で良いな、
という新鮮な知識を得ることができた。

リスナーからのFAXを紹介するコーナーもわずかながらあり、
今回いちばん面白かったのはそこだ。
プライベートを表に出さない(しても離婚、結婚くらい
だろう)のが有名なジュリーだが、ファンとの関係も常に
どこか緊張感をはらんでいて、FAXにあいさつ・導入と
して書いてある「おつかれさまです」には
「僕はファンにこう言われるのが嫌いだ、疲れてしまう」
と返し、控えているドーム公演に対して、
「ファンのみんなで盛り上げます」的な内容のFAXには
「常連のファンはどういう反応をするかもうわかっている、
無理に盛り上げなくてもいい、そうでない人たちがどう
反応してくれるかである。無理にではなく、素直に反応
してほしい」(要約)などと答える。
送信者が自分の母を「お母さん」と呼称するFAXには、
「自分の親のことは『母』と書くものだ」と一言。
今ふうのイージーでチープな言い方だと「ドS」とでも
言うのだろうか。
口調は穏やかでも、ジュリーには今でもどこか近寄りがたい
雰囲気がある。
ファンを大事にするベテランが多い中(すごく立派だし、
そういう人のほうがファンとしては嬉しい)、ジュリーの
ような姿勢もアリだろうし、そういう性格ゆえにジュリー
たり得たのだろう。

全盛期からして、ジュリーには
「取り巻きをゾロゾロ従えて夜の街を豪遊」というような、
昔ながらの大スタアな感じがまったくなかった。
番組中しきりに「僕は地味な人間」と自己分析していたのは
おそらく間違いないと思う。

小室逮捕

2008年11月04日 | 時事
音楽界に限らず、一度「当該ジャンルで時代を象徴する存在」
になってしまうと、その要素が薄まった場合の凋落感がすごい。
俺のような量産型人間とは思考回路が違うだろうが、
「あー、あんときあんな浪費しなきゃその分返済に回せたのに」
みたいな後悔はあったのではないかと勝手に推測している。

自分は、「特に大ブレイクもしないけれど、毎年2割8分・
本塁打15~20本の成績を残し続ける選手」でありたいが、
それすら大変なことだとも実感している。