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ももクロ日本青年館より帰還。詳しい感想は後で書くとして、「ももクロヲタが素晴らしかった」ことをまず言いたい。
それに加え、着替え時間稼ぎ用映像にて。
Q「日本で一番かわいいアイドルグループは?」
あかり「スマイレージ」
同じ質問を別録映像で
かなこ「スマイレージ」
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会場を出る際、スポンサー筋なのかC1000レモンウォーターのペットボトルが客に配られたが、これが渇いた体にはありがたかった。
俺の席は2階だったが、傾斜があってステージと割と近いため、これまでのどの機会よりも、ももクロの全身像やパフォーマンスの全体像が鮮明に見えた。
by rureisa on Twitter
*12/25追記ぶん
ももクロコンサート当日は、15時~・18時~と
二次に渡って会場限定4曲入りCDが売られたため、
俺が現地に着いた14時台で、すでに会場から裏の公園まで
長い列ができていた。
よく晴れて日差しだけは暖かいが、とにかく冷え込む。
幸い、俺の後ろのかなりの人まで買えたのではないかと思う。
日本青年館は、「通り過ぎるべきステップ」といった扱いにされがちだし、
俺もアイドル関係ではそういう位置づけで見てしまっていたが、
今回のコンサートには、「めざすべき場所」という崇高な雰囲気が漂い、
2階席最後部までびっしり埋まった観客にも、いい意味の緊張感があった。
「何よりこの場に居合わせることができた喜び」を俺も味わった。
開始予定時刻の19時を数分過ぎた頃、いよいよコンサートの幕が開いた。
OPは、立木文彦ナレーションによるK1選手・人となり描写ふう映像。
ももクロメンバーの、ちょっとセンチメンタルなもの。
この時点でもう目頭が熱くなっていたヲタ多数と想像。
6人がポーズを決めたシルエットが浮かぶ。いよいよだ。
もう戻れない行くだけだ、ももクロも俺たちヲタも。
曲目
走れ!
Believe
ピンキージョーンズ
(自己紹介)
words of the mind
ラフスタイル
(CM映像)
きみゆき(新曲)
全力少女
ももいろパンチ
気分はSUPER GIRL
未来へススメ!
fall into me(あかりソロ)
愛ですか(しおりんソロ)
(テレ朝チャンネルCM映像)
ココ☆ナツ
キミとセカイ
行くぜっ!怪盗少女
オレンジノート
(アンコール)
サンタメドレー(*ラストクリスマスなど)
ミライボウル(次のシングル)
ツヨクツヨク
あの空へ向かって
ステージは極めてシンプル。
せり上がりが中央にあり、そこに向かう高台状のものが組まれている以外は、
映像効果用のスクリーンがある程度。そこにリアルタイムのコンサート映像や、
歌のイメージ映像などが流れる。
しかしももクロ自体がステージのセットのようなものであり、
このシンプルさで正解だった。
コンサート開始時点ですでにしおりんが泣き顔、かなこも釣られて感涙。
会場限定発売CDにも入っている新曲「きみゆき」は、SPEEDの「WHITE LOVE」を
さらに泣きメロ寄りにしたようなマイナーチューン。
最初の衣装はピンキージョーンズのもの。
その後、上半身は半袖学ランふう・下は各自のイメージカラーのスカートというものに。
高城さんがブログなどで言っていた「黒」というのはこれのこと?
スパルタンな感じ。
さらにその後は、あかり・高城さん・有安が銀、残りのメンバーは金の、
かつてのモーニング娘。チックな統一感を持った衣装にチェンジ。
パーソナルカラーを排除し、『アイドルグループ然』に揃った衣装を
ももクロで見るとすごく新鮮だった。
誰が誰かわからなくなったりもしたが、でもやっぱり高城さんの動きは
高城さんだし、目が慣れるにつれ衣装の色はお揃いでも、
メンバー各自からにじむ「色」というのがあると気づいた。
ここらへんは、「色に頼らない」というチャレンジなのだろうか?
あかりんとしおりんという、こう言ったらアレだが「意外」なチョイスによる
ソロコーナー。
あかりんはダーク・刹那・カッコいい系。
しおりんは風立ちぬな感じの伝統的アイドル。
しおりんの曲のほうが人気は出ると思うが、あかりんのスタイリッシュな世界が
鮮烈だった。
本編ラスト「オレンジノート」の冒頭では、メンバーが一人ずつ歌詞を暗誦。
(アイドルユニットサマーフェス時のbump.yの感じ)。
本編終了後からアンコールがスタートするまでかなり時間がかかった
(後でメンバーが話したところによると、衣装替えが大変だったため)
のだが、何がすごかったかと言えば、ヲタからのアンコールを求める声の
絶え間なさ。
アイドルのコンサートって、良くも悪くも「慣れて」しまっている部分が
演者側にも客側にもあることが多く、「まあこんなもんだろ」な要素が
見え隠れしたりするのだが、今回はももクロが再登場するまで、
声や手拍子などが一切衰えることがなく、音圧を維持したまま響いた。
これには感動した。
2011年第一弾の新曲「ミライボウル」は、モモレンジャーやハートクイーンの
マスクのようなデザインの衣装(色は各自のカラー)。
曲調は実に人を食ったもので、チャールストンふうの牧歌感で始まったのに、
途中から「フィーバー」な感じに変わる。
そのあとさらにもうひと変わりする忙しさ。
怪盗少女やココ☆ナツ系の「狂ってる」印象はさほどないように思うが、
「変」なことだけは確かだ。
発売は来年3月とまだ間があるが、その際にライブハウスでのイベントツアー、
発売後の4月には中野サンプラザでのコンサートも決定。
人を食ったおもちゃ箱感に期待したい。
アンコールでは、普段そういうことのないあかりんも号泣してパフォーマンスは終了。
その後、OP映像と対になる内容のED映像が流れたのだが、
この映像も出来が良かった。アイドルというせつない存在の現在をうまく
切り取った感じの、歓迎すべきセンチメンタルさ。
OP、EDとも、明らかに「無理やりにでも感動させてやるぜ」感があると
わかるのだが、わかっていてもやはりグッときてしまうのが血も涙もある人間。
俺も含めてヲタのみんなはこの映像に完全に引き込まれた。
アイドルのコンサートでこの手の企画をやった場合、静寂を悪用して叫ぶヲタが
出てきたりして(悪目立ちでも目立ちたいような奴)、
雰囲気を破壊されてげんなりさせられることが多いのだが、
それがなかった。
力ずくで抑えたというわけでもなく、ごく自然にそうなっていたのが
素直に素晴らしいと感じた。
そしてその映像が終わり、客電がともされた後に自然発生的に出た拍手。
俺は拍手するくらいしか感謝を表明することができないから、精一杯拍手をした。
他のみんなもそういう気持ちだったと思う。
ももクロのみんな、あらゆる関係者のみなさん、そして俺と一緒にこの時間と空間に
「居合わせた」ヲタのみんな、どうもありがとうございました。
そしてこれからも一緒に居合わせたい。
ももクロを見た後の、「多少の悩みや問題なんてどうってことない」と思える
状態が好きだ。
終了後に目にした、明治公園に多数のバイクとサンタ姿のライダーが多数集結している
図はシュールだった(笑)。