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自分にとってのこの人は、「ミスター・ブーのアドリブだらけのマイケル・ホイ」であり、
「600万ドルの男」のオースチン大佐、あと「ベガス」のトニー・カーチスのイメージが強い。
土曜午後だったかにテレ朝でやっていた、海外スポーツを紹介する番組のナレーションを、
いわゆる広川節爆発で好き勝手にやっていたのも思い出す。好き勝手にやっていつつイヤらしさが
なかったので、知らないうちに引き込まれて笑ってしまっていた。
町田大丸(現modi)で土曜午後に収録し、日曜の夜にやっていたラジオ関東(現ラジオ日本)の
アイドル番組「ハローヤングラブ」の初代の司会者は広川さんだった。BIBIや杏里や金井夕子が来たとき、
観に行ったのは覚えている。他にも男性アイドルグループのフラッシュが来たときもなぜか観に行った。
当時の自分は「ラジオ番組をここでやっている」=町田なのに東京の中心とつながっている、
といった嬉しさが第一にあり、まだアイドルという存在に覚醒していなかったのが惜しまれるが、
もしその頃高校生くらいだったら、たぶん毎回出かけていたことだろう。
「ラブリー!」というフレーズが番組の挨拶になっていた。途中で流れる紳士服のCMの印象が強かった。
最後はかこつけて自分語りをしてしまったが、一大芸はこうして終わっていくのだとリアルタイムで感じている。
合掌。