五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

ラスト・ショー

2006-02-20 07:20:01 | 映画

1967年に開館し39年の歴史に幕を閉じる映画館「名鉄東宝劇場」へ、昨日足を運んだ。
(名古屋では有名な老舗映画館です。2006年2月24日で閉館予定)

”さよなら名鉄東宝 ファイナルシネマ”と題し、ファンサービス(700円)として
名作・ヒット作をラスト上映。2日間毎の日替りで、以下の8作品。
(ハウルの動く城、ダイ・ハード、エイリアン、タイタニック、明日に向って撃て!、
ゴッドファーザー、ゴーストバスターズ、ジュラシック・パーク)

どれも映画館でみたことあるんだけど、思い入れのある劇場が無くなるので最後に
もう一度大スクリーンでみたかったゴッドファーザーThe Godfather(1972・米)を鑑賞。

監督 フランシス・フォード・コッポラ 音楽 ニーノ・ロータ 主演 マーロン・ブランド
アル・パシーノ、ジェームズ・カーン、リチャード・カステラーノ、ロバート・デュバル
アメリカの巨大なイタリアン・マフィア(コルレオーネ・ファミリー)の抗争と
家族愛を描いたいわずと知れた作品。
TVでも何度も観ていたから、どのシーンも愛着がある3時間飽きさせない。
”ゴッドファーザーは、人生のあらゆる示唆に富んでいる”なんて言うと、メグ・ライアンに
言われちゃうね”男の人っていつもゴッドファーザーの話をするのね”って。
by ユー・ガット・メール You've Got Mail (1998)

昨日 とり壊される予定の映画館の椅子にうずくまりながら、新たに感じたこと。
映画ラスト近くに 三男マイケル(アル・パシーノ)が、退院後隠居状態の父親
ドン・ビトー・コルレオーネ(M・ブランド)に今後の事について相談しているシーン。
親子の愛情が、交わす言葉が少なくても静かに感じられるところにいたく感激した。
僕からもお礼を言うよ”ありがとう ゴッドファーザー”。これこそ不朽の名作!

追伸:名鉄東宝劇場は、ビルの6階にあるんだが3階にバスターミナルが入っており
バスの出入りの度に劇場が地震のように度々揺れる貴重な映画館でした。
(30年程前 中学生で初めてココで見たとき 地震!?ってビックリしたものでした。)

コメント (11)
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