五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

アメリカの香り。

2006-07-23 07:22:02 | 音楽
(前回に引き続き)最近、なぜかカントリー系の曲がお気に入り。
その昔キングストン・トリオThe Kingston Trioにも在籍し、モンキーズthe Monkeesの
”Daydream Believer”の作者としても知られているジョン・スチュワート!

「California Bloodlines/John Stewart」(1969)
これは、少し埃っぽいカントリー・ロック。ゆえにほとんど日本で彼の人気はありません。
このアルバムだって多分 日本では未発売。
現在でも米国では、J・ステュワートは多数のアルバムを出しています。
一部の熱心なファンには受けてるんでしょう、でも日本にはきっと入ってこない...。

このアルバムは、1曲目”California Bloodlines”から渋いカントリーで始まります。
2曲目”Razor Back Woman”は、2年前(1967)にでたサイモン&ガーファンクルの曲
”アメリカ”エンディング部分の旋律を上手く利用していて、お気に入り。5曲目
”The Pirates Of Stone County Road”では穏やかに母親が呼ぶ声のせりふが
あったりして、なぜかアメリカの香りがするんだ。

なんだかんだ言っても、僕もいきなりこのアルバムを手にすることはなかったよ。最初に
J・スチュワートの声を聴いたのはアルバムBOMBS AWAY DREAM BABIES(1979)
から。唯一のトップ10ヒット”Gold”(全米5位)でね。フリートウッド・マックのメンバー、
リンジー・バッキンガムとスティービー・ニックス(backing vocal!)が参加してました。

このアルバムで、梅雨なんてないアメリカの香りを嗅いでみては、いかが?
コメント (2)
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