ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

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5/29ミラクルマーチ第一回定期公演(町田Nutty's 20~)

2013年05月30日 | アイドル
3月から休養していたオリジナルメンバーのなっちゃんが先日正式に脱退し、5人→4人となったミラクルマーチ。
今月から彼女たちの地元・町田のライブハウスNutty'sで始まる定期公演が、新生ミラクルマーチのスタート。
定期公演は、毎月の最終水曜日(6月の回は26日)に行われる。このライブハウスはキャパシティが150人とのこと。
アロマふうの香りが漂う場内は、ラッシュ時の電車ほどではないがゆるく満員。
平日夜8時に町田というハードな前提でこれだけくるのはすごい。
第一回を記念して、チケット引き換え時にミラクルマーチオリジナルTシャツが前売り予約による来場者全員にプレゼントされた。
黒、エッジの効いたデザインでふだんでも着られる。

曲順:
ひ・み・つ・の・シークレット
恋の乗車券~Ticket to Love~
月の雫

春~Spring~(Hysteric Blueのカバー、もえりんソロ)
約束(あーやん&かなぴょんのミラクルチェリーのオリジナル)
町田音頭
恋のディスタンス
<アンコール>
オレンヂバナナ
恋の乗車券~Ticket to Love~

*終わったらそそくさと出てきてしまったので、このあとひょっとして何かあったのかも知れないが、
出た時点で客電点灯&物販スタートしていたので、これで決定ということにしておきます。

ミラクルマーチの衣装は上がオリジナルTシャツ(ミラクルチェリーのときは白系の衣装)で
ラフかつカジュアルなスタイル。
ステージ上は、演者の肩から上がときおり見える程度だったが、何しろライブハウスなだけに音響が良く、
ストレスはほぼ皆無。
各自のキャラクターが明確になってきたメンバーは皆気持ちが乗っており、絵に描いたらバチバチとスパークしている感じ。
特にあーやんの荒ぶり、もえりんの歌の安定が印象に残った。
なっちゃんの脱退(メンバーもMCで「卒業」とは言っていなかったし、なんでも「卒業」にする風潮は嫌いなので
この表現で良い)を受け、彼女たちに諸行無常感、一期一会感、切なさ、そういった感情を揺り動かす要素が
より一層強くなったように思えた。

きょう、最近レパートリーに加わった「め組のひと」や「WON'T BE LONG」を入れなかったのは、
ちょっと前までのももクロにおける、「ダブルアンコールで『あの空に向かって』をやらなきゃいけない空気」
的なものが作られてしまうのを避ける意図があったのかも知れない。
「月の雫」のサビの振りが簡略化されていたのは、たぶん「みんなもやってください!」対応なのだろう。

「め組のひと」→ラッツ&スター(田代まさし)、「WON'T BE LONG」→バブルガムブラザーズ(ブラザーコーン)ときて、
今回初披露されたカバーが「春~Spring~」→Hysteric Blue(ギタリスト)。
なかなかにクリミナルな選曲である。もちろん、曲の価値とはまったく関係のない話。
「8マン」はミラクルマーチの音楽性からするとカバーしづらそうだ。

たぶんこの定期公演は、
「1話完結ながらもそれぞれがつながっている」というようになるのだと思う。
平日の夜8時に、なぜかいつも「遠い」というイメージで語られる町田に来るのはハードルが高いだろうが、
いつものファン以上に、これまでミラクルマーチを生で見たことがない人たちに見てほしい。
そういった期待を抱かせてくれる第一回定期公演なのでありました。

5/4ヨコハマカワイイステージ ミラクルマーチ、PopLip、CandyKiss、KJK、でんぱ組

2013年05月05日 | アイドル
横浜開港記念みなと祭内イベント、ヨコハマカワイイステージ(山下公園 石のステージ)で
おこなわれたミラクルマーチ、PopLip&Candy Kiss、川崎純情小町、でんぱ組のライブを見る。
でんぱ組以外は2回のステージのうち後にやったほう(ミラクルマーチ15:15~)。

桜木町から山下公園まで歩くルート(*もちろん関内駅からのほうが近い)をとったところ、
「あれ?こんなに遠かったっけ」という気持ちになる(笑)。桜木町の側から見ると、港の一帯では
山下公園は最も遠い位置にあるのだ。

どうにか到着するとミラクルマーチが1曲目を歌っていた。
ミラクルマーチ曲順(20分):
恋のディスタンス
ひ・み・つ・の・シークレット
恋の乗車券
WON'T BE LONG

メタファーではなく実際に栗の花の匂いが充満する石のステージ(固有名詞)には高さがあり、後ろからもよく見える。
どの出演者にも固定ヲタがおり、加えてヲタどうしが補完する形で、ステージ中は常に熱い声援が飛び交っていた。
キャリアは浅いものの地に足の着いた活動を続け、上り調子のアイドル複数とも共演して「見取り稽古」的経験を
積んだミラクルマーチには堂々たる風格に近いものすらある。
明日5/5はホームの町田ターミナルプラザでトリを務める彼女たち。熱いイベントを期待している。

5分のインターバルを挟み、PopLip(10分・2曲)&Candy Kiss(10分・2曲)。
PopLipは最近の定番である腹出し+カモフラパンツ。各自がお腹にそれぞれの名前を書きこんでアピール(笑)。
ステージから下りてヲタとハイタッチしたり、AeLL.のファミザイルに近いムーブをやったり。
正月に見たときと比べると明らかに吹っ切れており、アグレッシブにチャレンジしているのが良いのだ。
この感じだこの感じ!

Candy Kissは1曲目をメンバー4人でやり、2曲目を全員でパフォーマンス。
ダンススクール出身のチームゆえ動きはさすがで、「ダンスをやっている女児に好かれそう」感がたっぷり。
ただ口パクなのと、MCが「一言一句決められているものを忠実に復唱」しているだけなので、
ダンスマシーン感ばかりが強いのが残念。もっと人間味を出してほしいっす。

PopLip(相模原)もCandy Kiss(多摩)も5/5の町田ターミナルプラザに出演するので、興味を持った方はぜひぜひ。

5分の休憩後、川崎純情小町(KJK)登場。20分・4曲。
声優アイドル感(実際に声優のメンバーがいる)が高いのが、ここまでの出演者と違う。
これまでに何度か見てオサレな印象はないのだけれど、川崎という土地柄をうまく表現した雰囲気と、
きっちりしたパフォーマンスが良いのです。
今日は4曲目にやった「川崎純情音頭」のBメロを聞くたびにシビれます。衣装が着物ふうなので、和のモチーフ縛りになって
しまうのかと思いきや全然そんなこともなく、今日初めて耳にした、自己紹介ロックな2曲目が非常にカッコ良かった。

ステージ開始前と終了後に女性MCが登場する進行はスムーズだったし、間に5分のインターバルがあるため、
微量の時間オーバーがあっても調整がきく構成になっていたのが巧みだった。
対バン詰め込み系イベントの常である、「どっかがオーバーしたために全部ずれ込む最悪の展開」になりにくいようにしていた。
ここらへんはさすが。

この時点で16時半くらい。せっかく久しぶりに港ヨコハマに来たのだから、でんぱ組登場までの2時間くらいを、
港の見える丘公園だとか元町だとか中華街だとかをぶらついて散策に費やす。
このあたりに来るのは20年以上ぶりなので、脳裏にある記憶の残像とかなり違っており、こんなはずじゃなかった感を
何度も経験。
港の見える丘公園のローズガーデンにあった品種のうち、レ・ミゼラブルの作者の名前を冠した「ビクトル・ユーゴ」。
絵に描いたようなバラの棘で驚いた。あれは感動する。
山下公園も港の見える丘公園も元町も、しょっちゅう「お前ら高そうな犬ばっかこれ見よがしに連れて歩きやがって」な
気持ちになってしまいました(笑)。
電車が埼玉方面とつながって以降、中華街の客が増えているという新聞記事を少し前に読んだ。
関係あるのかないのか、おそらく単にGWだからだと思うが、中華街は歩きにくいくらい人であふれていた。
「横浜って、近いのに旅行気分を味わえて楽しいなぁ」と満足しながら山下公園に戻る。

マリンタワーが点灯しているその足元で、いよいよでんぱ組が登場。
ヲタ熱い。ただ、直前に来た自分のような者でもよく見える(熱いし結構埋まっているけど余裕はある)。
当初は18:20~とあったのだが、天候が崩れそうなので前倒しにしたのか、握手会で時間がかかりそうだからか、
18:15にライブ開始。
でんぱ組曲順(40分):
W.W.D
少女アンドロイドA
キラキラチューン
でんでんぱっしょん
強い気持ち・強い愛
Future Diver
くちづけキボンヌ

ボクの前の人がサイリウムのバックスイングを大きくとるタイプで、殴られやしないか終始ヒヤヒヤしながらだったが(笑)、
ライブはエッセンスが凝縮されていて、でんぱにさほど詳しくない自分(*メンバーが100%わかるようになったのは
つい最近だ)にも楽しめた。
前のめりな熱量がライブ中ずっと漂っていて、今のでんぱ組のこの空気は、通過点であろう「今」しか味わえないのだと感じた。
それを実感しながらリアルタイムを過ごせるのが貴重なのだ、きっと。
2曲目にやった「少女アンドロイドA」が自分好みの曲調で、一発で引き込まれた。

このイベントに出たどのアイドルも物販・特典会があり、せっかくなのででんぱ組との初握手に臨んだ。
他のアイドルはステージから離れた物販テントを使っていたが、でんぱはステージの上を利用。
長蛇の列。握手会ではスタッフによる肩叩きはあったが強引な剥がしはなく、短いながらも会話ができた。
なんつーんだろう、「アイドルアイドルした感じ」ではないのだが、ちゃんとしていて好感が持てた。
特に印象に残ったメンバーでいえば、成瀬さんが一年前のライブのタイトルと会場(*ボクが初めてでんぱ組を見たライブ)を
きっちり覚えていて感心したし、もがちゃんは
*こんなふう(ツイート再録)で高まった。

アナウンスをしていた女性スタッフが、「ストリート・オブ・ファイヤー」でマイケル・パレの相棒を務める元・兵士の
女キャラみたいだった(笑)。

チャンスがあれば、でんぱ組をぜひまた観に行きたい。
アイドルの魅力って、あくまで固有名詞的なもの(たぶん読んでてよくわからないと思いますすいません)だという考えに
到達する土曜なのでありました。