五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

黄金狂時代

2013-02-09 14:32:10 | 映画

立春を過ぎたというのに今週末も冬型の気圧配置が続くようで、
近郊・岐阜県山間部でも朝晩は雪が降るという。早く暖かくならないか・・・。
チャップリンの黄金狂時代でも観て、凍える寒さを笑い飛ばそう。

チャップリンの黄金狂時代 The Gold Rush (1925・米)B&W
製作・監督・脚本・主演 チャールズ・チャップリン
物語;ゴールドラッシュに沸く雪のアラスカ。われらが放浪者チャーリーは、
凶悪犯や探鉱者の待つ吹雪の中の山小屋へ向かう。はたして金鉱を手にして
恋のライバルを打ち負かし、美しい踊り子との恋を実らせる事ができるのでしょうか?

パントマイムで磨いた芸・ギャグ、山小屋でのダイナミックなドタバタ芸の
“雨あられ”。吹雪の雪山のお話だから“雪みぞれ”なのかな!?(笑)

現在では、古典と語り継がれる名シーンおよびギャグの数々。
本格フレンチを頂く様なドタ靴の食事シーン、パンにフォークを刺してダンスを踊る夢のシーン
崖の上のポニョならぬ崖の上からずれ落ちかける山小屋、いつも銃口に追いかけられる、
空腹のあまり相棒が大きな鶏に見える、・・・などのギャグがいっぱい。

あまり語られていなくて、僕が好きなシーンは
愛する踊り子に、Xmasイブ夜の食事の約束を取り付け、嬉しさで部屋中を転げまわり
枕が破けるのも忘れ枕を相手に踊りまくり、羽毛で部屋一杯になるシーン。
チャンと落ちがついているのは、さすがです。
また、ドタ靴を片方食べちゃったので、最後までぼろ布を巻いているのが偉い。傑作!!!

ビバ! チャップリン

コメント (2)
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