ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

アーマーガールズ大和阿波踊りミニライブ(14~)

2014年07月27日 | アイドル
*当日のツイートの再編集+多少の加筆です。

神奈川県大和市でおこなわれている阿波踊りのイベントの一環。
大和は町田や相模大野や横浜と近いのに、駅前の風景はこのどれとも違い、
なんつーかこう、駒込とか大塚とかの雰囲気すら感じた。
アリスプロジェクトで大和といえば、一昨年大和の公園にアリス十番が来て、
それを見に行ったことがある

今回のメンバーは天木黒木伊藤窪田の4名。
GPS事件の人が伊藤さん、週プレスク水の人が天木さん。
ヲタはパッと見60-80人くらいか。祭りに来ていた人もちょくちょく。
基本的に天木黒木伊藤さんの3名がパフォーマンス、トーク部分で窪田さんが
加わる感じの進行。

全5曲
鋼鉄少女
A!chu!A!chu!↑
CLAP!
祭・アドベンチャー
ココロイド

イベント広場は微妙に日陰な反面、多少椅子がある客スペースは直射日光。
大和駅前はそう広くなくて逆に縁日感。直前に着いたが先客が去って円周の最前。
今日最大の驚きは、ひときわ小柄な天木じゅんさんの胸。水饅頭の如し。たわわ。

ライブ終了後、アーマーガールズチェキ会に参加して天木じゅんさんとチェキり、
その後はイベント広場で、シティポップ色の強い歌を聞かせるHarukaさんのライブを
最後まで見、雲行きが怪しくなったので帰宅。本編たる阿波踊りも見てくれば良かった。
でも楽しゅうございました。


初めてパフォーマンスにふれたアーマーガールズは、アイリッシュ音楽モチーフで新鮮。
フィドルの音が耳に残る。
アイリッシュ音楽ってアメリカのカントリーっぽい印象があるけれど、
アイルランドからアメリカに移民してきた人が多いので、そこらへんも関係あるのだろう。
メンバーはみな躍動感があった。スキップしながらステップする、みたいな
動きが多い。アイリッシュダンスを意図しているのかもしれない。
間近で見た甲冑は金属や革製。
全身に着込んでいるわけではないので動きは軽快ながら、慣れるまではそれなりに
キツそうな衣装。
アーマーガールズは仮面女子の中でもマスクがひときわカッコいいので、
マスクの着脱のドラマチック度も高い。

アイドルがオープンスペースでやる場合、ライブハウスで通常していることを、
ヲタごとパッケージにすることがあるが、今回はそういう感じ。
向こう5年分くらいの「はいせーの」を聞いた(笑)。
ヲタからは、「威圧的ではなくガラも悪くないがかすかに親衛隊っぽい」風味を感じた。
現代のアイドルは、ついているヲタ集団に特徴があることが多い。
アリスのこれは、事務所が理想とするファン像の影響があるのだろう。
初めて目にした一般客は相当面食らったろうが、ヲタはハチャメチャに見えて
無法状態ではないところは良かった。

まだ一度も足を運んでいないアリス常設会場・秋葉原パームスへも、
できるだけ早いうちに遊びに行きたいという気持ちを新たにしたのであります。





Silent Siren相模大野ステーションスクエア(16~)

2014年07月22日 | アイドル
PASSPO☆やprediaと同じ事務所所属のガールズバンド
新曲「BANG!BANG!BANG!」の予約イベント。今回は実際に楽器を演奏するミニライブ。
会場は駅ビルの中の吹き抜けの通路で、周囲には店もたくさん。
さらに建物のかたちからして(サンシャイン噴水広場をさらにモコモコさせた音になる)、
音がクリアに響かないので、音量の調整が難しい中での全4曲。
最初に新曲、ラストに「ビーサン」だった(と思う)。
今日は相模大野~町田という隣駅でのイベントで、メンバーもヲタも
移動は楽だったのではないだろうか。

ベースの山内さん(桜美林大卒)にとってはまさに地元ど真ん中だった模様

相模大野のイベントスペースは、平日夕方という時間にも関わらず、
主に学生世代を中心におおよそ埋まり、女の子のファンが圧倒的に目についた。
法被姿でコールをするヲタ、汚いmixを打つヲタ(いずれも男性)も。

サイレントサイレンの音は、バンド(g、b、key、dr)編成ながらエッジは強くなく、
全体の音像はふわふわしたイメージ。
ギターがリードボーカルなので、キーボードが通常のバンドのギター的な
役目という印象。これが魅力なのでとやかく言うものでもないが、
もうちょいジャキジャキした音だといいのだがなーと思うのであった。



BiS解散コンサート 横浜アリーナ(17:30~)

2014年07月08日 | アイドル
トレッサ横浜でのつばさFlyイベント2部終了後、すぐアリーナへ移動。

自分が到着した時点では16:40頃。
すでにアリーナ周辺は人でいっぱい。
あとで知ったが、多数のアイドルちゃんやデスマッチファイター葛西純も来ていた。
会場前にはグループの葬送のための献花台がしつらえられている。
当日券売り場にも列ができている。
開場時間が15:30と早かったため、入場時のストレスはなくすんなり入れた。
アリーナ内部はグッズ物販スペースや歴代衣装展示などがあった。

開場から開演までは、BiSのレーベルメイトのシンガーソングライター蜜矢
(「壇蜜の蜜と矢口の矢で蜜矢です」)がオープニングアクトを担当。
巨大会場という街の中でストリートライブをずっとやっている感じ。

中に入って驚いたのは、さんざん「チケット売れてない」と言っていたのが
功を奏したか、「埋まっていた」こと。
スペースをつぶしたり、虫食いの空席があったりはしたが、明らかにアレは
「埋まっていた」。
確認していないけれど、当日券目当てで来た人はおそらく全員入ることができ、
さらにまだ入れる余地もあったものの、埋まっていたと言える体裁になっていた。

BiSのことだから、きっと一筋縄ではいかない最後のコンサートだろうという思いを
おそらく会場が共有する中、スタッフが前説をする。17:47頃だったか。
通常の「アイドルのライブ」と違う、屈強なセキュリティが多数配備されていると説明。
会場前方のプレミアエリアは有刺鉄線や網で囲まれて隔離されている。
10万円払っている人たちだ。

歴代メンバーの一部を含めた、ウルトラ兄弟感あるBiSによる「nerve」、
マネージャー渡辺氏&サウンドプロデューサー松隈氏による客煽り→
「ウィー・ウィル・ロック・ユー」を経た時点では、
ボクはかつて同じ会場で見た
「ももクロオールスターズの、一般世間的な有名人はいない」版
的なものをイメージしていた。

18:10過ぎくらいだったか、ついに最後のライブが始まった。
本編1曲目は、最新にして最後のシングル「FINAL DANCE」。
そして全曲目はこれ(ビルボードジャパンのサイトのコピペ)。

00.nerve(feat.ユケ/りなはむ/ミッチェル)
01.FiNAL DANCE
02.プライマル。
03.nasty face
04.MMGK
05.error
06.マグマト
07.no regret
08.STUPiG
09.ODD FUTURE
10.Fly
11.Hi
12.DiE
13.MURA-MURA
14.BiSimulation
15.Hide out cut
16.あの頃
17.GET YOU
18.デモサヨナラ
19.IDOL is DEAD
20.ASH
21.BLEW
22.urge over kill of love
23.hitoribochi
24.I wish I was special
25.CHELSEA
26.PPCC
27.歩行者天国の雑踏で叫んでみたかったんだ
28.surival dAnce ~no no cry more~
29.IDOL
30.豆腐
31.primal.
32.ウサギプラネット
33.YAH YAH YAH
34.eat it
35.gugigi
36.animal
37.スピリットブレインシンドローム
38.マグノリア
39.My Ixxx
40.パプリカ
41.Give me your love 全部
42.サウザンボルト
43.YELL
44.太陽のじゅもん
45.ONE DAY
46.BiS
47.レリビ
48.nerve

新しいBiSからどんどん歴史をさかのぼっていくような構成。
「デモサヨナラ」の後、スクリーンにカウントダウンが表示される3分休憩が入るだけで、
あとはすべてノンストップ。フルコーラス。MCなし。自己紹介もなし。アンコールもなし。
全部終わったのは、21時半くらいだったと思う。

すごかった。

BiSは過激だったり下品だったりするイメージが圧倒的に強く、
最後もそちらを期待する部分+最後ゆえのしんみり、で来ると思っていたので、
何のギミックもない、ひたすらストロングスタイルで来るとは。
きっと、こちらの予想を上回るor裏をかくことはするだろうと思っていたが、
こういう、最もシンプルな形で予想が裏切られるとは。
手品はタネが簡単なほど強いということか。

予算がなくて派手な舞台装置を使えないという台所事情もあったようだが、
これまで取り立てて全力!アスリート!的な部分を強調してこなかったBiSが、
いまわの際で強靭さを見せてくれた。
6人それぞれ、BiSの曲を歌うBiSのボーカリストとして唯一無二だった。
特にプー&ウイカの二人の歌唱は力強かった。

BiSの解散コンサートを見たボクは、

「ふだん勇ましいことばかり言う人ほど、何かあったとき勇ましくなく、
ふだんおちゃらけたりおとなしかったりする人がいざというとき勇ましかった」

のにふれたときのような感動をおぼえてやまなかった。

これだけの長丁場だと研究員もずっとテンションを維持するのが難しく、
途中で明らかに場内から、「倦怠」「疲労」「オレ今何をやってるんだっけ」
的な雰囲気を感じることがあったのだが、先発投手が終盤再びパワーを取り戻して
完投するように、ラストに向かうにつれ研究員という大きな有機体が復活。
「レリビ」→「nerve」の2曲は、ハメルンの笛吹きプロデュースによる
ええじゃないか高速バージョン、といったものすごい破壊力だった。
その渦に巻き込まれ……いや、辛抱たまらんと自ら飛び込んでいく研究員たちと、
屈強なセキュリティによる激しいバトルが、あちこちで繰り広げられていたそうだ。
いいタイミングで場内で弾んでいた多数の風船も、正規の演出ではなく、
研究員が用意したものだと聞いた。

全曲ではないがほとんどの持ち歌を歌いつくし、切り札「nerve」が絶頂を迎え、
もう在庫がなくなったところで解散ライブは終了。

そしてその後に、渡辺マネからメンバーの「解散後の活動」についてのアナウンス。
それぞれ、バンド、ユニット、DJなどとして活動を継続するというお知らせ

「その後」が、今より明るい未来になる保証はないけれども、とにかく「その後」が
あるというだけでファンは安心するものだ。
大いなるストーリーの最終回然としたものを期待していた人にはちょっとアレだったかも
知れないのだが、ピースフルというか幽霊の正体見たり枯れ尾花というか、
解散ライブにボクはとても満足した。

ボクは以前から、BiSのネットに流れてくる話題だけはスポット的に知っていて、
たまにイベントやUstを見てライトな親しみを感じる程度だったのだが、
2013年1月のDorothy Little Happyとのコラボイベントをラゾーナ川崎で見て、
展開される世界の熱さ・異形感に完全にやられてしまった。
そのときに「ハマりそうだどうしよう」「でもBiSだしなぁ」と思った心の分岐点で、
「ハマりそうだ」を選んでおいて本当に良かった。

終演後、会場から駅への道には、見ただけで

つばさFlyや青山聖ハチャメチャハイスクール、Dear Dollなどがチラシ配りをしていた。
こういうのも大会場ライブ後の楽しみだw


そして解散翌日の出来事


7/8つばさFlyトレッサ横浜(14~/16~)

2014年07月08日 | アイドル
つばさFlyメンバーは、ここでレポートしているイベント後、
横浜アリーナへ移動、2000円のチケット(通称貧乏席)でBiSのライブを見、
さらに全編が終わって出てきた観客に、自分たちのチラシ、サンプルCDを配っていた。

つばさFly。
ちょっと前にネット上で話題になった、モーニング娘。の生田さんに
似た鹿木香里さん
を擁するグループ。
イベント会場トレッサ横浜は、例えば新横浜駅からはバスを利用しないと
ちょっと遠い距離。
そしてド平日であるこの日は暑く、イベント目当ての人が少ない以前に、
イベントの時間帯に、建物の外にほとんど人が出ていない状態(笑)。
それでも、マネージャーも兼ねるメンバー宮沢野乃香さんの詳細な告知
(会場へのアクセス、BiSライブに間に合わせるつなげ方の提案などを丁寧に解説。
さすがに自身がドルヲタだけある)が実ったのだろう、
初めて彼女たちを見る人たちも来ていた。

自分はと言うと、現在5人組の彼女たちが2人組だった頃、たまたま見た動画の感想を
ツイートしたのがきっかけでフォローに至り、親近感を持っているが、
まだ生のステージを見たことがなかった。だから自分も初観覧の客。
1部では、宮沢さんのマイクがちょっと具合悪いのが気の毒であった。


つばさFly1部
夕空花火
START IN MY DREAM
Unforgettable Days
Fly Again

つばさFly2部
Unforgettable Days
Fly Again
夕空花火
Unforgettable Days

衣装はグループの白いTシャツと、チェック柄のスカート、足元はブーツ(両部共通)。
前説のスタッフが、FM番組のDJのようないい声(笑)。
初めてのつばフラは、時にステージから下りて動き回るリードボーカル藤井勇綺さんの、
ハスキーで線の太い声と、テクニカル!では全然ないが、曲の世界にマッチした
重みある(もっさりとかドタンバタンではない)ダンスが印象に残った。
特に、神谷彩乃さんの動きからは一方的に情念を感じ取れた気がした。
藤井さんとともに初期からグループを支える相奈まいさんの、全体的に
マイペースな感じは、グループに安らぎを与えていた。

つばさFlyの曲は切れ味鋭いギターをサウンドの中心に据えたロックで、
真昼の、トレッサ横浜のファミリー空間だとちょっと違和感がある(笑)。
この後BiS解散が控えていたせいかも知れないが、ボクは内心で
「カッコいいなぁ…」とエモーショナルになっていた。
ロック系サウンドのアイドルは最近多く、食傷気味の方もおられるかと思うが、
ヘヴィネスよりスピード感、切れ味のほうが勝る彼女たちの音を、これからも
ボクは推していきたい。ロックサウンドのアイドルはたいていボーカルが
サウンドに負けてしまっているが、藤井さんの声は大丈夫だ。

ライブ後は特典会。1枚購入して全員握手に参加。
メンバーみんな、認知厨的に満足な結果でした!
次はぜひライブハウスで見てみたいのであります。
色分け設定はあるが、衣装は基本黒で固めたスパルタン加減がカッコいい。